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ZENOS E10 Roadster試乗

 前に見に行ったのですが、試乗車が入ったのでどうですかと案内があったので乗せてもらいました。
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試乗はE10で2L NA(フォード製)です。200馬力@6800回転、210NM@61000回転。タイヤは前195/50R16、後225/45R17。試乗車はオプションのAvon ZZRでした。まあ、Sタイヤに近いですね。
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オプションの6速ミッション搭載(標準は5速)。
 幅は1870mmありますが、全長は3800mm、700kg(カタログ値)なので、幅が広いエリーゼという感じ。ドアはなく、上から乗り降りしますから、我が家の車庫でもなんとかなるでしょう。
 フロントサス。
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 リアサス。
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 さて試乗です。左手をロールバー、右手をボディの縁について、左足を入れて、左手で身体を支えて右足をいれて座りました。大変そうに思えますが、エリーゼで幌やハードトップをつけたまま乗り降りするのと比べるとそう大変でもありません。
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シートの調整はを前後だけ。まずクラッチ中心に合わせたら、ちょっと手が遠い感じがしたのでワンノット前に出しました。クラッチもしっかり踏めるのでこの方が良いでしょう。クラッチそのものは軽いです(AWよりは重たいですが、981よりは軽い)。ペダルのレイアウトは良好。ただ、フットレストは手前過ぎます。余り使えないですね。
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視界も問題はありません。ドアミラーの調整は手ですが(エリーゼと同じ)。ポジションはエリーゼと似ています。問題ありません。強いて言うのなら、シフトレバーの位置がやや高く、少しレバーが長すぎる感じがしましたが。
 エンジンはスタートボタン。メーターは正面に小さいLCDパネルがあって、タコメーターとデジタルの速度が表示されています。
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中央部により大きなLCDパネルがあり、スイッチで「左タコ、中央速度、右燃料と水温、下にODOとトリップ」
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「左油圧と電圧、中央タコ(速度デジタル)、右燃料と水温、下にストップウォッチ?」
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「設定画面」に切り替えられます。
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 エンジンをかけると振動がもろに伝わってきます。エンジンマウントはリジットかかなり硬いようです。よく見ると右のドアミラーは増えています。左は震えていません。エンジン本体が右寄りだからでしょうか?暖まると振動は減るということでしたが、実際には大差ありませんでした。マッサージ器並の振動です(苦笑)。
 クラッチだけで発進。軽いので問題なく発進出来ます。ただ、予想よりは低速トルクは無い感じがします。エリーゼS1の方が楽ですね。ステアリングを左にきって敷地から道路へ・・・う、重い。(^^;AWやエリーゼよりもかなり重たく感じます。フロントタイヤがやや幅広くグリップが高いからでしょうか。走り出したら軽くなりますが。
 走り出したら意外なことに乗り心地が良いです。とまっている時のエンジンの振動やサスペンション形式やら構造、タイヤからはほぼ公道をレーシングカーで走るようなものだと思っていましたが、そんなことはありません。走りは滑らかですし、車の動きもほとんどなく姿勢は安定しています。いやあ、これは驚きました。我が家のピー三郎なんかよりもずっと乗り心地は良いです。これはエリーゼS1を超えているかもしれません。大きな段差を乗り越えると相応に突き上げはありますが、マンホールの蓋程度だと「なんか踏んだ?」という感じ。ある程度凹凸があってもすっと滑らかに走ります。なんだろうこれ?ボディ剛感は非常に高いです。
 やはりシフトレバーがちょっと遠いですね。一度間違えて3速発進してしまいましたが、発進は出来ました。ただ、エンストしかけたのでS1と比べると低速トルクは無い感じがします。S1だと3速でそのままどこどこ走り続ける感じでしたから。ZENOSではそれはありませんね。
 前があいてちょっと踏んでみました。そうしたら・・・爆音(爆)。排気音ではなく、吸気音やらエンジン本体の音やらが響いてきます。ま、吸音材なんてないですし、リアガラスもありませんからね。しかし、これで通過音規制を本当にパスしているのかな?(^^;;700kg(カタログ値)で200馬力ですから当然速いです。ただ、まあ、使い切れないほどのパワーではないです。ただ、メーターは6500から上が赤になっているので、思ったより上まで回せないようですん。そこまで試せませんでしたが、7000位でリミッターが作動しそうです。
 そうそう、ブレーキはサーボ無いので注意して下さいと言われましたが、問題はありません。ま、S1の経験があったので気になりませんでしたが、未経験だとちょっと驚くかもしれませんね。S1と同じで私はこのブレーキは好きです。あ、当然、ABSなんてありません。
 風の巻き込みはほとんどありません。次第に暖かい空気が足元から出てきました。ラジエーターは前なのでそこの空気がどこからか流れてきているのでしょう。これだとやはり暑い時には乗れませんね。秋から春が限界でしょう。夜ならまあ、もう少し気温が高くてもいけるかな?
 ハンドリングうんぬんを試せる試乗コースではありませんが、それは問題はないでしょう。そういう走りをするための車ですから。
 交通量が多かったのでしばしば停止したので振動でかなり痛めつけられました(苦笑)。走っていると振動は逆に無くなります。とまっている時は乗り心地最悪、走っていたら最良という変な車です(笑)。戻ってきて広い道路から戻ってきた時に乗り越えた段差だけはきつかったです。降りて見たら、やや身体が揺れていますが、すぐ収まりました。これはアイドリングの振動のせいでしょう。
 いやあ、参りました。正直なところ、面白そうだったもののもはやこんな車には耐えられない、ということを確認するために試乗させてもらったのですが、走っていれば平気です。楽しいです、この車。いいなあ、これ。まあ、アイドリングの振動がどれだけ身体に響くかは長く乗ってみないとわかりませんので、仮にこの車を買って、お山にいったらたどり着く前に人間がへばるかもしれませんけれどね(苦笑)。
 車両価格は約700万。ただし、為替変動もあり、値下げはしないものの6速トランスミッションを標準にするかもしれないそうです。ただ、個人的にはそれよりもフロントスクリーンを標準にして欲しいですけれどね。あ、そう、ベースだとフロントスクリーンついていません(笑)。
6速ミッションが約47万、フロントスクリーンは約50万。それとゲットホームウェザーフードとストームキャップとセットしたウェザーパック約57万円。運転席シートヒーターが約6万なので、私が買うとしたら、ウェザーパックとシートヒーターつけて700+57+6=763万円。うーん、高い(苦笑)。いや、内容を考えたら決して高いとは言えないのですけれど、年に精々、4、5回お山へ行くための車にしては高いですね。981と違って普段使い不可能ですから(苦笑)。
 それに確かに良いのですけれど、2Lで200馬力はちょっと速すぎるかもしれません。それならエリーゼの方が良いのではと言われると反論出来ません。S1ですらこれよりは普通の車ですから(笑)。悩ましいです。車そのものは本当に良いです。振動さえなければエリーゼよりも快適でしょう(除く空調)。
 10年前だったら、まだ年に数回サーキットに行っていたら、この車は楽しいし、良いでしょうね。夜のお山にも最適でしょう。寒くなるとABSがないので要注意ですが。でも、今の生活だとなあ・・・でも、いいなあ、欲しい。いや、欲しい。ただ、7000位までしか回せないというのがどうかな?そこはひっかかりますね。もっともこの車で7000も回すとうるさすぎて耐えられないかもしれませんが(笑)。
 という訳で、まさかの今年乗り心地ナンバーワンです。(^^)

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