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2019年10月

10/30/19’:TMS2019:プレビューデイ移動編

 プレビューは14時までですが、思ったよりも時間を費やし、こちらを見終わったら13時前。本会場へそろそろ移動しないといけません。雨は激しく青海会場間の通路でも樋から大量に水が出ていて土嚢があった位(苦笑)。

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 普通なら歩きますが、今回はさすがにシャトルバスに乗ることにしました。
 一度外にでてシャトルバスは右手前方向だと理解できる看板があったのでそれにしたがっていきましたが見当たりません。東京テレポート駅まで戻りましたが看板もなく、バスもいません。どうなっているの?戻って入り口で聞いたら右手前ではなく、右だと。えー、私には右手前に見えたのだけど・・・・。シャトルバス乗り場まで少し距離はあります。大雨の中、傘をさして風に吹かれつついくと・・・長い行列。えー、プレビューデイなのに!!聞いたら少なくとも10分は待つとのこと。この風雨の中、10分も待てと!あり得ません。
 で、ゆりかもめか臨海線に乗ればいいのにぶちきれて歩き出しました(苦笑)。晴れていればたいしたことはない距離ですが、風が更に強くなり、傘がひっくり返し、それを戻して、を繰り返していたらついには骨が曲がり、最後は折れました。何バカやってんでしょう。これなら10分まった方がましでした。
 屋外は元々色々展示やイベントが予定されていましたが、この風雨ですべて中止。色々なクルマやバイクがカバーをかけられたり、そのままおいてありました。

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試乗コースらしい場所も。

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柵で歩行者通路をかこっていましたが全て倒れていました。
 かわったクルマ

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痛車。

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フェラーリのはカバーがめくれたのかも?

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 強風で倒れかけているものもあります。

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 金色のアヴェンタドールが雨ざらしにおかれていたのには驚きました。

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マセラッティとかアストンとか。

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晴れていたらこれを見ているだけで、かなりの時間が食われそうです。幸い?大雨なので、写真を撮影しつつ前進。が、風が強くで早く歩けず、やたら時間がかかり、なかなか着きません。なんか気分は八甲田山(苦笑)。
 見込みを大幅に超過してそろそろついたか?と思ったら、国際展示場駅とビッグサイトの中間地点位にでました。これなら、臨海線に乗るのが正解ですね・・・・。なんか、ビッグサイトのすぐそばに出るのだと思い込んでいました。びしょぬれだし、傘は壊れてしまうし、さすがに寒いし、何をやってんだか、さっぱり分かりません。傘は自分の携帯用のが小さいチビ傘なので、軽めでそれなりの大きさのを相方から借りてきましたが、買って返さないと・・・。25分位かかって、ようやく到着。

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 さすがに入場の待ち行列はありません。手荷物検査はあります。
 会場へ。こちらではシャトルバスは 待ち時間40分とかいっていました。プレビューデイでこれだから、通常の公開日だとシャトルバスは諦めるべきでしょう。位置関係から言えば、ゆりかもめよりも臨海線で一駅乗るのが良いと思います。特に雨だったら。メガウェブも見て回るならゆりかもめでしょう。もちろん、お天気が良いのなら野外展示物などを見つつ歩くのが良いと思いますが・・・雨だったら歩くのはお勧めしません・・・普通歩かないでしょうが(苦笑)。

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10/30/19’:TMS2019:青海会場その他ブース編

 青海会場の残りです。

 謎の環境省ブース。EVを二種と部品などを展示していました。また、温暖化が進んだ未来の天気予報の動画も流していました。AGV=All GaN Vehicleは、次世代半導体材料GaNを活用し、CO2排出量約20%の削減を目標とする、そうです。後輪に居ホイールモーター。

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ホイールはチューブレスでした。このEVはまあまだわかるんですが、その隣はスポーツカー。NCV=ナノセルロースヴィークル。植物を原料としたナノレベルの強化繊維:セルロースナノファイバー(CNF)を使ったスポーツカー。

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ショーカーとしてはいいけど、環境省でスポーツカーは意味不明です。ただ、素材は面白いですね。FRPみたいにつかってフロアを構成したり、他の樹脂と混ぜて色々な部品を既につくっていました。

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コストは不明ですが、既にほぼ普通につかえるようです。なかなか面白いです。しかし、何故に環境省!?

 その後、トミカコーナーに戻りました。楽しいね。

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ふとみるとなんとレジに誰も並んでいません。なので、初めてTMS限定トミカが買えました。プレビューデイだったのとサテライト会場で絶対的に人は少なく、買う人は既に並んで買っていたからでしょうね。
 その隣にキッザニアコーナー。メーカーが色々だしています。

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クレイモデルのは興味深いです。

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各社のモデラーのポスター展示があったのですが、その中にS-FRをデザインした人のがありました。他はタイヤ交換(スバルだったかな)とか。マツダは金型磨き!

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子供じゃないので(笑)体験は出来ませんが、見ているだけでも結構面白かったです。二日目に行った時に時間があればもう一度見に行ってこようかな?

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10/30/19’:TMS2019:青海会場小メーカー編

 正直なところ、大手メーカーのブースは一部を除いて余り面白くなく、テンション下がっていました。しかし、色々な小型EVなどのブースがありましたが、ここは面白かったです。

 タジマモーター。小型EVの色々なバリエーションで並べていました。オート三輪としか言いようがない、前輪は一つでバイクのようなハンドルのものと、

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小型の4輪。

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それにバス。

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小型のはどちも色々なバリエーションが展示されていました。作りは、まあ、簡素。出光とも提携しているようです。

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どこまで自社開発しているのかははっきりしませんが、パワートレインの展示もありましたし、一応自社開発なんでしょう。

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 FOMMという会社のEV。

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こちらはシートや内装は普通ですが、下回りがやたらこっています。

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11/6/19’追記:2回目に行った時に話を聞いたらペダルはブレーキで、パドルがアクセルだそうです。てっきりワンペダル操作でパドルは回生ブレーキ調整かと思いました。
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ダブルウイッシュボーンですよ。フレームもごついアルミの角材?レーシングカーみたいですね。まあ、少数生産だとこういうつくりの方がやり易いのでしょうか?でも、過剰なような??インホイールモーターです。隣にオープンスポーツカーもありました。

