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2016年2月号の文谷先生

 3月号は既にでていますが、軍事研究2016年2月号の記事「欠落する直協火力&揚陸支援部隊 丸裸で敵前上陸!水陸機動団は玉砕覚悟」の感想です。いやあ、自衛隊の装備が絡むと本領発揮ですね!こうこなくっちゃ(笑)。

 今回の記事はおおすみ型3隻の輸送力に対してAAV7が多すぎる、水陸機動団の規模が大きすぎるという批判が主です(おまけで機動戦闘車不要もあります)。しかし、そうでしょうか?

AAV7 52両は多すぎるか?
 52両をおおすみ型3隻で輸送困難と批判していますが、その全数をいっきに上陸(というか輸送か)させる必要はないでしょう。常識的に考えて、全部で52両(評価用のが別途6両あるけど)として、教育用や予備も必要でしょう(ちょっとはふれている)。だから、52両はおおすみ型3隻に18隻ずつ押し込めるという「ポンチ絵」を根拠として要求した数ではないでしょう。というか、そういう理屈で言うなら、54両でしょう?18x3=54ですから。52だと3で割り切れません。少なくとも52両の根拠は違うはずです。
 AAV7には、乗員3名の他に25人収容出来るそうですから、1両で2個分隊運べます。2両で1個小隊を運べます(1個小隊は4個分隊編成として)。水陸機動団に属する連隊の編成はまだ不明ですけれど、西部方面普通科連隊は3個中隊で、各中隊は3個小隊+対戦車小隊と迫撃砲小隊なので大枠は変わらないとすれば、1個連隊に15個小隊ですから、小銃小隊とその他も必用とする容積は同じだとすれば必要なAAV7は30両です。
 もちろん、全てがAAV7で上陸する訳ではありません。聞くところによると各連隊中AAV7で上陸するのは1個中隊だけで、後はヘリボーンやらボート中隊だそうです。そうすると、3個連隊合計でも、AAV7で上陸するのは合計3個中隊です。つまり、正面戦力を同時に上陸させるのに必要なAAV7は30両です。これなら、おおすみ型3隻で余裕で運べます。残り22両は?一部は教育用でしょう。予備も必要だと思われます。緊急展開部隊ですから、常に必要数のAAV7を稼働状態に置く必要があるでしょう。車両の稼働率は100%はありえませんから、30両を常に可動させるとすれば余裕をもった保有数は必要です。また、初期上陸する際の物資もAAV7で揚陸する必要もあるでしょう。そうすると各連隊に16両ずつ、合計48両で、残り4両は教育用でも不思議ありません。
 ただ、分かっている編成を見ると水陸機動連隊3個の他に水陸両用車部隊となっているので、編成上は装甲車大隊が一つという感じのようですね。普通に考えれば、水陸機動連隊が3個ですから、3個中隊編成でしょう。1個小隊4両3個小隊+1=13両または1個小隊4両3個小隊+2=14両でしょうか?そうすると大隊では本部小隊=4両あるとしたら、43両または46両です。1個小隊4両4個小隊+1=17両位とすると本部小隊別で51両なので、52両だとちょっと足りません。評価用の一部も使うかもしれませんが。個人的には1個小隊4両、3個小隊+2両で中隊(14両)、3個中隊+本部小隊で46両、残り6両は教育用というあたりかなと思います。おおすみ型に14両搭載するのは可能でしょう。本部小隊は必要に応じて(損害や故障などへの対応も含めて)派遣と。

 AAV7を詰め込めば人はともかく他の装備・物資が搭載出来ないと批判されていますが、AAV7そのものにも搭載出来ます。細かい編成は不明ですが、中隊で約200人だとすれば(西部方面普通科連隊と同じ)、仮にAAV7を14両搭載するとしたら、1両当たり約14人ですから、定員の6割弱です。残りの空間に食糧弾薬などを搭載することは可能でしょう。上陸当日分は少なくとも搭載しておけるでしょうし、そのためのAAV7でしょう?特科や施設の重装備はLCACで運ぶしかありませんが。
 問題があるとすれば、AAV7を搭載すれば、戦車や自走砲などの搭載が難しいという点でしょうか?機動戦闘車なら少し軽いのでましでしょうが。LCACに機動戦闘車を2両ずつ搭載すれば、1個中隊向けに4両なので、火力支援用としてはまずまずかと思います。もちろん、余裕があるとは思いませんが、とりあえずAAV7中隊ならおおすみ型に1個ずつ搭載し、輸送は可能です。

