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1/31/20’:最近読んだ本

 もうすぐ本当にBREXITしてしまいますね。まさかなあ。どこかで踏みとどまるのではないかと期待していましたが・・・・。
 

さて、本題。

中公新書
 友原章典著「移民の経済学 雇用、経済成長から治安まで、日本は変わるか」
 必読です。イメージだけで語られていることが多いですが、移民が増えることのメリットとデメリットを経済学という観点から既存の説を消渇しつつまとめて述べたものです。どういうことかがよーーくわかります。どういうことか?モデルの作り方によりどうとも考えられるということです(笑)。そもそも「移民」の定義も色々です。どうデータをとるか、どこの国のデータを元にするのか?どういうモデルで考えるのか?それでまったく違ってきます。
 一つだけ言えるのは、治安の悪化はほぼなさそうだということだけです。雇用は現状で低技能(教育)の人は移民に取って代わられたり、賃金が低下する可能性が高いというのもほぼ間違いないでしょう。ただ、日本の場合、その労働力は不足しているので、それを移民で補う意味はあるとは思います。もっとも移民というよりも外国人労働者というべきかもしれませんが。
 日本は人口減少・高齢化という問題もあるので、デメリットはあるにせよ、人を増やすには移民を受け入れる他ないと思いますし、キチンと待遇することが大事だと思います。いずれにしても、イメージだけで議論することは避けるべきです。


 瀧浪貞子著「持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」」
 知識がない時代なので内容の是非について評価は出来ないのですが、史料が少ないため、解釈推測に主観が入るのは仕方ないとは思うものの、余りに著者の「想い」が入りすぎている印象を受けます。悪く言えば、持統天皇に肩入れしすぎ。もう少し、離れて客観的に見て欲しいです。
 それから持統天皇を除けば、直径子孫が皇位をつがない、というのはその前も後も同じではないでしょうか?逆に言えば、息子につがせようとしてその前に死去し、結果的に孫につがせたのが画期的で。それと譲位もこれが最初になるのかな?


 佐藤顕一著、「歴史探求のヨーロッパ 修道制を駆逐する啓蒙主義」
 よくタイトルを読めば分かったのに「歴史探求のヨーロッパ」という部分だけで買ってしまいました。悪い本ではないですが、私にはあいません。感想?うーん、ここでかけることだと「デカルト嫌い」かな(笑)。


洋泉社 
 歴史REAL編集部編 「カラー版明智光秀とは何者なのか?」
 便乗本と言えばそうですが、よく考えると余り知らないので買って見ました。中身はちゃんとしています。わからないことはわからないと。まあ、土岐流明智氏の出というのは、信長の平氏、家康の源氏程度の話ですね。
 後、ナンバー2だと書かれていて、そうかなあ?担当領域の広さなど考えたら秀吉がナンバー2じゃないかなあ、光秀は丹波攻略に手間取り、やっと終わった後は助っ人にかり出されて最後は本能寺の変、といイメージでしたが、京を含む近畿方面担当と解釈することも出来ます。なるほどね。

 私は、自分なら信長討てる、討てば天下取れる、とふと気がついて、そうか、今ならやれるじゃないかと思ってやってんじゃないかと思っています(根拠無し)。

光人社NF文庫
 北村賢志著「戦前日本の「戦争論」「来るべき戦争」はどう論じられていたか」
 必読です。戦前でもちゃんと正しい認識を持って本にしていた人がいるということがわかります。また、どこまで浸透していたかは別にしても一般でも戦後生まれの我々がイメージしていたのとは違い日米の国力差や航空機の重要そうは相応に知られていたこともわかります。それは戦争中にそれでもい日本は勝つ、と書いたものからですらわかります。今の我々には誤りだとわかる部分も勿論ありますが、今日でもこれ以下の認識の人はいくらでもいるという内容の本もあったことがわかります。

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