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こっちは発売未定。もしかして下回りは同じ?と思いましたが、違っていました。Tms20191fommsport4Tms20191fommsport5

全てインホイールモーターの四駆。へー。どこまで商売になるかは不明ですが、面白いです。

 高山自動車も健在。移動販売車は前回も展示されていました。

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その隣にBRZ/86をベースにした2シーターオープンスポーツカーS301。

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99台販売を目指し、型式認定も受けるらしいです。

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ドアと幌はロードスターだと言っていました(NDではなく、NCかも?)。FRPの皮にスチールの角材でつくったフレームです。そこにBRZ/86からひっぱってきたエンジンミッションサスペンションなどを載せています。皮を外していたんで、水平対向エンジンの高さがわかります。サスペンションごとBRZ/86そのままのようなので、BRZ/86でもここは同じでしょうね。横から見るとオイルパンと車軸の高さが同じ位。だれ?水平対向エンジンが低重心だといっているのは(笑)。

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ただ、車重は890kgだそうですから、だったら、ロードスターをベースにした方が良いのではないかと思いました。聞いてみたら、BRZ/86の方が生産台数が多いから部品の入手が容易だからとのこと。うーん、どうかなあ?


 マイクロ・スクータージャパン。まるでイセッタみたいなEV。

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つくりは正直ちゃちですが、まあ、イセッタもそんなものですからね。当然、これはイセッタをイメージしているのでしょうね?電動スケートボードの輸入販売が本来の商売のようです。

11/6/19’追記:2回目に行った時に話をきいたら、ちゃんとイセッタの許諾を得ているそうです。スイスで製造されているのことでした。

 その隣にトライク。今年はブースが小さい目。

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小型EVもありました。こっちもつくりはまずまず。

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 買取のアップルも小型EVを展示。カーシェア用だとのことですが、これ、タジマと同じ車ですね。供給を受けているのでしょう。

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 愛知県立愛知総合工科高等学校。「2050年月面で遊ぶためのモビリティ」というテーマで自転車(モトクロス用の)ベースに開発した4輪EV。TRE-4。

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0.5kWのモーターを二つ搭載し、それぞれチェーンで後輪を駆動する構造。

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聞いたら特別な制御はしていないとのこと。リアを独立して動かすので駆動系をシンプルにするためにモーターをわけたそうです。なるほどね。

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メーターがないねというとゴーグルだとのこと。ああ、想定は「月面」ですからね。先代のTRE-3も隣に展示されており、こちらは原付ベースの前2輪、後ろ1輪のものでした。

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こちらはモーターは一つ。どちらも前輪は変形ダブルウイッシュボーンで、それにより自立出来るそうです。

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なるほど。楽しいですね。これがそのまま商用になるわけではないのですが、高校生でこういうことができるのはうらやましい限りです。

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10/29/19’:TMS2019:プレビューデイ青海会場トラックバス編

 トラックエリアへ。UD。まあ、普通に展示。大好きなエンジン。

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いやあ、この位のだと車とは思えないですね。航空機か船です。最近、トラック系でよくあるConnected。実際にもうやっていますと。

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Hybrid実験車両 Raijin。

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自動運転実験車両 Fujin。

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それにちなんで人形もこれは楽しくてよいですね。

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で、そのFujin。センサーが後付されていて、位置との兼ね合いでハーネスが上にでているので不細工だと説明員の人が。

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聞いたら、トラックはまだ電動パワステではないのが普通で、別に運転手の油圧を好むからということではなく、コストの問題だそうです。これは自動運転のために電動に変更しているそうです。追従式クルコンは既に実用化されているものの、トラック運転手には好まれないと。前のトラックが75km/hで走っていたらそれにあわせられるのが嫌だとか。そういう時には抜くので要らないと。遅く走ると休憩時間が短くなるから嫌だとか。まあ、その結果、85km/hで走るトラックを90km/hで走るトラックが時間をかけて抜いている、という訳ですね(苦笑)。安全装備はふえつつあるそうです。
 
 いすゞにもエンジン。

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管理のデモとかも。フルフラットな床のEVトラックというか、トラクターですね。

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コンテナ車の牽引車ですから。ただ、なんで、こういう風にショーカーはへんなデザインにするのでしょうね。実際にこうなるとは思えませんが。
 連結バスがおいてあり、中に乗れましたが、先頭車両の後ろ左側に大きな箱があり、なんだろうと思いましたが、あれ、もしかしてエンジン??説明員にきけばよかったのですが聞き忘れました。

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 FUSOはなんかよくわからない展示。新しさを余り感じません。さらりと流しました。まあ、どこも綺麗なお姉さん立たせて撮影させていましたが。

 日野はいつもの通り、ダカールラリー車の展示。

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提供される食事の写真が面白かったです。

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FlatFormerというプラットフォーム。

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これはメカの展示もあり面白かったです。

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フラットなEVで、上に載せますが、自動運転ですね。これもタイヤはチューブレス。今回、ショーカーにはチューブレスタイヤが目立ちました。

 

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10/29/19’:TMS2019:プレビューデイ青海会場大手自動車メーカー編

 行ってきました。まずはプレビューデイ。が、あいにくの雨・・・というか、大雨。強風で大変でした。今回はビッグサイトの本会場と青海のサテライト会場に分かれ(オリンピックのせいで東館が使えないせいらしいです。まだ来年なのにどういうこと!?)、移動が必要で悩ましいです。反面、その間の通路でも色々展示やイベントをやることになっていますし、メガウェブにヤリスが展示されたりと、有料ゾーンと無料ゾーンを組み合わせ、一部でも見てもらえるようにはなっています。
 両会場の間は無料シャトルバスが走ってますし、ゆりかもめや臨海線で移動することも出来ます。また、その間の展示やイベントを見つつ歩いていくことも出来ます・・・・晴れていれば(苦笑)。
 雨だったので、駅から会場までが近い青梅会場をまずみて、それが終わってからシャトルバスで本会場へ移動するつもりでした。
 30分弱前に到着しましたが何せ激しい雨。入場待ちの列は屋根の何もありません。しばらく駅の出口にいて、20分位前にいったら既に結構並んでいます・・・プレビューなのに普通に平日きたのと大差ないような?傘をさして雨の中まって、ようやく入場というか受付開始。

