音楽

拍手鳴り止まず

 ひゅうがの後はMMでのコンサートにいってきました。エフゲニー・キーシンのピアノリサイタルです。名前からわかるようにロシア人。1971年生まれですが若く見えます。当日券もなく、完売でした。全体的に女性の観客が目立ちます。

 さて、前半はプロコフィエフの曲。まずはバレエ「ロメオとジュリエット」から10の小品 Op.75より、少女ジュリエット、マキューシオ、モンタギュー家とキャピュレット家。うーん、ちょっと私には会わないですね。ただ、二番目のカキューシオはどこかで聞いた曲・・・・名探偵ポアロのオープニングの曲と思い出しました。
 次もプロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 Op.84「戦争ソタナ」。これも駄目。あいません。イメージがまったく浮かんできません。。。上手なんだけど・・・。現代音楽風で、音の変化が大きいからでしょう。私は作曲家により合う合わないがあるので・・・プロコフィエフは合いません・・・。でも、ほかの観客は拍手拍手。ファンの女性が多いみたいです。
 後半はショパンだから大丈夫かな?まずはポロネーズ第7番変イ長調Op.61「幻想ポロネーズ」。だいぶイメージが浮かんできました。ただ、途中からイメージが浮かばなくなり、後半混乱。
 続けてマズルカ Op.30-4、41-4、Op.59-1。これは明確。うん、こういう曲は好きです。
 そして、12の練習曲 Op.10より、第1番、2番、3番、4番、12番。この辺はいい感じです。そして、12の練習曲 Op。25より、第5番、6番、11番と続きます。上手ですね。後半は良い感じで終わりました。
 そして、アンコールですが・・・・これが終わりません(笑)。プレゼントを手渡す女性続出。終わって戻って、拍手鳴り止まず、再びお出ましになり、演奏。これが繰り返されました。
 さすがに終わっただろうと思って外にでたら・・・すると拍手が高くなった。で、ピアノの音が。うそ、また?で、中に入って聞きました。4曲目?
 それが終わってもまだ拍手続いています。さすがにこれで終わりだろうと思って私たちはでました。アンコールの曲のはり紙がありましたが・・・5曲でした。
ショパン:ノクターン第八番変ニ長調op.28-2
プロフィエフ:4つの小品Op.4より”悪魔的暗示”
プロフィエフ:歌劇「3つのオレンジへの恋:より行進曲
ショパン:ワルツ第7番櫻(この木片無し)ハ短調op.64-2しょ
ショパン:ワルツ第6番変ニ長調「仔犬」
 いやあ、新記録です、アンコール5曲って。普通は1曲か2曲。多くても3曲でしたから。18時開演でしたが、事実上、三部構成。私たちが帰ったのは20:45でしたから。

 似非クラシックファンでろくに知識もなく、エフゲニー・キーシンという弾き手がどういう人か知らないのですが(爆)、有名人なようですね。そして、上手です。超絶技巧という言葉がふさわしいです。また、来日するようなら聞きにいきたいと思います。

