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信玄上洛

 Si-Phoneのゲーム紹介第三弾。ボードゲームをデジタル化したものです。システムもボードゲームそのまま。戦闘もダイスを振って解決します。ただし、所謂、6出ろ!システムではありません。シナリオは色々あります。
 1エリアは基本的には国ですが、大きな(広い)国は二つに分割されています。1ターンは1ヶ月です。勝利条件はシナリオによります。内政や外交などはありません。同盟関係はシナリオで定められています。各ターンには
 
軍備フェイズ
移動フェイズ
合戦フェイズ

があり、回復、移動、戦闘を繰り返します。

ユニット
 武将ユニットと兵ユニットの二種類があります。兵ユニットは更に、長槍、騎馬、鉄砲、山岳、僧兵の5種類があります。それぞれの兵ユニットは所属(本国)エリアが決まっており、1エリアには2兵ユニットずつあります。
 武将ユニットは、軍備、戦闘、指揮の三種類の能力がります。軍備は軍備フェイズでのチェックの際に加えることが出来ます(成功確率が増す)。戦闘は戦闘解決時に戦力に加えられます。指揮はいくつの兵ユニットに戦力を加えることが出来るかを示します。ほとんどの武将ユニットは戦闘力が1で指揮も1です。軍備の能力を持つ武将は貴重です。また、長尾景虎=上杉謙信の戦闘力は3で、べらぼうに強いです。
 兵ユニットは2戦力を持ちます。ステップロスすると1に減少します。種類により戦闘時の順番や回復、帰属の成功確率が異なります。

軍備フェイズ 
 ステップロスしたユニットの回復を試みることが出来ます。軍備の能力は無くても良いですが、必ず武将ユニットが必要です。ただし、回復出来るのはそのユニットが所属エリアにいる場合です。2ステップロスして壊滅したユニットは自動的に所属エリアに戻っているとして扱われますので、回復させることが出来ます。また、占領したエリアに所属するユニットを帰属させることが出来ます。
 
 ダイスを一つ振って、武将の軍備を加えた値が以下の基準値以上だと成功します。

帰属
長槍 3
山岳 4
騎馬 5
鉄砲 6

回復
長槍 2
山岳 3
騎馬 4
鉄砲 4


移動フェイズ
 武将、兵ユニットを移動させることが出来ます。軍備フェイズで回復、帰属した武将及び兵ユニットは移動出来ません。2エリア移動出来ますが、当然ながら敵エリアに入ったら移動はそこで終了します。
 自分の支配エリアには必ず1兵ユニットを残さないといけません。
 スタック制限は、武将が3ユニットまで、兵が6ユニットまでです。

合戦フェイズ
 敵対する勢力同士のユニットが同じエリアにいると発生します。そのエリアに入ってきた側が侵攻側です。
 戦闘は兵の種類により異なります。鉄砲、山岳、僧兵は侵攻側よりも先に攻撃することが出来ます。その後侵攻側が攻撃しますがこれは種類による違いはありません。その後、防御側の長槍、騎馬、鉄砲が攻撃します。つまり防御側の鉄砲は二度攻撃できます。

 武将ユニットはその戦闘力を指揮値の数の兵ユニットに加えることが出来ます。例えば、戦闘力2の兵ユニットに武将の戦力1を加えた3が戦闘力です。ダイスの出目がそれ以下だとヒットで、目標のユニットがステップロスします。

 戦闘解決は攻撃する都度行いますので、防御側に鉄砲、山岳、僧兵が存在しない場合には、侵攻側が有利です。例えば、
 防御側:長槍1ユニット:2戦力
 侵攻側:2ユニット:4戦力
だったとすると侵攻側が2ユニットいずれでヒットを得た場合、防御側は一度も攻撃することなく、壊滅して合戦が終了します。逆に
 防御側:鉄砲1ユニット:2戦力
 侵攻側:1ユニット:2戦力
だったとすると最悪の場合、防御側2ヒット、侵攻側0ヒットで、侵攻側が壊滅します。

 武将ユニットは戦闘で攻撃することは出来ませんが、兵ユニットが全滅していると攻撃を受けることがあります。ヒットを受けると討ち死にするか退却します。また、士気が低下するとユニットが残っていても退却することがあります。退却すると追撃を受けることもあります。
 武将を含む敵ユニットが全滅または退却するとそのエリアは侵攻側が支配します。騎馬ユニットは隣接する敵エリアへ二次侵攻を行うことが出来ます。