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簡単な手荷物検査がありチケットを見せるとリストバンドをつけてくれました。これを見せれば再入場できます。で、中に入れるのかと思ったら・・・・また0900(プレビューデイなので)の開場時間まで外でならばされました。しかないのですが・・・なんとかならないのかなあ。雨だけではなく、晴れて暑い時もあるし、もう少しこの辺にテントでもいいから屋根を・・・。時間にになり前からようやく入場開始。かなりぬれました(苦笑)。TMS、私は始めての雨です。

 トミカブースには86。

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それを見て、キッザニアエリアを横目で見つつ、トヨタブースへ。ですが、社長が来年発売される車は一台もありません、といったように近未来の展示ばかり。e-RACERというEVのレーシングカーのハリボテはありましたが、実際にこのようなクルマをつくってレースをするという訳ではないのでしょう。

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他も普通のクルマではなく、未来の何か。

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謎の空飛ぶ箒みたいなのも。

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意図はわかるのだけれど、余りに未来にいきすぎ。これは私が望むモーターショーではないなあ。昔の86プロトとか、S-FRのあのわくわく感は今回はまったくありません。タイミング的に次期86にはちょっと速すぎると普通のモデルチェンジなのでプロトタイプを展示という訳にはいかないのはわかりますが、MR2復活の噂もちらちらあるので、ハリボテでもいいから、そういうショーカーを1台位置いてほしかったです。まあ、私が望むモーターショーではないというよりも、クルマのこれからが、私が望むものではない、ということを示している、と言えます。
 
ダイハツは発売予定の小型SUVを展示していました。

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全長ほぼ4m。車重980kgと書かれていましたが、本当にそんなに軽いのかな?FFでリアはトーションビーム。ただ、CVTですし、

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クーガの後継にするにはトランクも小さすぎて我が家にはあいません。

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GRコペンも展示されていましたが、違いはサスペンションなので、見ただけではなんとも。

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乗り心地が改善されているかどうか?それによっては、次期相方号の可能性はあります。ただ、CVTはかわらないとすると厳しいですね。ステージではショーカーやらなんやら。

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なんかミュージカルみたいににぎやかにやっていました。個人的には興味がわくものではありません。ああ、TsumuTsumuというのが例のドローン空母とか報じられていたものですね。

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ドローンはおまけで近未来の小型トラックのショーカーというべきでしょうが。物販コーナーがありました。そういえば今年はあちこちで見かけました。前はどうだったかなあ?ただ、テクノロジー系の展示はありません。昔は燃料電池の展示があったりしたんですけどねえ。寂しいです。。

 スバルは目玉は次期レヴォーグ。

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なんかえらくでかきて、レガシィ化しているような?そもそもレガシィがでかくなりすぎたからレヴォーグが登場したのではありませんでしたっけ?どうするのだろう?VIZIVとかいうSUV系のはりぼて。

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ああ、正確には既存のクルマベースに仕立てたもののようなので、ハリボテではありませんね。もう一つの目玉はE-BOXERです。エンジンとトランスミッションの間にモーターを挟み込んだHVですが(FRのHVにある形式と同じかな?)、ディスプレイの表示で説明はるもののカットモデルは無し。普通のとの違いはこのエンブレムだけ。

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こういうのは是非、カットモデルか、その部分の実物を展示して欲しいです。寂しいなあ。

 トヨタ車体の飛行機のビジネスクラスのようなミニバン?のデモは、前回もありましたね。

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その発展系のようです。小型リムジンバスというところでしょうか。ある程度の需要はありそうです。PMCV CONCEPTというのもありましたが、これも似たようなものかな?

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まあ、個人的には興味はありません。

 日産は救急車の電動ストレッチャーをデモしていました。

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これはいいねと思いましたが、内製ではなく、アメリカ製だそうです。提案はするものの、後は消防の予算次第。まあ、日本の消防は装備おくれているし、予算もないので導入されることはないのですかね?後はアウトドア用の特装車。

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10/24/19’:クーガvsカローラ

 今年もこの世が終わってしまいました。終わってしまった以上、落ち込んでいても仕方ないので、復活です。久しぶりの試乗記。
 カローラ・スポーツは良さそうでしたが、荷物室が希望よりも狭いので対象外でした。しかし、それベースのカローラが登場し、ツーリング(ワゴン)もあります。これなら、クーガと同等以上の荷物を積めるはずです。
 休暇を取った平時にまず私だけが見に行ってきたのですが、人が足らず、試乗に同行出来る人がいなくて、試乗は断念。後日、リニューアルオープンの人寄せパンダとしてGRスープラが展示されていたので、それを餌にして相方も連れて試乗させてもらってきました。

 おいてあった実車はツーリング(1.8L NAのG-X)とセダン(ハイブリッドのWxB)です。最廉価グレードと最上級グレード。なかなか興味深い組み合わせです。厳密に言えば、セダンがG-X、ツーリングがハイブリッドのWxBだと本当に一番安いのと一番高いのになりますが。G-Xは195/65R15のスチールホイール、

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WxBは215/45R17のアルミホイールです。

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 見た目は好みがあるでしょうが、悪くないと思います。

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リアはセダンの方が好きです。 

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 荷物室を見比べると床面積は以外にもセダンの方が少し広いです。こえは、セダンだとほぼ四角なのですが、ツーリングはリアハッチの端が半円形になっているため、左右の奥行きがセダンよりも少し短いです。

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積めるだけ積めばツーリングの方が搭載量は多いですが、後方視界の邪魔にならない程度に高さを抑えるとどちらも大差ありません。当然ながらツーリングのリアハッチの方が大きいので積み下ろしはツーリングが楽です。まあ、でも、セダンでも実用上は問題ないでしょう。
 板をめくるとテンパータイヤ。どちらもファルケンでした。