3個連隊は過大か?  
 輸送力に対して大きすぎる、無駄だと主張されていますが、手持ちを全部まとめて前線へ投入って、それじゃあ素人でしょうに。確か、先生は元軍人・・・自衛官でしたよねえ。まあ、護衛艦の場合、正面戦力はそのまま投入される戦力ではありますけれど。それでも、4個護衛隊群ある理由は、1個が訓練、1個が整備・改修など、2個が作戦という理屈だったと思いますが?緊急展開部隊ですから、常に1個連隊は短時間で出動出来る状態にしておく必要があるでしょう。1個連隊を短時間で出動出来る待機状態に、1個連隊をある程度の時間で出動可能状態に、1個連隊は訓練などを行うとすれば、3個連隊でも不思議はありません。
 もちろん、同じことは輸送艦にも言えます。おおすみ型が3隻同時投入できるかどうかわかりません(実際、色々酷使されているようですが)。こちらも同様でしょう。すぐに動けるのは1隻だけということも多いでしょう。でも、搭載するAAV7中隊も1個ですから、問題はないと思います。言い換えると、輸送力に見合った戦力、ということが出来ます。先生、まさか、3個連隊全てをAAV7に押し込んで上陸させるおつもりではないでしょうね?前述の通り、連隊中1個中隊だけがAAV7中隊のようですから。
 残りは?ヘリボーン中隊はいせ型、いずも型で問題なく輸送出来るでしゅう。いずも型なら500人程度の便乗者を乗せられるようです。いせ型は不明ですが、排水量で比較して、200-300人は乗せられるでしょう。少なくても4隻で1500人程度は乗せられます(格納庫を利用すればもっといける。もっともWWIIの蚕棚の先祖帰りすることになるかもしれないけれど)。ヘリボーン中隊は最大で3個中隊で、これもすぐに出動するのは1個中隊、多くても2個中隊に過ぎません。
DDHが2隻使えれば問題なく搭載出来ます。ヘリは、UH-60/UH-1系で1機1個分隊は乗せられます。CH-47なら1個小隊いけるでしょう。1個中隊は5個小隊だとすれば、必要数を多めに見ても、UHで20機、CHなら5機です。実際には混在でしょうから、CH2機とUH12機とかそんな感じでしょうか?これもDDHを2隻で搭載可能でしょうし、いずも型なら1隻で搭載出来なくもないでしょう。支援のAHも必要になるとしても、DDH2隻で1個中隊は問題なくヘリボーン可能ですし、2個中隊同時もいずも型が使えれば可能でしょう。
 ボート中隊は?一部は潜水艦などで先行すると思われますが。高速の護衛艦に小隊単位で乗っていくこともあるかもしれません。LCSもどきを本当に建造するとしたらボード中隊を搭載して揚陸させることもありえるでしょうね。
 輸送艦3隻とDDH4隻が同時に使えれば(なかなか難しいでしょうが)、2個連隊+支援部隊の輸送問題なく出来ますし、3個連隊の輸送も不可能ではないと思われます。それに、前述の通り、3個連隊同時出撃そのものが難しいでしょうし、その可能性も低いのではないかと思います。現状の輸送力に対して明らかに水陸機動団の戦力が過大とは思いません。
 もちろん、ウェルドックを備えた輸送艦が3隻しかないのは不十分だと思います。稼働率を考えれば、4隻は欲しいですし、今の倍の6隻あってもおかしくはないでしょう。だから私は以前にDDHの代艦はヘリ空母ではなく、ウェルドックを備えた強襲揚陸艦的な船が適切だと主張しました。今後、強襲揚陸艦も整備するという話はあるにはありますが、さて、人と金があるのかなとは?ですが。そうなれば、水陸機動団は新造の強襲揚陸艦、おおすみ型は物資輸送や車両輸送、その他、後続部隊の輸送に使えるようになってきます。空母型の強襲揚陸艦に拘ることもないでしょう。ドック型揚陸艦にした方が良いかもしれません。

