« 心躍る車:トゥインゴGT試乗 | トップページ | フィエスタ vs トゥインゴGT »

981ボクスターvsトゥインゴGT

981ボクスターvsトゥインゴGT
 大興奮のトゥインゴGT試乗でしたが、冷静に考え直してみましょう。私の基本ポリシーは、右、MT、高回転型NAエンジン(7500位は回って欲しい)、前輪を駆動しない、出来たらMR、大きくない、です。トゥインゴGTはターボで高回転まで回せないというエンジン部分だけそれに反しています。過去にピー太郎がATだったので一つ反していました(レブリミットは7500に届きませんが、そこはSWや111Sなどと共に補欠合格としておきましょう)。なお、メーカーはRRと言っていますが、エンジンは後軸上に位置しています。これがRRだったら、SWはRRです。いや、エンジン横置きのMRの過半はRRでしょう。重量配分もエリーゼなどよりもずっと良好です。過去の車とイメージを重ねるためにRRと言っているだけで、実際にはこれはエンジン横置きのMRというべきでしょう。RRは本来は後軸よりも後ろにエンジンがあるものさすはずです(リアオーバーハング部分にエンジンがある)。

 その他の条件は、車庫に入る、サイドブレーキがある、パワステがない、出来たらオープン、です。残念ながらパワステつきで、キャンバストップはありませんからオープンには出来ません。ただ、オープンは走ることだけ考えればマイナスですから、あくまで「出来れば」だけす。パワステもついていない方が良いですが、いまやエリーゼ系やセブン系などでない限りついています。

 今、新車で購入出来る(頑張れば手が届く価格で)車の中で見ると、この条件を全て満たす車はありません。候補になりえる車でみると、

・ND:MRではない、パワステがついている
・エリーゼ スポーツ220II:SCで高回転まで回らない
・エリーゼ スポーツI(在庫が多少あり):高回転まで回らない
・86/BRZ:MRではない、パワステがついている、オープンに出来ない
・S660:ターボ、パワステがついている
・718ボクスター:ターボ、サイドブレーキがない、パワステがついている
・718ケイマン:ターボ、サイドブレーキがない、パワステがついている、オープンに出来ない。
・ZENOS:エンジンが高回転まで回らない。
・ゼブン160:エンジンがターボ
・ゼブン270:エンジンが高回転まで回らない。

という具合です。エリーゼ系とセブン系、ZENOSなら問題はエンジンだけですが、他は複数条件を満たしていません。

 オープンカーはスポーツカーではない、というのに従い、クローズドモデルだけ絞って、オープンに出来ないを外して見ると
・86/BRZ:MRではない、パワステがついている
・718ケイマン:ターボ、サイドブレーキがない、パワステがついている
・トゥインゴGT:ターボで高回転まで回らない、パワステがついている
という訳で大差ありません。

 条件以外にもそれぞれ難点はあります。

・ND:路面によっては乗り心地が悪い、高速巡航の乗り心地が悪い、シートとドラポジが合わない
・エリーゼ スポーツ220II:爆音マフラーがうるさい、高速巡航の乗り心地が悪い、速過ぎる
・エリーゼ スポーツI(在庫が多少あり):街中の乗り心地が悪い、エンジンがつまらない、高速巡航の乗り心地が悪い
・86/BRZ:エンジン音が悪い(嫌い)、乗り心地が悪い、2+2の2ドアでドアが長い
・S660:乗り心地が悪い、狭くて頭がぶつかる、レブリミットは7700だけど、実質的には上までまわらない
・718ボクスター:エンジン音が悪い(嫌い)、速過ぎる、大きくて重たい
・718ケイマン:エンジン音が悪い(嫌い)、速過ぎる、大きくて重たい
・ZENOS:空調がない(ヒーターもなくシートヒーターのみ)、ドアもない、アイドリングでの振動が酷い、速過ぎる。
・トゥインゴGT:エンジンのレスポンスが悪い、左足の置き場がない
・セブン160及び270:エアコンが無い、操縦性が独特すぎる。高速巡航?なにそれ(笑)。