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 ところが後席に座ってみると、我が家の場合、ツーリングにせざるを得ないことが分かりました。セダンの方が開口部が狭く、乗り降りがしにくいのです。カローラのセダンでこれは問題でしょう!!!ツーリングはルーフがより後ろに伸びているので頭上の余裕がありますが、セダンだときついです。

ツーリング

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セダン

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全長はさほど長くはないので、後席に余裕はありません。乗ってしまうとセダンも大差ない・・・と言いたいところですが、頭上の余裕がツーリングよりもなく、ドアのガラスとの距離も狭く、かなり窮屈です。ちょっとよく分からないです。セダンである以上、後席に人は乗せるでしょうに。義父を時々乗せることを考えたら、セダンは不可です。私はセダンの方が好きなんですけど。しかし、後席が広いといえなかったアルテでもこんなに乗り降りしにくくはなかったし、ここまでせまっ苦しくもなかったと思うのだけどなあ。
 前席は十分な広さです。シートもまずまず。

G-Xはベーシックな布、

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WxBは合皮のスポーティーなものです。

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トヨタなのでステアリングはまともです。サイドブレーキはやはりなく、電動式。そのおかげでブレーキホールド機能はつています。サンバイザーにバニティミラーはありますが、照明は内臓されていません。まあ、蓋がついていたので、相方的には問題ないそうですが。

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ペダルも普通。

 メーターは普通のメーターで右側にLCDパネルがあります。

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写真取り損ねましたが、WxBだとLCDパネルが中心です。個人的にはこの古典的なメーターの方が良いですね。
 G-Xは加飾はなく、商用車チック。まあ、そういうグレードです。WxBだとダッシュボードなどにステッチ風の柄がついたり、ドアなどの内張りも布やらついて、メッキパーツも増えます。

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ただし、基本的な樹脂は、私が「塩ビみたい」というアルテやMR-Sの頃からトヨタが使っている見た目が安っぽいものです。ダッシュボードの上面などはソフトパッドが貼られてはいますが内装の質感は約200万円から、という車にしては寂しいです。これならフィエスタの内装の方がずっと勝ってます。内装地味、質素といわれるフォードのBセグに負けちゃいけないでしょう。Cセグなのですから。WxBは写真で見れば相応に見えますが・・・・。

 スープラに張り付いていた相方を連れてきて試乗です。買うとしたらツーリングなので、試乗もツーリング。シートは少し柔らかいですが、相方にはちょうど良かったようです。最廉価グレードですが、エンジン始動はボタン。アイドリングだと静かです。CVTですが、マニュアルモードはあります。ただし、押してアップ、引いてダウンなので、フォードとは逆です。
 さて、発進。敷地から出た時の感触はなかなか良かったです。乗り心地は良好、ボディもまずまず良い感じ。ただ、路面が荒れているとちょっとボコンボコンとした感じがします。タイヤに起因しているように感じます。我が家の好きな厚いタイヤですが・・・銘柄がBSのエコピアだったせいかもしれません。空気圧はディーラーの試乗で調べる訳にはいきませんが、かなり高いような?エコタイヤですからねえ。これは普通のにして、少し空気圧を落としたらかなり良くなりそうです。
 ただ、なんかうるさいです。ロードノイズかと思いましたが・・・・どうもエンジンです。2000回転でシフトアップしようとしても出来ません。あれ?結果的にエンジン回転数が2000回転位で走り続けることになったのですが、この位だと妙にうるさいです。音量が大きいというよりも耳障りな音です。ためしにDレンジにしたら、回転数が下がり静かになりました。Mに戻して引っ張ってみると3000位回すと音量は増えますが、音質は普通になって気になりません。まあ、エンジン音を楽しめるようなものではありませんが。
 ステアリングは軽めです。トヨタだなあと感じます。アルテもMR-Sもこんな感じでした。駄目ではないですが、好みからは外れています。後はブレーキなどは違和感はありませんし、視界も良好。動力性能も普通に走る限りは問題ありません。シートは私にはちょっと柔らか過ぎる気がしたので長時間乗るとどうでしょうか?
 CVTはやっぱりCVTでマニュアルモードもなんかどろんとしていて駄目ですね。これがまともなら、15インチ狙いで1.8L NAもありかなと思っていましたが無理です。タイヤも標準装着のものだと好みにあいませんし。それを除けば、問題点はステアリングが軽すぎることだけです。
 相方の評価も高く、不満はマニュアルモードで運転していた時にうるさかったことだけだそうです。シートはこれで良いと。乗り心地はとても良いとのことです。

 まあ、元々本命は1.2LターボのMTですから、このエンジンとCVTは関係ないし、タイヤも必然的に215/45R17です。銘柄は不明ですが、ここにあったセダンのは横浜のブルーアースGTでした。確かこれはトゥインゴGTと同じ銘柄だと思うので、もし、1.2Lターボもそれかそれと同等のタイヤなら問題ないでしょう。15インチが良いですが、バランスからはなんか17インチの方が良さそうにも思います。
 という訳で、もし、カローラを購入するとしたらツーリングのMTです。え?相方?大丈夫。クーガを一度も運転していないので、MTで問題ないです。サイドブレーキがないのは不安ですが・・・ホールドはありますし、スイッチも中央にあるのでなんとかなるでしょう。
 相方はシートはG-Xの安い方が良いといっていましたが、個人的にはWxBの方が良いようにも思います。まあ、MTを選んだ時点で、WxBしかグレードがないので、これで決まりです。
 が、しかし、その後、思わぬ事態が・・・・色がない!WxBというグレードはその名前の通り、基本白と黒しかありません。カローラの場合、もう一色ありますが、暗いパープルメタリック(スパークリングブラックパールクリスタルシャイン)で、ほぼ黒。私は明るい水色のようなシルバー(セレスタイトグレーメタリック)が良かったのですが・・・・。相方はダークブルーマイカメタリックが良かったと。赤(スカーレットメタリック)も普通の赤ではなく、ブロンズに近い色なのでこれはこれで良いかもしれません。が、白と黒ではどうにもなりません。カローラ失格(苦笑)。
 カローラスポーツだとMTでもグレードは複数ありますし、色ももっと多いのに、何故にカローラだとこんなに限定されてしまうのでしょう。あーあ・・。という訳で、クーガと勝負する前に終わってしまいました。

