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フォーカス1まとめ

 フォーカス1を代車に借りて200kmほど走りました。何度か感想を述べており、重複する内容もありますが、ここにまとめておきます。憧れのフォーカス1に乗った記念です。

 借りたのは1.6Lのベースグレード。
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アルミホイールはついていましたが、ステアリングはウレタンでマニュアルエアコンでした。エンブレムなどはなかったのですが、恐らく、ユーロプラスでしょう(最廉価グレードのGLXにアルミホイールとフォグを付けたもの)。2005年7月登録。走行距離は24400kmほどと余り走っていませんでした。
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外観は小傷はあり、また樹脂部品の変色なども見られます。でも、内装は距離相応に綺麗です。細かくみるともちろん、傷やら劣化はありますが。
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 パナソニックの小さいポータブルナビとETCはついています。シートはファブリック。

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走行距離のわりにはシートのクッションにへたりを感じます。シートの調整は前後とシートバック、それに座面の高さですが、残念ながら高さを上げると座面の後端の方が上がってしまいます。
 ドアミラーはリモコン式ですが、左側は壊れて動きませんでした(苦笑)。もっとも私のポジションに合っていたので実用上問題はありません。後は快適装備はありません。ヘッドライトはハロゲンですし、オートライトなんてものもありません。トランクは普通の車と異なり、キーをアンロックしてもそのままでは開きません。運転席のスイッチを押すか、キーで開く必要あがります。リモコンでも出来るはずですが反応しませんでした(苦笑)。給油口もキーで開きます(古い世代の欧州車では普通ですね)。ああ、キーはちょっと変わっています。良くある平たいものではなく。棒状のものです。
 パッケージングの妙で室内空間は広いです。前席にも余裕がありますし、後席も広いです。
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足元、頭上とも余裕があります。そしてトラックも広くて深く、クーガよりも搭載力はあるかもしれません。
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全長は4.17mですが。素晴らしいです。
 フロントは下側にアンダーカバーがあり、フロントサスペンション(ストラット)はほとんど見えません。
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リアはマルチリンク。
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Cセグにこれを投入したのはフォーカス1ですから。(^^)もっとも最近はまたトーションビームへの回帰が見られますが(ゴルフ7もマルチリンクは「松」だけ)。
 タイヤは 195/60R15で、ACHILLES PLATINUMと書かれたインドネシア製でした。2010年36週製造なので溝はありますが、賞味期限切れです。
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 フロントのボンネットはクーガと同じでフォードマークをずらせてキーを使って開けます。
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ダンパーはなく、古典的にフックをひっかけてささえます。
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1.6Lにしてはエンジンブロックは大き目に思えますので、2Lと共通なのでしょう。バッテリーは随分大きいのがついています。アイドリングストップなんて代物は当然ついていないのですが。ボンネット裏にはベースグレードですが遮音材が貼り付けられています。
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 運転席に座ってポジションを合わせるとステアリングの位置が一番下まで下げてもやや高く感じます。シートを上げるとシート前縁が相対的に下がるので具合が悪く、少し上げただけに留めて後は我慢しました。問題はそこだけです。ペダルはぴったり・・・ということはブレーキペダルはやや左にオフセットしているということです。
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左足ブレーキには最適ですが。ミラーなどの視界は良好です。
 メーターはシンプルに速度、回転、燃料、水温だけです。トリップとODOはデジタル。オンボードコンピューターどころか外気温計もありません。これはちょっとさみしいですね。
 エンジンは当然のようにキーを差し込んで回してかけます。アイドリング時は、時代年式を考慮すれば私は十分静かだと思います。さすがCセグです。残念ながらトランスミッションは4ATで、マニュアルモードはありません。L2DNRの選択で、OD(オーバードライブ=4速)の解除が別途シフレバー横のスイッチで出来ます。Dから2に落とす時にはシフトレバーのボタンを押す必要があります(誤操作防止)。DからNにはそのまま入ります。結果、擬似マニュアル操作をしていると2だかDだかわからなくなることがあり、稀にシフトアップしたつもりがNになってしまいました。これはインパネに特に今どのレンジに入っているかを表示してくれないというのも影響しています。
 1.6Lエンジンはカタログスペックは大したことありませんが(100馬力、14.8kg・m=145N・m)、低速からトルクが出ており、実に扱いやすいです。車重は1180kgなのでフィエスタと大差ありません。動力性能はフィエスタよりも劣ります。しかし、4ATとの組わせですが、普通に走らせる分には動力性能に不満はありません。1速、2速も適切です。2速と3速の間はやや離れていますが、結果、4速が相応に高いギヤになっていて、ルーテシアよりもずっと良いです。ルーテシアの取り柄はマニュアルモードがあること位ですね。もちろん、絶対的な動力性能は低く、4速で踏み込んでも大した加速はしてくれませんし、3速以下で全開にしても加速そのものは高が知れています。しかし、エンジン音が良く、回すと気持ち良いです。これは相方も「エンジン音が良いのね」と言っていました。ただ、リバースでやや飛び出し感があります。それほどアクセル踏んだつもりはないのですが、急に動いて戸惑うことが何度かありました。
 乗り心地は良好です。全体的には柔らかめですが、その割には車の動きは抑えられています。相方も「揺れないね」と言っていました。高速巡航も長時間行ってはいませんが、良好です。シートはちょっと疲れますが、これは劣化のせいでしょう。腰が痛くなるというほどではありませんが、フィエスタなどには劣ります。ルーテシアには勝っていると思いますが。
 ボディの剛性感はそれほどではありません。ただ、これはブッシュの劣化の影響もあるでしょう。運転して感じられる剛性感は必ずしもボディではなく、サスペンションの影響が大きいと思いますので。ドアを閉めた時の音はフィエスタの方が高級ですね。ついでにいえば右後ろのドアは開け閉めするときしみます(苦笑)。
 ウインカーの音はファニー。元祖ファニーウインカー音ですからね。戻る時のカチっという音が相方には舌打ちのように聞こえるそうで、この点が不評でした。(^^;