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ヒラリー・ハーン

 MMホールで行われたヒラリー・ハーンのヴァイオリン・リサイタルを聞いてきました。

 席はRB2-1だったので、上から比較的近くで見ることが出来ます。久しぶりにみたヒラリー・ハーンは相変わらず若いというか、やや幼い印象すら受けます。そろそろ30歳なので、白人女性にしては珍しいですね。
 最初は伴奏無しです。イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 ホ短調 作品27-4。いきなり、快調に飛ばしてくれました。お上手(当たり前だ)。我が家のお気に入りの某バイオリニストは出だし調子いまいちで、だんだん調子が上がってくるのですが、この方は最初からすぱんと立ち上がります。理屈はわかるけどまるで違う音が同時になっているようで見事です。前に聞いた時よりも良いのではないかな?皆の評価も高く、拍手の嵐。曲の合間なのに再度挨拶に出てきました。以降も同じです。
 次はアイヴズのバヴィオリン・ソナタ第4番「キャップの集いの子供の日」。ここからピアノの伴奏あり。ピアのはヴァレンティーナ・リシッツァ。写真だと何人?という感じでしたが(キエフ生まれ)、実物はロシアのおばちゃんに近いお姉さん(失礼)。華奢な感じのヒラリーと比べるとちょっとごついです。問題は曲。何にこれ?ピアノとヴァイオリンがばらばら。アイヴズはアメリカの作曲家らしいけど、近代音楽らしく?めためたな曲です。独創性は買うし、ヴァイオリンの演奏は見事なものだけれど、でも嫌いです。綺麗ではありません。ピアノの音が強すぎるし。これは・・・・いらないなあ。ヒラリーはこの作家が好きで好んで演奏しているそうですが・・・・。
 続けてブラームスのハンガリー舞曲集から、第10、11、12、19、5、20、21番。ブラームスなら大丈夫だろうと思ったらやはり大丈夫。今度はピアノとの同期がとれています。5番はCMにも使われている曲ですね。これは素晴らしいです。これで前半終わり。
 で、後半。イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調 作品27-6。イザイはヒラリーの先生の先生だそうです。これはのどかな曲。田園風景が思い浮かびます。うん、こうでないと。
 続けてイザイの子どもの夢 作品14。ここから伴奏。これものどかな風景。ちょっと夕日っぽいかな?
 次は問題のアイヴズ。ヴァイオン・ソナタ第1番。時々風景が見えるのだけど、すぐにぐちゃぐちゃになります。勘弁して欲しいです。なんでもっと綺麗に出来ないのかなあ。うーん、まあ、意図的なんでしょうね。これじゃ、ピカソの絵です。人は評価しても私は嫌いです。
 最後はバルトークのルーマニア民族舞曲。これよこれ。街の風景だったり、まさしく踊りだったり。そういう風景が思い浮かぶ曲。こうでないと!
 終わって、観客に白人女性が一人いたのですが、多分、その人らしい声で大きな、ブラヴォーが。アイヴズの曲を除けば本当によかったです。アンコールはヒラリーが「xxxのカンタービレです」と日本語で。「xxx」はパガニーニだと後でわかった。これもいい曲だです。作曲家の意図がどうかはわからないけど、こんな映像が頭に浮かびます。夕焼け小焼けで日が暮れて、遊んでいた子供が家に帰っていって、家に明かりがともって家族が夕食を食べて子供が寝て両親がしばし二人だけの時間をすごして寝るというような曲。そういう風景が見えます。
 で、拍手が続いたらもう一曲。ハンガリー舞曲集の5番を再度。これは何故か車で走っている映像が見えます。ワインディングをかっとんだり、集落にさしかかりゆっくり静かに走ったり、またアクセル踏み込んだり。いいねですね。
 いやあ、アイヴズの曲を除けば実に良いコンサートでした。映像の話をしましたが、いつも意識している訳ではないのですけれど、でも、歌詞のない音楽を聴いていると頭に映像が浮かびませんか?無論、実はそれは、例えば映画で使われていてその映画の映像が思い出されていたりすることもあれば、頭の中で勝手に他のイメージと結びついているだけということもあるでしょう。
 でも、私は音楽はそういう部分があるものだと思います。でも、アイヴズの曲にはそれがありません。いや、映像は出てくるのですが、すぐにぐちゃぐちゃになります。だから、ピカソの絵です。私はあの手の絵は好きではないので。写真のような絵であるべきという訳ではないですけれど、動き出しそうな絵、そういう絵が好きです。音楽も同じです。
 ま、曲によってはイメージがコンサートのイメージになる場合もあるのですけどね(笑)。ノリントン先生の指揮のCDを聞いているとノリントン先生が指揮しているイメージが浮かびます。(^O^;ノリントン先生、またこないかなあ?

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バリもピンキリか?

 日曜日に千住真理子プレイズ千住明withスーク室内オーケストラのコンサートを聴いていました。千住真理子氏のヴァイオリンといえば、デュランティ。そう、ストラディバリウス=我が家での通称、バリ(一般的にはストラドと略するようですが、)。私がこの楽器の音色が嫌いなので、「バリ」蔑称といってもいいかもしれません。世間では名器と言われ、もてはやされていますが、私は変な気持ち悪い音がするヴァイオリンとしか思えず、大嫌いです。
 しかし、先日、諏訪内晶子氏の演奏を聞いた時に驚きました。彼女がひいたヴァイオリンもバリのはずです。有名なドルフィン。しかし、ドルフィンの音色はあの私の大嫌いなバリのそれではありませんでした。この時は、今日はドルフィンではないのかもしれないと思いました。
 そして今回。デュランティを聞いて分かりました。これは時々、バリくさい音がします。しかし、その音色は素晴らしいものです。圧倒的な存在感。無論、主役ですから当然と言えば当然ですが、デュランティが鳴り出すと他の楽器の音が消えてしまいます。絶対的な音量の差ではなく、音の存在感が違います。
 相方とも何故、バリでもこんなに違うのか。年末に毎年聞かされるバリのあの嫌な音とデュランティやドルフィンは違うのか?一般的に考えられる原因は、バリでもピンキリで、ただのバリと名前がついたバリはやはり違うか、引き手の技量の違いか、その両方かです。技量の違いはあるでしょうが、とはいえ、嫌な音のバリの引き手も一流といわれる人です。そうするとやっぱり、バリもピンキリなんでしょうね。

 そしてやはり、その名器から素晴らしい音色を引き出せる引き手の技量も評価すべきなのでしょう。有名なだけではやはりありませんね。また聞きたいです。そして、他の名付きのバリの演奏も聞いてみたいものです。

 コンサートは撮影禁止なので写真はお昼のアンチョビキャベツスパゲティ。下ごしらえ相方、製造私。ま、作らされたというのが正しいか?味はまずまず。
 Lunch




 そして街はあちこちに電飾やらツリーやらでてきて、クリスマスモード一色ですね。大野駅にもこんなの出来ていました。写真はいまいちですが。
Tree

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