 一応、比較しておくとツーリングが明らかにクーガに劣っているのはステアフィールです。これはいつものことながら惨敗。まあ、クーガに勝てる車は現在の新車にはないので仕方ないですけどね。高速巡航は不明。シートがまけるかもしれませんが、WxBのシートで試乗していないのでなんともいえません。後席の居住性も負けていますね。は燃費、小回り、もちろんエアコン、荷物の搭載力も勝っています。乗り心地は一長一短。同じ銘柄のタイヤならツーリングが勝つかもしれません。エンジンは1.2Lターボに試乗出来ていないので評価不能です。
 カローラスポーツのようにツーリングでもグレードや色が選べるようになったら再試合、が今回の結論です。その時は1.2LターボMTにも試乗しないと駄目でしょうね。エンジンが嫌な音だと困りますから。それ位ならメガウェブでもいいかな?

 おまけでスープラ。

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相方はリアは気に入っていましたが、私はちょっと好みから外れます。TVRとかマーコスぽい感じで。フロントは良いですね。トランクはまずまずですが、ファミリーカーに使えるほどの広さはありませんね。

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まあ、3泊4日の旅行が限度でしょう。お土産控えめで。スープラを買うことがあるとしたら、基本的にはお山遊びをやめた後、ファミリカー兼用、になるはずなので、これだとちょっと辛いかな?
 エリーゼ=>GRスープラ
 クーガ+フィエスタ=>CセグクラスのSUVかワゴン
という体制なら、問題ないでしょう。ただ、フィエスタは相方号ですし、何かあったらほぼトゥインゴに乗り換え決定しているので、この組み合わせはないかな?いずれにしても、合計3台以下に減らす時でしょう。MTがAWしかなくなるのが問題ですが・・・。まあ、なんにしても乗り心地次第です。さて、いつ試乗出来ることやら?

 さて、元気を振り絞ってTMS2019に行ってきます。

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10/22/19’:生存報告

 生きております。精神的にはほとんど死んでいますが。理由は説明は必要ないでしょう。親戚に不幸はあるし、台風で大きな被害はでるし、気分は沈むばかりです。長い文章を書く気力もありません。ネタはあるので落ち着いたら書きます。とりあえず御報告まで。

 

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10/9/19’:吉田氏の記事その後

 届いてから読む暇なく、ようやくカーマガの11月号を読み終えました。例の記事への抗議はあったようで、釈明記事が記載されていたので、主義主張の違いはありますが、本件はこれで終わり。ま、私も抗議のメールは送りました。すると編集長からすぐに謝罪の返事がありました。そのことをここに書かなかったのは、何か関連するコメントが次号に掲載されるかをまっていたためです。自浄能力はあったと理解します。

 ただ、前にも述べたようにRSだSTだと入れても、分かりやすい目玉にしかならないので、フォードの日本におけるビジネスを継続させるためには、普通の量産車の魅力を一般消費者にどれだけ理解してもらえるか、にかかっていたとは思います。実際、RSの正規に輸入はなったものの 、フォーカスST、フィエスタSTが導入された時代はありました。しかし、その時に欧州フォードの輸入は一度途絶えたではありませんか。目玉だけでは数は出ません。ルノーにしてもRSとカングーだけだったのを現行ルーテシアやトゥインゴの販売が伸びたことにより今日があると理解しています(販売不振な車種も多いようですが)。
 なんにしてもフォードの日本市場への再参入を強く希望します。
 

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10/8/19’:エリーゼ退院

 あれ?入院の報告は?といわれそうですが、治療はすぐに終わってもう退院しました。行きに東名に乗って10分もしないうちに微風になって現象再現。入院なのでそのままオフせず乗っていったら環八に降りる前に渋滞。そうしたら、凍結していたエバポレーターが溶けたいのか、風が復活しました。しかし、ぬるい。あれ?コンプレッサーがとまっている??おーせんさんに着く少し前に再度冷たい風が出てきました。
 到着して診断を受けていたら、コンプレッサーが動作しなくなったとのこと。あれ?予想と違いますが・・・そういえば、時々ぬるいこともあったので、実はそっちが原因?ともかく、入院させてかりました。 
 すぐに連絡があり、エアコンのサーモスイッチの不良だったとのこと。それで冷えすぎて凍結したり、逆にとめてしまって冷えなかったりしていたようです。昨年のエアコン動作不良もきっとこれですね。間欠的だったのがついに壊れたようで。まあ、すっきりしました。
 気温は高くありませんでしたが、引きとっての帰り道、ゆるゆるとエアコン動かしましたが問題ありません。これで安心。(^^)まあ、すっきり壊れてくれて原因がわかってよかったです。

 なお、オーセンさんには、今エスプリのスポーツ300がいます。

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いいなあ。でも、もう買えても乗れませんね、これは。その隣の赤い二代目エランはハードトップが装着され、クーペになってます。

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珍しい。面白そうだけど、これに乗ると壊すな(苦笑)。その横はスプリント220。この色もいいですね。でも、パワーありすぎ。まあ、SC乗ってます。

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10/7/19’:金やん、死す

 失礼ながら、殺しても死なないような方でした。まさか、こんなに早く亡くなるとは・・・。もちろん、絶対的に見れば若くはないですし、亡くなってもおなしくないお年ではあります。しかし、金やんでっせ、軽く100歳まではお元気だと思っていました・・・。名前は出しませんが、いつ死んでもおかしくなさそうな人はまだ健在なのに・・・ 。

 私がプロ野球を見始めた頃、既に現役引退して久しく、大投手というよりは、ロッテの監督でした。その後は、好き勝手言っている解説のおじさん(笑)。後から色々読むと、選手時代、横暴で好き勝手にやっていた面もあるものの、当時としてはかなり現代的な考え方だったんだと知り、感心しました。