エリアの占領と喪失
 新しいエリアを占領すると軍備フェイズで帰属を試みることが出来ます。成功するとそのエリアに所属するユニットが1個登場します。せっかく占領しても早く帰属に成功しないと機動運用出来る戦力は増えるどころか減ります(そのエリアに1ユニット必要なので)。また、占領後の軍備フェイズでは当たらし武将を登場させることが出来ます。
 逆に自らのエリアを喪失すると武将ユニットを一つ減らさなければならなくなります。

同盟国と臣従国
 同盟国や臣従国のエリアに入ることは出来ます。しかし、それらのユニットを操作することは出来ません。侵攻を受けた場合に隣接する同盟国や臣従国から増援がやってくることがあります。逆に一緒に侵攻することも出来ます。

イベント 
 シナリオでは特定のイベントが発生します。プレイしてみるとランダムに起きるものと必ず起きるものがあるようです。今川義元はプレイヤーが今川でない限り、織田と戦うと合戦の結果によらず討ち死にするようです。浅井が六角から独立、といったイベントも起きます。

シナリオエディター
 使っていませんが、付属していますので、違うシナリオを作れます。小牧長久手の合戦なんかちょうど良いかも?後は北条攻めも再現できますね。天正壬午の乱なんかも良いですね。

感想
 一言で言えば、ボードゲームです(笑)。もう、そのまんま。シナリオの難易度は高く普通にやると勝利条件はなかなか満たせません。延長することも出来ますが、まあ、そういう時は普通は駄目です。エリアによらず1エリアに2兵ユニットしかなく、1兵ユニットは残さないといけないので、機動運用出来る兵力は支配しているエリア数と同じです。なので、3エリア支配していないと侵攻はなかなか成功しません。または卓越した戦闘力があるか、です。上杉謙信は+3なので、ステップロスしていない兵ユニットの場合、6が出ない限り、ヒットを得られますので、鬼のように強いです。とはいえ、1兵ユニットで2兵ユニットいるエリアに侵攻しても、最良で4ターンかかります。武将ユニットがいれば5ターン。2兵ユニットだとしても、最短で2ターン、武将ユニットがいると3ターンかかります。シナリオにもよりますが、このように戦力が少ないと上杉謙信ですらエリアを獲得するのは容易ではありません。武田は戦闘力2の武将が二人いますが、それでも厳しいです。逆にエリアを維持(防御)するのなら、2兵ユニットと1武将ユニットがいれば、結構粘れます。まあ、相手が3武将+6兵ユニットというゲーム上最大規模の大兵力だと厳しいですが、それでも1ターンで壊滅することはまずありません。ま、退却する先があると退却することはありますが。

 軍備の能力を持つ武将は少ないのでとても貴重です。占領したエリアで2ユニット帰属を成功させないと占領する意味が余りありません。成功するまで武将ユニットが拘束されます。

 色々やって勝てたのは二度だけです(苦笑)。
 「上洛でごじゃる - Road to Shogun -」。今川で上洛。勝利条件は京・摂津・河内・堺和泉を足利・六角・畠山・今川が制圧。これはまずは織田を妥当。信長+2兵に対し、義元と家康+3兵で攻撃し、史実と異なり勝利。その後は同盟国なので移動して、摂津、河内、大和を共同で占領し、あっさり勝利。
  「謙信上洛 - On the Road -」勝利条件は上杉ユニットが南近江か比叡山へ辿りつく。越中を支配した後、史実と異なり、飛騨へ侵攻。織田が越前と加賀で一向一揆と戦い信長以下主力が拘束されている間に美濃を占領し、南近江へ突入し、勝利条件を満たして勝利。ああ、途中、同盟国である武田は徳川を打ち負かし、三河を占領しました。これは全て、一向一揆が織田主力を拘束してくれたおかげです。再度やったら一向一揆が越前であっさり敗北し、織田主力が迎撃にきたので兵力不足でジリ貧。大敗しました(苦笑)。

 一つ注文を。シナリオを選んで開始する時にその説明をまず表示して欲しいです。勝利条件がわかりません。開始後、「解説」コマンドを選ぶとブラウザーで説明文が開いて見ることは出来ますが、最初にそれを表示すべきだと思います。
 
 シミュレーション性はいまとなっては正直低いですが、ゲームとしては楽しめます。元々はAndroid版があったようですが、スマホとかタブレットで遊ぶ方が向いているように思います。

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