 最初感動したステアフィールですが、慣れてくると中立部分にややあいまいさがあることに気が付きました。大げさに言えば遊びが大きいです。また、微妙にアライメントがくるっている気もします。まあ、手を放すとどこか行ってしまうということはありませんが。また、路面が濡れているとと急に手ごたえが無くなり、怖いです。これはタイヤの問題だと思います。ドライでコーナーに突っ込ませた時の手ごたえは絶妙。FFとは思えません。さすがフォードの油圧パワステ。今の電動パワステではこうはいかないでしょう。油圧パワステのクーガもなかなか良いですが、フォーカスには劣ります。このステアフィールはパワステ付きの車では過去最高ではないでしょうか?パワステの無いエリーゼやビートよりも良いかもしれません。この上を行くのは唯一AWだけかも!?
 タイヤが賞味期限切れのしょぼいもので、ブッシュはかなり劣化しており、ダンパーも多分劣化しています。それでもハンドリングは素晴らしいです。これまたFFとは思えません。とにかくコーナーが楽しいです。タイヤの限界が低いので無理はさせられませんが、それでもそこらの車を蹴散らせます。(^O^)相方も「フォードってすごいね」と言っていました。
 ステアフィールとエンジン音と合わせて、ワインディングは実に楽しいです。これ、Cセグの普通のハッチバックですよ。それもベースグレードの。RSとかType-RとかGTIとかそういうものではないですよ。でも、本当に楽しい。いや、ワインディングにいかなくても、その辺を普通に走っていても楽しいです。こんなのAWとビート位ですよ。エリーゼでも街中走っていても楽しくありません。フィエスタですら普通の街乗りではこんな楽しさは感じられません。
 それからブレーキが良いです。前後ディスクですが、特別高級なものではありません。しかし。踏んだ時のペダルのフィーリング、制動感、実際の制動力は良好です。FFでは、かっくんブレーキになる車が多いのですが、そんなことはありません。少し踏めば少しだけ制動がかかり、ぎゅっと踏めばそれに応じて制動力も立ち上がります。実に素晴らしいです。これに勝るのはビートとエリーゼ(S1の111S)だけです。
 ヘッドライトは正直暗いです。(^^;照明が弱いトンネルだと真っ暗は言い過ぎにしても良くみえません。(^^;;少々白内障気味のせいもあるでしょう。エアコン(冷房)の効きは良いです。最弱でも冷えすぎる位(笑)。まあ、真夏はわかりませんけれど、大丈夫でしょう。純正オーディオも音はまずまずです。
 受け取った時に満タンじゃなく、トリップも60kmほどでしたので、厳密にはわかりませんが、前回給油次点でトリップをリセットしていたと考えれば給油時の満タン法による燃費は約8.9km/Lでした。燃料の減り方からすると大きくは外れていないと思います。高速巡航はあまり含まれず、街乗りと「お散歩」でしたからまあ4ATということを考えればそう悪くはないでしょう。