 私にとっては400勝よりも、投手最多本塁打(38本)の人です。江川(13本)や桑田(7本)も遠く及びませんでした。投手で出場している選手という意味では大谷が越えていますが、あれは、打者として出場したときのものですから、私の定義では対象外です。

 豊田泰光氏も同様に殺しても死なないうなイメージだったのにあっけなく逝ってしまったしなあ・・・。寂しいなあ。

 

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10/6/19’:クーガのバッテリー交換に苦戦

 エリーゼを入院させるためにはクーガを動かさないといけないので、先にバッテリーを交換しました。しかし、これが大変。AWなどの経験から準備と後片付け含めて30分程度のつもりでしたが・・・・2時間ほどかかりました(苦笑)。

 新しいバッテリーはボッシュのSLX-6H。1910051

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 ターミナルとホルダーは10mmのナットで固定されていますが、AWの中にいれておいたはずのラチェットがみつかりません。とりあえず、眼鏡レンチで外しだしたものの、ホルダーの反対側が低い位置にあり、眼鏡がとどきません。

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 ラチェット(ソケット)じゃないと無理です。どこにおいたかなあ?探し回ったら車庫で発見。
 これで外れる・・・と思ったら、奥まで入りません。ディープソケットでもまだひっかかり、ナットに届きません。

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 こんなに長い必要ないでしょうに。色々試して、先にソケットをラジペンでナットにはめてから、ラチェットを押し込んだら回りました。完全には入っていませんが、なんとか回りました。

 さて、バッテリーを外して・・・・上にひかかってはずれません。箱に入っているので上に引き出すしかないですが、ひっかかって外れません。よく見ると箱の前面が外れそうです。ラッチを押し込んで引っ張ったら外れました。

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 ふー。何故か虫の死骸があったり。綺麗にしたいですが、時間がないのでざっと掃除機かけてふいただけで断念。

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 新旧並べると・・・ボッシュの方が小さいですね。容量的には同等ですが(SLX-6Hは61Ah、オリジナルは60Ah)。

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とりつけてナットを・・・あう、閉めるのもやっぱり大変。最後にカバーをはめて・・・はまらない(苦笑)。

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 奥でひっかかって入りません。なんで?時間もないので今回は押し込んで終わり。

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 エンジンは無事にかかってエリーゼと入れ替えられました。ふー。

 なお、外したバッテリーの電圧を測定してみたら無負荷といはいえ、11.58V・・・交換しないでもエンジンはかかったかも?

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タフなバッテリーだなあ。救援してエンジンをもう一度かけているのに。寿命はつきていてこれかあ。

 しかし、カバーのついた箱の中に納められていて、ちょっと高級?なのは良いですが、知らないと作業性は悪いですね。出先で交換・・・って訳にはいきませんから、やはり交換して大正解。

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10/5/19’:桶狭間の戦い 新迂回奇襲説:その2:今川が撤退するとしたら?

 著者が主張するように今川は撤退中に攻撃を受けて負けた可能性はあるでしょうか?撤退が予定通りとはとても考えられません。しかし、何か別の理由で撤退を余儀なくされた可能性はあるでしょうか?元々は鳴海城の付け城も排除する計画だったのが、予定外の状況が生じ、止む無く撤退を開始したとすればつじつまはあいます。前衛が佐々らを打ち破り、義元が謡をうたった後でに緊急事態が生じ、急遽撤退を開始、信長がそこに攻撃をかけて、豪雨もあり、混乱する中、義元が討ち取られた、これならありえるでしょう。
 では、緊急事態とは何でしょうか?史料にはそれらしいことをうかがわせるものはありません。そのようなことは無かった可能性は高いです。しかし、史料に残っていないもののあった可能性を考えてみると・・・一つ思い当たりました。

 ポイントは刈谷城(面倒なので表記は現代のまま)です。岡部元信は鳴海城を開城し、駿河へ戻る途中で刈谷城を攻めたといわれています。落城云々は別にしても刈谷城を攻めて、城方に被害が出たというのは信じられそうです。では、何故、ここを攻めたのか?帰路にあった敵方だったから?当時の道が私にははっきりとわかりませんが、帰路にあるとは言えません。なので、敢えて、ここへ向かい、攻めていると思われます。

 刈谷城は水野氏の城です。「水野氏」といっても、元々は一枚岩ではないでしょうが、一般的には、当時は織田方だったとされています。 しかし、今川が大高城と鳴海城救援作戦を開始する際に、水野氏が少なくとも中立を保つように交渉した可能性はあると思います。知立から沓掛という経路から刈谷は離れてはいますが、側面には違いありません。ここが敵方であるとすれば、何らかの手当ては必要です。
 もう一つ。何故、大高城へ兵糧を運び込む際に先に、鷲津砦と丸根砦を排除しなかったのでしょうか?逆に何故織田側は妨害しなかったのでしょうか?丸根砦を攻撃ぜずに大高道を通過出来るのでしょうか?一つの回答は、大高道を通らず、知多半島側(南側)に迂回して入った、ではないでしょうか?水野氏が敵対していなければ可能でしょう。 p54の図にも大高城南側に二つの砦が描かれていますが、これが本当に実在したのかよくわかりませんが、少なくとも戦闘は起きていないようです。そうすると、当時、そこには無人だったかまたは敵対していなかったと思われます。ですから、 鷲津砦と丸根砦のみを攻撃したと考えられます。

 水野氏とは松平氏を介して関係がありますから、交渉は可能でしょうし、水野氏にしても大事なのは知多半島を中心とする自領の維持です。織田についたり、今川についたりしても不思議ありません。織田についたのは今川に攻められたためでしょう。ですから、織田不利、今川有利と見れば、今川の誘いに乗ると思われます。
 
 しかし、その後、刈谷の水野氏が再度調略され織田についたとしたら?その知らせが義元に届いたとしたら?刈谷から後方を脅かされます。大高城からも松平勢らをそのまま鳴海方面へ押し出すことも出来なくなります。鳴海城への補給は海路可能であったとすれば、最低限度の作戦目的は達成したので、作戦を打ち切って撤退することはあります。いや、単なる撤退ではなく、刈谷攻めに向かうこともありえるでしょう。