 ほら、トゥインゴGTだけ特別難点が多いわけではないでしょう?まあ、高速巡航は試していないのでなんともいえませんが。

 ただし、お山を走ったらどうなるかはわかりません。そう重たくはないのでブレーキは平気だとは思いますが、パッド交換が必要になるかもしれません(MR-Sがノーマルで平気だったので多分、平気だと思いますが)。最大の問題はエンジン特性でしょうね。慣れるのか嫌になるか。慣れないと早めに手放すことになってしまいます。

 おまえ、本気で981から乗り換えを考えているのかって?ええ、そうですよ。981は良い車ですが、サイドブレーキが無いのにいらつくのと車庫での乗り降りが面倒なのと、そして何よりも、特別楽しくありません。更に消耗が大きく、コストが嵩みます。9月の車検まで今の乗り方をしたら車検の際にフロントブレーキパッドは交換が必要です。ディーラーはローターも要交換と言ってくるでしょう。タイヤは車検は通るでしょうが、おいしいところは終わっているでしょう。それらのコストを払って乗り続ける気力が失われつつあります。
 とはいえ、中古車を除けば、候補になる車は限られます。718系はやはり音が受け入れがたいです。値段も高いですし、そもそも乗り心地以外は同じ問題を持ちます(維持費はもっと高いかも)。NDはドラポジがやはり気になります。それとやはりフロントエンジンというのが。86は音がやはり駄目。S660は乗り心地が悪く耐えられません(3000km位走れば落ち着くという話も聞きましたが)。また、エンジン音は普通ですし、レブリミットはともかく、引っ張って楽しいものではありません。それにまじめに走るとソリッドディスクなのでフロントブレーキが持たないようです。エリーゼ系はいずれもエンジンが上まで回りませんし、SC(2ZR)だと速過ぎて爆音、NA(1ZR)だと乗り心地が悪化し、エンジンも面白くありません。ZENOSは乗りたいですが、さすがに耐えられないでしょう(苦笑)。あれはやはりサーキット用です。駐車してお昼どころか、トイレにもおちおちいけません。111Sに乗っていた頃だったら乗れるでしょうが、今はさすがに無理です。セブン系も似たようなものです。更にあの独特の操縦性は私にはあいません。

 総合的に見れば、やはりNDが最有力です。あの試乗車のSは楽しかったです。しかし、トゥインゴGTは楽しさでそれを超えます。そして、MR(私の考えでは)。高回転型NAエンジンを取るかMRを取るかの戦いです。幸い?タコメーターがないので、6000回転位しか回せなくても余り気にならないかもしれません(笑)。新車で買える車の中で言えば、有力候補なのです。

 ただし、中古車を含めると話はかわってきてしまいます。まだ、今なら2ZZ-GE搭載車があります(納得出来る程度の)。残念ながらエリーゼだと今買える(出物がある)のはエアバッグとSCがついていますが、エキシージならエアバッグ無しのNAがあります。街中の楽しさではトゥインゴGTが勝っても、お山車としては当然、エキシージがぶっちりで優れています。強いて言えば、速過ぎることかな(苦笑)。それと耐えられるか心配です。また、車に体が負けたら短期間で手放してしまいます。エキシージは981よりもお山でなら速いでしょう。最高速度なら981が上でしょうし、コースによっては981が速いでしょうが、いつもの「お山」ならエキシージの方が速いと思います。また、調子こいて走っていて気持ち悪くなるかもしれません。111Rのように。また、SCなら音はともかく、ターボほど違和感はないので、2ZZ-GE+SCのエリーゼもありえます。これは、過去最高の速さかもしれません(苦笑)。また2ZZ系は速過ぎるので、1ZRのS3も慣れれば悪くはないかもしれません。お山で遊ぶのならむしろその方が適している可能性もあります。

  まあ、981のエンジン音は好きですし、装備充実。相方も気に入っていますから、単純に乗り換え決定という訳ではありません。今度の9月に車検を通したら、多分、当分、981に乗り続けることになるでしょう。ND、トゥインゴGT、そしてエリーゼ系に今回勝てれば、当座、981が負ける車はありませんから。費用対効果というほどドライなものではありませんが、得られるものとかかるコストのせめぎ合いなのは間違いありません。981から得られるものとそのコスト、乗り換えた車から得られるものとそのコスト(エリーゼ系以外は下取りでおつりがもらえる)。さて、どれが正解か?