 フィエスタと比べてどうでしょう?剛性感、重厚感はBセグのフィエスタが勝ります。ステアフィールは電動パワステのせいもあり、フォーカスが良いです。乗り心地はどちらも良いのですが、フィエスタの方が硬いので一般受けはフォーカスでしょう。動力性能、トランスミッションはフィエスタが勝ります。エンジン音はフィエスタもなかなか良いですが、フォーカスですね。長距離巡航は?シートの差でフィエスタかもしれませんが、あの腕の疲れがあるのでこれはやってみないとわかりません。室内空間とトランクはCセグのフォーカス圧勝ですね。反面、豪華装備はフィエスタぶっちぎり・・・というかフォーカスなんもありません(笑)。AWと比べても勝っているのはリモコンキー位。(^O^;楽しさは?これもフォーカスです。燃費はフィエスタですね。多分、同じペースなら1.5倍くらい良いでしょう。

 フォーカス1、素晴らしいです。試乗やレンタカー含めて、私がこれまに運転したFF車中最高です。それまでの双璧(どちらも試乗だけですが)であったインテR(DC5)とMG-ZTを蹴散らしましたし、柔らかい系で過去最良だったゴルフ6の梅もあっさり超えました。そして、現在、我が家で君臨しているフィエスタもうっちゃりました。

 あの時、アルテッツァではなく、フォーカス1を買っていたら、(車)人生変わっていたでしょうね。恐らく、どれに試乗してもフォーカス1に勝てず、いまだに乗っていると思います。AWとフォーカス1、乗り換えられない車を2台抱えていたでしょうね(笑)。フォーカス1は2ペダルですから、相方号も要りません。義父も問題なく乗れるでしょうから、クーガも我が家にはやってきません。エリーゼを手放した後、恐らく、AWとフォーカス1のコンビでずっと過ごしたことでしょう。弱点は4ATでマニュアルモードが無いことですね。
 AWが歳を取るにつれて休暇をとってお山に行く車はそのうち欲しくなったでしょうから、何か買ったことでしょう。でも、それはポルシェではなく、MR-Sだったかな?最後の新車のMR-Sを買っていた可能性が高いですね。もう一つの歴史のIF、あの時、ネットの担当営業氏が転職を考えずにネッツにいたら、アルテを買わなかった代わりにMR-Sを買っていたでしょうね。その前に買ったかな?乗ってみればMR-Sの1ZZ-FEも意外と良いエンジンでしたから、エリーゼR(111R)は買わなかった可能性が高いですね。もちろん、ポルシェには縁はなかったでしょう。
  ただ、フォード撤退を機にフォーカス1からフィエスタ乗り換えという話は出たことでしょう。10歳を超え、実用車としてこの先長く酷使するのは難しいですから。でも、何が起きるかは明白ですよね?そう、フィエスタ追加(笑)。そうして史実(笑)よりも3年遅れて我が家は4台体制に突入したことでしょう。(^O^)まあ、その前に長距離巡航用に何か追加している可能性もあるかな?それが何かはわかりませんが。

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