 もし、岡部元信がこれを知っていたまたは開場後に知らされたとしたら?帰路に刈谷城を攻めるのは極めて自然です。刈谷の裏切りで作戦は失敗し、義元は討たれ、鳴海城も放棄せざるを得なくなったのですから。私が岡部元信でも、怒りで何か仕返ししないと我慢できません。
 
 水野氏が今川についたことをうかがわせる話はいくつかあります。三河物語にも信元が松平と連絡をとっていたとする記述もありますし、刈谷の信近が今川についていたとされる話もあるようです。織田が勝ったので建前的には刈谷だけが一度今川についたと主張し続けるかもしれません。幸い?信近は岡部元信に討たれたとされていますので、死人に口無しです。

 明確な証拠はありませんが、味方・・・少なくとも敵ではないはずの水野氏が再び敵になったと情報が入れば、退路を絶たれる恐れがありますから、作戦中止し、急遽引き上げるということは考えられます。もし、著者の言うように今川が撤退中に攻撃を受けたのであるとすれば、このような状況だったのではないかとも思います。

 他に何かあるか?思いつくのは義元の急な体調悪化です。信玄や謙信のように突然倒れたら?そうしたら今川は撤退する他ないでしょう。その場合、敵方に漏れると大変ですから、味方に対しても、「義元が倒れたから作戦中止します」と通知することなく、とりあえず急いで撤退すると思います。大高方面にはとりあえず大高城に戻って次の連絡を待てと知らせるだけで良いでしょう。もしかすると急死していた可能性すらあります。真相を知っている武将らは織田に討ち取られているので、もはやわかりません。義元の首をとった織田の武将にしても寝ていた義元の首をとったとは言わずに戦って討ち取ったと虚偽の報告をしたかもしれません。真相を知りえる人数はそう多くありません。敵の大将の首を取るなどという大手柄は滅多にありません。だったら、臥せっていようが既に死んでいようが気にせず、討ち取ったと報告してしまうでしょう。

 想像たくましく言えば、織田の謀略も考えられます。具体的な手段は別にして、偽の謀反の知らせを義元へ届ければ撤退する可能性はあります。どこまで引くかは別にして、真偽を確かめるまで、織田とのこれ以上の戦闘は避けるべきでしょう。配下の武将でも良いですし、武田でも良いです。完全に信じなくても良いのです。リスクがあると判断してくれれば十分です。

更に言えば、本当に松平が今川と手切れして、織田についた、という可能性もゼロではないでしょう。神君家康公がそんなことをした・・・なんて記録に残せるはずがありません。証拠は隠滅されるでしょう。まあ、ただ、織田と同盟を正式に結ぶまで、八百長をやり続けたことになってしまいますが、さすがにそれは長すぎるかな??

 まあ、なんにしても、タイムマシンか何かが開発されないと確かめようはありません。今後、新史料が発掘される可能性は低いと思われますし。

 その3に続きます(少し後で)。

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10/4/19’:桶狭間の戦い 新迂回奇襲説:その1:今川は撤退しようとしていた?

 学研の雑誌、歴史群像 2019年10月号の50pからの、かぎや散人著「新解釈 桶狭間の戦い 信長は本当に「正面攻撃」で勝利したのか」の感想と対論です。

 著者は近年主流になりつつある正面攻撃性に対して疑問を呈し、従来とは異なる迂回奇襲説を唱えています。先に結論から言えば、興味深いものの、著者の考えには無理があると考えます。

 著者は信長公記の首巻写本の内、もっとも古いと思われるのが天理本であり、その記述は記述が他と異なる部分があり、甫庵信長記と似通った記載があるとし、甫庵信長記の史料価値を従来よりも認める立場です。確かに天理本の首巻の元は古いものであった可能性はありますが、天理本そのものが甫庵信長記の影響を受けている恐れもあるようで、個人的には素直に同意出来ません。一般的に言って、同じ系統の本で古い方が記事が多いというのは考えにくいでしょう。あるとしたら差し障りがあって後で削除された場合位ですが、今回はそれは当てはまりそうに思えません。甫庵信長記が出てから写本され、その影響を受けて付け加えられた可能性があると思います。

 また、今川側からみた記録として、三河物語を評価しています。私は信長公記と比べると当然ながら信頼性はかなり落ちると考えます。ただ、三河物語を書いた際に参照した今は失われた記録や経験者から聞いた話など、他の史料に残っていない事実はあるかもしれません。ですので、否定はしませんが、三河物語だけを根拠とするのは危険だと思います。

 さて、著者は当時の地形、街道を推定し、それにもとづいて記述しています。これはとても大事なことで、現在の地形で判断すると間違えることは多いにあります。ただし、著者の推定が正しいかどうかは、私の知識ではわかりません。この部分は概ね信じられそう、と思えるので、そのまま受取ります。

 著者の主張を簡単にまとめると。義元本隊も18日に大高城に入り、翌朝、鷲津砦と丸根砦を夜明けに攻めた際には中島砦からでてくる織田に備えるにために諏訪山か漆山に布陣していただろうとしています。しかし、織田は出てこなかったので、作戦終了し、帰還中に悪天候に乗じた信長の奇襲を受けたとしています。

 最後の戦闘が行われた場所の推定にはそれなりに説得力はあるのですが、それまでの経緯はかなり無理があると思います。
 
 天理本の記述を今川が撤退しつつあった根拠にあげているのですが、余り明確な根拠になっていません。攻撃前の信長の演説中、「引」を天理本は「引け」とおくっていないから、これは「ひく(退く)」と読むべきだと主張しています。一般的にはここは「かからばひけ、しりぞかば引付」としているが、突撃しようとしているのに敵が掛かってきたら退くことはありえないとしていましが、敵が優勢であることを考えれば、正面から受け止めず、一度引けということはあり得なくはないでしょう。また、この解釈が主張通り、攻めれば相手は退くはずだから、退いたら追撃せよ、という意味だったとしても、それは今川が撤退中ということを意味しません。相手は疲れているので、攻撃を受ければ、戦術的撤退をするはずという解釈でもおかしくないです。
 三河物語の記述にも撤退中と解釈できるとしていますが、これにしても、信長の攻撃後の記述と解釈することは出来ませんか?それに「徒の者は早五人三人づつ玉へ上がるのを見て、我先にと退く」の徒の者を敵と見ていますが、敵と断言出来ません。一時的に山の上へ移動中、または一時的に山から下りて前方へいっていた者が山の上の原隊へ戻ろうとしているだけとも思えます。いずれにしても駿河へ撤退中とは解釈出来ません。
 そもそも、織田側が今川は退却中と認識しているのなら、明確に敵は退いているというのではないですか?「かかればひく」というだけでは明確にそういったとは言えないでしょう。

