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安倍政権を倒す方法

 自民党総裁選挙が終わり、安倍総裁が勝利しました。事実上、安倍政権が後3年は続くということを意味します(次の衆議院選挙で負けなければですが)。
 総裁選挙中にも反安倍デモやらコールやら行われていた訳ですが、そのようなことでは安倍政権を倒すことは出来ません。何せ投票するのは自民党員・党友(以下党員と略す)であって、一般国民ではありませんから。
 数字だけ見ると
安倍首相:553票(国会議員329、党員224)
石破氏:254票(国会議員73、党員181)
です。それぞれ405票ずつですが、国会議員票は無効が3あったそうです。
 実際の党員投票数(有効票)は64万票程度に過ぎません。国会議員票は同じとして、党員票が安倍首相74、石破氏331なら、合計で403対404で、逆転出来ます。
 石破氏が党員票を後123.5万票ほど得られれば、逆転出来る計算です。はい、安倍政権を倒す方法はそれです。自民党員になっていて過去2年間党費(年間4千円)納めていれば投票権を得られましたから、反安倍を唱える人達が123.5万人自民党員になって投票していれば良かったのです(ドント式で分配されるので細かい数はちょっと違うかもしれないけど、大雑把にはそんなもの)。
 年間4千円納めないといけないこと以外に実質的なデメリットはありません。選挙で誰に投票したかわかりません。議員は党員獲得のノルマがあるそうですから言えばどんどん入れてくれるでしょう。別に公安(笑)などによる身元調査がある訳ではありません(他党員は不可だそうですが、どこまで確認する・出来るのだろう?)。
 たらればを言えば、安倍政権が誕生した時に批判的な人達が次の総裁選挙で安倍総裁再選阻止のために党員になっていれば良かったのです。無論、前回は無投票でしたし、前回の安倍vs石破の際には制度が異なり、党員票の重みが違ったのですが、改正されて今は従来よりも重くなっています。
 前回再選された段階では、次はないはずでしたから、その時に入党して今回の総裁選に備えることは難しいかったとは言えます。ですが、少なくとも次の総裁選挙で相対的にましな人物を選ぶことを目指して入党しておく手はありえました。
 それは今からでも遅くありません。次の総裁選挙に安倍首相は出ないはずです。ええ、はずです。ですが、そもそも制度を変えて総裁戦に臨んで選ばれた訳ですから、再度制度を変えない保証はありません。また、制度は変えなくても、傀儡総裁を選ばせることもありるでしょう。ですから、今から自民党員になって次に備えてる意味はあります。

 ま、反安倍の人が自民党員になるのは実際には心理的抵抗が大きすぎて無理でしょうけれどね。でも、総選挙で自民党を打ち負かすよりは可能性はありそうですよ?

 と言いつつ、安倍首相は最長後3年で終わりと考えるのは危険かもしれません。総裁(与党の党首)になることは首相の要件ではありませんから。国会議員であり(文民という条件もあるけど、事実上今は関係無い)国会で首班指名を受けることで首相になれるのです。過去に与党第一党の党首以外が首相になった事例はあります。
 安倍首相にはいくつかの手が残されています(前述の再度党則を変えて、自民党総裁戦に出ることを除いて)。

1.傀儡を総裁にして、首班指名では自分に投票させる
2.自民党の過半の国会議員を連れて、離党して新党結成し、新党の党首になり、首班指名を受ける
3.総裁の任期切れ前に衆議院を解散し、選挙に勝って首班指名を受ける

 1.は前例はないでしょうが、国会議員の支持を維持すれば可能です。2.も同様です。3.は奇策ですが、自分が辞任(または罷免)されない限り、次の衆議院議員まで首相でいられます。つまり、ほぼ4年です。これは国民の支持が必要ですが、それさえ得られれば可能です。

 残念ながら反安倍自民党員が多数いれば1は阻止出来ますが、2と3には無力です。無論、あからさまに総裁任期切れ寸前にやれば批判は受けるでしょうが、選挙の争点を「私に後4年首相をやらせるかどうか」におけば可能かもしれません。例えば、2年後に何かを理由に解散総選挙をやって、3年後の総裁任期切れでも辞任しないということをすればさすがに自民党支持者からも批判されるでしょうけれど。

 なんにしても安倍首相には常識は通じません。何をやってくるかわかりませんよ。

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