 ともかく、先生が書かれているように3個連隊は過大な戦力とは思いません。緊急展開を実現するのには必要でしょう。そもそも3個連隊と書くから多いように思えますが、実態は3個大隊に過ぎません。陸上戦力としては微々たるものです。尖閣諸島のような小さな無人島なら過大でしょうが、南西諸島の有人島の奪回に使うには規模が小さい過ぎるようにも思います。まあ、これは陸自そのもの規模が小さいので仕方ないでしょうけれど、本気でやるのなら、上陸訓練を積んだ他の部隊も必要でしょうね。

 3個中隊で連隊を名乗るのが間違ってます。これこそが先生が批判されているポストのため、でしょう。本来は精々2佐を長とする大隊で良いはずのものを1佐ポストの連隊という名称にしているのですから(これは旅団にも通じる話)。予備役がたくさんいて戦時には動員して部隊規模を拡大するのならまだわかりますが、そんな制度も人の日本にはいません。元々の普通科連隊だって、たかが歩兵4個中隊で連隊は大げさですが、まあ、「大隊」に「連隊」の名称をつける国は他にもあるので許しましょう。
 「連隊」である理由を無理やり考えるとしたら、水陸機動連隊をそれぞれ別の場所へ派遣し、他の普通科、特科、施設など他から派遣された部隊を合わせて、指揮を執るために連隊である必要がある、というところでしょうか。そんな説明になっているのではないかなと想像します。

 で、それはそれとして、輸送力に対して過大な戦力だからといってそれだけで批判するのはおかしいでしょう。その場合、問題は輸送力の不足です。それに水陸機動団(=AAV7で上陸する部隊というイメージのように思えますが)は上陸第一波用だけに必要だから、3個連隊は要らない、後は普通の部隊で良いとも書かれていますが、そもそも比較的軽装備の水陸機動団ですら輸送出来ないといっているのにその普通の部隊はどうやって輸送するのでしょう?批判するのなら、上陸作戦を行うのに輸送力が低すぎる、ではないでしょうか?
 そして、水陸機動団の戦力を決めるのは、どれだけ必要かという想定でしょう?こういう状況に備えるためにこういう戦力、装備が必要だから整備する、というのが本来あるべき姿でしょう。3個連隊(大隊)という規模がそれによって定められたのか、どこまで想定しているのかはわかりませんが、少なくとも輸送力に見合わないから過大、という批判は的外れです。それに水力機動団はまだ編成されていません。前述の通り、海自の輸送力増強の話もあります。予算が足りるかどうかわかりませんが、数隻の強襲揚陸艦が整備されたとすれば、おおすみ型と合わせて、3個大隊程度の輸送には問題なくなるでしょうし、それを見据えての52両のAAV7の導入なら自然でしょう(AAV7の必要性は別にして)。今回の批判は52両という数と現状の輸送力が合わないという点にもとづいているのでそもそも土台がおかしいです。この発想は海自の視点のようにも見えます。

支援の欠如?
 火力支援は不足しているというのはその通りでしょう。支援にあたるヘリはAH-64が13機しなかく、老朽化しているAH-1の後継を整備していないうんぬんというのもまあ間違いではないとは思います。ただ、UHにロケットポット積めば良い程度なら、無理にAHを整備しなくても良いでしょうね!それにそれならAH-1でも当座は事足りますよね。陸自もAHの整備をまったくやらないと言っている訳でもないでしょう。UH-1の後継機に武装を施すことだって出来るでしょうし。それにDDHの数など考えれば、AH-64の稼働機全部を上陸支援に突っ込めば他の火力支援ヘリを搭載する余地は余りなさそうです。
 護衛艦の火力も確かに十分とは言えません。5インチ砲へ回帰してはいますが、それにしても火力は限定的です。空自の支援戦闘機による火力支援も十分ではないかもしれません。
 ただし、それから空自が制空権確保にやっとでF-2で火力支援も出来ないようならそもそも強襲上陸は無理でしょう。制空権確保した後なら空自の支援も期待は出来ます。