 迂回奇襲の根拠も、義元らはこの辺にいたはず、それを攻撃したのだから、迂回だといっている訳ですが、そもそも義元がそこにいたという証拠や傍証すらなく、自分でAと推定し、だからBだと結論付けているに過ぎません。ただ、状況から考えて、著者が推定した場所に義元はいてもおかしくはないので、結果的には正しいかもしれません。しかし、明確な根拠はありません。

 また、撤退中に前衛(撤退中なので後衛になっていますが)が佐々らの攻撃を一蹴したのをみて義元がゆったりと謡をうたい、陣をはって腰を落ち着かせますか?繰引しているというのが著者の主張ですよね?むしろ、じっくりこれから攻撃しようとしているようにしか思えません。

 大高城は織田方の砦(付け城)に囲まれ、孤立したため、兵糧が不足していたと理解されます。そのため、今川軍は救援に出動したのですから(今頃、上洛説を唱える人はいないですよね?)。18日兵糧の運び込みには成功したと考えられる訳ですが、その段階で少なくとも鷲津砦と丸根砦は健在です。相対的大兵力で大高城へ入ることは出来たと思われますが、包囲されていることには変わりありません。ですから、翌朝、鷲津砦と丸根砦を攻めて排除したのですから。そういう最前線の城に大将たる義元が入るでしょうか?何かあれば孤立します。そんなリスクを犯す必要があるでしょうか?それに著者は最前線の城である沓掛城に義元本隊だけがいたら 善照寺砦から指呼の間にあって危険であると主張しています。沓掛城は最前線かもしれませんが、包囲はされていません。沓掛城が危険なら大高城はもっと危険ではありませんか?

 もう一つは大高城の規模です。現地に行ったことはありませんが、得られる情報からするとそれほど大規模な城には見えません。今川軍の兵力は正確にはわかりません。2万だ4万だというのはありえないとしても、当時でも織田が劣勢だったと考えられているようですが、1万位はいたでしょう。著者の言う通りに大高城に義元本隊が入ったと仮定します。2千と推定される(これは概ねこの程度と考えて良さそうです)信長本隊よりは多いはずですから、義元本隊は少なく見ても3千、いや4千はいるでしょう(五割り増し程度では圧倒的優勢とはいえないので)。松平隊と朝比奈隊は砦を強襲して比較的短時間で陥落させていますから、それぞれ千程度はいたでしょう。兵糧の輸送部隊や元々いた守備隊なども含まれば、大高城に入った兵力は少なく見ても、6千を優に越えるとと思います。果たしてそれだけの兵力を当時の大高城は収容出来るでしょうか?近隣に在住している著者にはこの点現地調査して欲しかったです。調査した上で収容可能問題なしと書いてくれれば説得力がまします。もちろん、全員を収容できなくて近隣で野営することはありえるでしょうが、沓掛城ならまだしも、包囲下の大高城では危険でしょう。

 また、著者は、鷲津砦と丸根砦を攻撃している間に、中島砦から織田が後詰に出てくることに備える必要があり、そのために義元本隊は諏訪山か漆山に布陣したとしています。夜明け(0438だったとしています)に攻めるので、後詰めに備えるなら義元本隊は2時には大高城をでないといけないのでほとんど仮眠しただけで出陣したはずとしています。なので、信長が出撃する際に敵は数は多いが疲れている、自分らは新手だといったのは誤認でも士気を鼓舞するためでもなく、正しい認識だとしています。しかし、本当にそんなことがありえるでしょうか?砦の兵力と比べれば大兵力とはいえ、夜間行軍です。それこそ奇襲を受ければ危険です。それを義元本隊がやるでしょうか?戦術上の必要性は認めますが、だったら、だれか配下の武将に千か2千程度の兵力を持たせていかせれば良いだけではありませんが?著者自身、18日に沓掛城にいたとすると、鷲津まで11kmだから3時間かかるので、夜明けにせめるなら午前一時半でて危険な夜間行軍をしないといけないと書いているではありませんか(大高城からとの時間差が30分しかないのも謎ですが)?

 更に鷲津砦と丸根砦を攻撃したのは今後海上から補給出来るようにするためとしていますが・・・p54の地図を見ると両砦は大高川の反対側です。海上からの補給の妨害はありえますが、基本的には陸路を封鎖するためのものでは?丸根砦は大高道、鷲津砦は丸内古道を封鎖するためのものでは?

 正確な数は別にしてかなりの兵力を動員したにもかかわらず、大高城へ兵糧を運び込み、二つの砦を排除し、海上交通路を確保しただけで、作戦終了して帰還するでしょうか?しかも、義元本隊が殿軍になったと著者は主張しています。部下のために2時に出発し、最前線へ夜間行軍し、帰還する時には殿軍?どれだけ義元は部下思いの良い人なんでしょう(笑)。後、鳴海城にいた岡部元信はどれだけ義元に嫌われていたんでしょうか(苦笑)。鳴海城は海路補給・交代要員の派遣が可能だったのかもしれませんが、それにしても、鳴海城の付け城を排除せずに帰還しますか?私が岡部元信だったら、切れて、織田方につきますよ(苦笑)。

 織田が篭城するが迎え撃つかの議論をしていた訳ですが、今川は最初から清洲などまで攻め込むつもりはなかったかもしれません。しかし、大高城までいって、鳴海城には何もしないで帰るのはさすがにありえないでしょう。

 今川が撤退していた、というのは、無理がありすぎると思います。

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