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これほど少数の著作でこれほど大きな影響を私に与えた人がいたであろうか

 先日、作家の陳舜臣氏が他界されました。実は私は著作をそれほど多くは読んでいません。しかし、この方の「秘本三国志」には大きな影響を受けました。元々吉川三国志で三国志の世界に触れ、大好きになったのですが、劉備らがちょっと良い人過ぎるのが気になるようになりました。その時、秘本三国志とであったのです。衝撃的でしたね。そして、本当の劉備はこのような人物であったのではないかと思えるようになりました。秘本三国志の関羽なら死んでも不思議無いですし、張飛も暗殺されても自然です。吉川三国志ではどうもこの二人の最後がしっくりきませんでしたから。三国志はたくさんありますが(三国志演義含めて)、私はこれが一番です(蒼天航路も良かったですが)。
 秘本三国志はマイナーでお話もかなり違いますが、曹操は悪人ではなく英雄ですし、宗教と絡めているのも他には余りない点です。三国志読みたいがどれが良いかと言われた時に秘本三国志が良いよと・・・勧めるのにはちょっと向かないと思いますが、他の三国志を読んだ人には是非一度読んでみて欲しい作品です。と、言ったものの、今普通に入手出来るかはよくわかりません。きっと書店では陳舜臣氏の著作が並べられると思いますが(そういうものですよねえ)、そこに並ぶかというと?

 残念です。ご冥福をお祈りいたします。

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