 どれだけの火力支援が必要か?は、どういう上陸作戦を行うのかにもよるでしょう。例えば、魚釣島への上陸なら現状の火力支援でも制空権さえとれれば十分でしょう。これが宮古島や石垣島位の大きさの島の奪回作戦なら火力は不足するでしょう。能力は高ければ高いほど良いに決まっていますが、どれ位の能力がいるかは目的によるでしょう。

 また、上陸に伴うもろもろの作業をする部隊が十分かという点についても不足しているようには思えます。しかし、これも上陸する水陸起動連隊以外の部隊がどれだけの規模かとか、そもそもどこにどういう風に上陸するのかにもよると思います。数個大隊の上陸なら物資の量も高が知れてます(軽視する訳ではなく、師団軍団規模と比べると少ないという意味)。自前の支援部隊が充実しているにこしたことはありませんが、他部隊からの編入してもなんとかなるでしょう。それよりも絶対的な輸送力の不足が問題かもしれません。

 いずれにしてもまだ概要しかわかっておらず、編成も終わっていない水陸機動団に対して、あれがないこれがないと批判するのはフェアではないでしょう。もしするとしたら、こういうのを持っているべき、という言い方にすべきだと思います。

そもそもAAV7は必要か?
 先生は陸自が強襲上陸へシフトするのは正しいがとしていますが、たかが3個大隊規模の部隊を創設したらだけでシフトとまで言えないでしょう?それですら過大だと主張されているのに、です。まじめに強襲上陸を想定するのなら、こんな小規模な部隊で何をするのでしょう?というか、そもそも先生は本気で強襲上陸するつもりだと考えているのでしょうか?うーん、そうなのかもしれない。だから、3個連隊同時出動することを想定していて、運べないと言っているのかもしれませんね。でも、実際には緊急展開部隊だと思います。更に言えば、東アジアで強襲上陸みたいなことちらっと書かれていますが、それ憲法改正必須でしょう(苦笑)。

 水陸機動団への最大の突っ込みはAAV7の購入数が輸送力を超えているとかではなく、そもそも日本にAAV7が必要なのか?という点でしょう。

 陸自が想定しているのは、あくまで離島防御と奪回でしょう。強固に防御された敵拠点に対する強襲上陸ではないと思います(そんなことは言っていない)。大発が足らないとかも言っていますが(今時、戦史上の話は別にすれば、大発って言葉を使う人って珍しいですが)、先生の頭の中はWWII当時の上陸作戦のままじゃないでしょうか?LSSLの話なんかもしていますし。米海兵隊ですら、WWII型の強襲上陸作戦をいまさら行う気があるとは思えません。そりゃ、強襲上陸は必要ならやれるようにと備えてはいるでしょうが・・・AAV7を並べて進めて、後ろからLCMで運搬なんてやり方はもう考えていないでしょう。むろん、ヘリ中心の上陸で本当に良いのかという疑問はあるにはありますが。
 尖閣諸島奪回作戦を想定すれば、AAV7は余り有益ではないでしょう。使えないことはないでしょうが、どうせ制空権が無ければ奪回作戦は行えないのですから、火力支援の元でヘリボーン主体になるでしょう。LCACの補助として物資輸送に使えるかもしれませんが。まあ、例えば、現在人が住んでいる南西諸島のどこかならAAV7もまだ使い道もあるかもしれませんが。
 でも、それにしてはAAV7は高すぎませんか?それこそ、大発の方が良さそうです。まずボード中隊が先行して夜間などにこっそり上陸し、続けてヘリボーン、そして重装備はLCACが運び、後の物資輸送は大発(LCM)というのでも良いように思います。確かにAAV7は上陸した後にAPCとしても使えますし、イラク戦争で海兵隊もそういう使い方はしていますが・・・。
 これはよくわからないから出来る範囲内で米海兵隊をまねてみた結果、と言われても仕方ないでしょうね。もし、米海兵隊がAAV7を全廃してヘリボーンに絞っていたら、AAV7の導入も無かったことでしょう。