 コストとお山車を優先すれば、恐らく、NR-Aが正解でしょう。待ち乗りで楽しいのはAWがありますしね。それにNR-AもあのSみたいに楽しいかもしれませんし。

 ただ、それでも、トゥインゴGTほど、心躍るかどうかは?それ位、楽しかったです、トゥインゴGTは。今度、事前にお願いして平日でいいから高速道路を少し走らせてもらおうかなあ。それで問題なければ・・・・。

 また、無いものねだりをすれば、これでNAだったらなあ。うーん、GTのシャシーにZENのエンジン・・・はありえないか・・・。ああ、まあ、ボディの補強などはどれだけされているか不明ですが、ZENをいじればGTに近づけるかもしれませんね。もっともサスペンションはともかく、ステアリング系は難しいかあ。なら、GTのタービン外した方が(笑)。いや、それじゃあZENよりも遅くなるか。

 ああ、いじることを前提とするのなら、むしろ、GTのレスポンスをあげることを考えるべきかもしれませんね。えっと、何せ、ターボは趣味の対象外だったからよくわかりませんが、ブースト圧を下げて、圧縮比を上げて、タービンを小さく(小径)にすればいいのかな?うーん、タービン交換は難しいから、ブースト下げる?やはり。GTに仕立てた時にパワーアップしたせいでレスポンスが悪化したと見るべきでしょうか?圧縮比は9.5だから、昔のターボみたいには低くないですが。4AGもその位。
 このエンジンは直噴じゃないようですね。そういう意味でも今時のダウンサイジングターボとは違うのかも?レスポンスが悪いのはその辺にも原因があるのかどうか?まあ、音が良いのは直噴じゃないからでしょう。基本的には直噴の音は好きではないので。

|

« 心躍る車:トゥインゴGT試乗 | トップページ | フィエスタ vs トゥインゴGT »

クルマ」カテゴリの記事

コメント

圧縮低いからレスポンス悪い?w
本当に何も知らないんですね。

空冷時代のGT2とか、400馬力を超える大出力エンジンでタービン径も実用エンジンの様に小径じゃありませんが、物凄くフケいいですけど圧縮比が特別高いターボ車だったでしょうか。
RB26DETTも、当時の暗黙の了解だった日本メーカー独自の自主規制280馬力縛りの束縛を解放してあげた上で、きっちりとセッティングを出せば、ノーマルの圧縮比のままでまるでこれはNAエンジンか?と疑う程のレスポンスで応えてくれるエンジンでしたが、あれも圧縮比は高いターボエンジンだったでしょうか。タービンも実用車ばりに小径だったでしょうか。

あなた自身の好みにケチをつけるつもりもありませんし、否定もしませんが…
車に独特のコダワリや好みを持っているにも関わらず、あまりにもその「本質」を知らなすぎるのが見ていて滑稽ですね。

本当にかわいそうな人だ…
誰もいろいろ教えてくれたり諭してくれる様な方がいらっしゃらなかったんですね。
これからもあなたのまわりにはそういう方は現れないんでしょうね。
レスポンスを上げる為にわざわざお金掛けてタービンを小径に…w
素晴らしいです。
あまりにも間違った知識と凝り固まった概念で頭でっかちになってしまい、どんどんどんどん間違った方向へ、まるで自ら獣道へ向かってる様子は本当に喜劇として素晴らしいです。

ちなみに、ご存知なら申し訳ございませんが万が一、あなたの運転でエリーゼのフロント部分もしくはリア部分のバンパー相当部位をどこかにぶつけてしまったら、ボディごと交換となり莫大な費用が掛かりますが、どの辺はあなたのおっしゃる得られる対価(とリスク)には含まれてるんでしょうか?
以前の記事を拝見した際に、不安になるほど運転の基本に忠実に安全かつ確実に速い運転が出来てるんだろうか?
と強い疑念を持つに至るに十分なトンチンカンかつ的外れな内容を書かれてましたので、老婆心で書いてしまいます。すみません。

投稿: ほうほう | 2018年4月19日 (木) 15時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 981ボクスターvsトゥインゴGT:

« 心躍る車:トゥインゴGT試乗 | トップページ | フィエスタ vs トゥインゴGT »