機動戦闘車は不要か?
 防御を考えれば、着上陸の危機が迫っていると察知された場合に緊急展開する戦力としても水陸機動団は使えるし、使われるでしょう。その場合に機動戦闘車も使い道はあるとは思います。何故か先生は防御側の火器は水際防御しか考えられていないようで船艇攻撃にしか触れられていませんが、上陸された後にも105mm砲は有益です。やろうと思えば船艇攻撃も出来ます。勿論、攻撃=上陸時にも火力支援として有効でしょう。
 そして、「敵」を考えれば、MBTではなく、水陸両用戦車である可能性が高いでしょう。もちろん、ある程度の数のMBTを持ち込んでくる可能性はありますが(場所にもよる)、大陸や大きな島での戦闘ではないので、大規模な機械化部隊との交戦というのは余り考えにくいです。そうでであれば、105mm砲で十分です。
 もちろん、先生が言われるように戦車があれば良いですが、10式(や旧式の74式)であっても戦車は大きく重く、輸送に難点があります。また、道路や橋が耐えられるかという問題もあります。防御力は低いですが、機動戦闘車ならそれらの問題は少なくなるでしょう。言い換えると、戦車よりも柔軟性は増すとは思います。
 戦車ならLCACで1両ずつしか運べませんが、機動戦闘車なら恐らく2両運べるでしょう。また、戦車だと米軍からC-17でも借りないと空輸出来ませんが、機動戦闘車ならC-2でも空輸出来るでしょう。まあ、効率考えたら輸送機で戦車を運ぶのは余り良いやり方ではありませんが、でも、いざとなれば出来るのとまったく出来ないのは大違いでしょう。
 輸送艦に搭載されている状態のLCACに載せたままに出来るかはわかりませんが、それが可能なら、上陸作戦を考えると少なくとも1隻で4両、2隻で8両の機動戦闘車は揚陸出来ます。これが戦車だと半分の4両です。この火力の差は指摘されているように支援火力が弱いことを考えると大きな意味を持つと思います。

 ただし、「機動戦闘車」の開発が必要であったと言えばそれは疑問です。それほど数は調達出来ないことを考えたら装輪装甲車含めて、国産ではなく、既存品のライセンス生産で良かったようには思います。この辺は戦車が削られたから戦車じゃないよといって機動戦闘車を装備しようとしているのはその通りでしょう。ストライカーファミリーでは駄目だということはないと思いますが・・・。カタログスペックで比較すれば「国産」の方が優れてはいますが・・・。一応、今後ファミリーカーを目指すようではありますが、結局、どれも少数生産に終わりそうです。

まとめ
 最大の問題はそもそもAAV7が必要なのか?という点と水陸機動団をどのように使うのか(どういう想定をしているのか)でしょう。そこが現実から乖離していれば、どちらも不要です。そういう議論はなく、ただ、AAV7の数が多すぎるだ、部隊の規模が大きすぎるだというのは、的外れな批判だと思います。現状の水陸機動団の規模が妥当であるとするとAAV7の数はやや多い(余裕がある)という程度でしょう。輸送艦やDDHなどすべてが稼働可能であれば、水陸機動団をまるごど輸送することも可能でしょう。仮に強襲揚陸艦が整備されたとしたら更に余裕は増えます。まあ、物資補給は別途民間船の傭船が必要でしょうけれど。または補給艦である程度こなすか。

 ああ、陸から空海へ予算配分を変えよというのは同意します。ただし、陸が不要ということはないでしょうね。抑止力としては必要です。それから、そういいながら、陸でLCM(大発)やLSTをもてだなんだはめちゃめちゃです。(^^;それこそWWII当時に先祖帰りですよ。(^^;;

 久々に文谷節炸裂でした(笑)。

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