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創価学会と平和主義

 佐藤優著、「創価学会と平和主義」朝日新書の感想です。明日は選挙ですが、それとはほとんど関係ありません。
 公明党の主張により歯止めがかけられて、事実上、集団的自衛権は行使出来なくなった(条件が厳しい)という主張は読めばその通りだと思います。まあ、それは例えば軍事研究などでも指摘されています。というか、安倍総理が出した事例がそもそも集団的自衛権の例としては間違っているということですけれど。まあ、安倍総理は現実に出来る出来ないは別にして、集団的自衛権を行使出来るとした「もの」が出来たことで満足しているのでしょう。言い換えると本気でやりたいのではなく、そういう形を作りたかっただけではないかと思えます。今回の閣議決定通りに運用するのであれば、以前行った実績のある掃海すら出来なくなりますから(苦笑)。

 それはそれとして、著者は創価学会=公明党の平和主義は本物であり、それは宗教的信念に基づいているとしています。そして、公明党、創価学会に偏見を持たず、客観的に見るべきだとしています。著者はこの本でも述べているようにキリスト教徒であり、宗教的な立場は違いますが、信念を持ったある宗教の信者という点で共感を感じています。この部分は私には理解出来ないというか、考え方が180度違います。
 私はアンチキリスト教です。というか、アンチ宗教と言っても良いかもしれません。ほとんどの宗教に違和感や反感を持っています。ただし、無神論者という訳でもありません。まあ、自分独自の宗教を信じているから、他の宗教を信じられない、と思っていただければ良いと思います。明確な特定の宗教の信者という訳ではありませんが。神社にはあまり抵抗はありません。これは宗教というよりも文化・民俗だと考えているからです。ただし、その中でも宗教臭さがあるものもありますね。それは他の宗教と同じく駄目です。仏教も葬式だ法事だと行きますけれど、仏教を信じるという気持ちはありません。
 なので、創価学会が本物の宗教であれば、それだけ反感も強くなります。これが教祖自身はまったく信じていなくて金儲けのために作った所謂新興宗教であれば、気にしません。それが良いという訳ではありませんが、詐欺師の一種なので、そういう対処をすれば良いです。しかし、本物の宗教だとそれこそ殺されても考えを変えません。こういう人は怖いです。方向性が間違っていたら(世間から見て)、とんでもないことをしでかします。
 政教分離だ、信教の自由だといっても、特定宗教にもとづく政党が仮に一党で政権をとったらどうなるでしょう?本当にその時にも「政教分離」でいられるでしょうか?なので、世界に例があろうとなかろうと私は特定宗教と結びつく政党には反対です。
 ただし、著者がいうように公明党は堂々と創価学会の政党だというべきということには(理由は違いますが)賛成です。そしてその方がまだすっきりしますし、反感も低減されます。だから、共産党も共産主義革命を目指すと明確に主張すべきでしょう。共産主義も一種の宗教ですからね。社民党?あそこは伝統芸能だからどうでもいいです(笑)。

 しかし、公明党恐るべし、です。安倍総理の夢を骨抜きにしてしまったのですから。増税反対解散は公明党の主張によるものではないでしょうけれど。

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コメント

戦犯精神異常小杉辰男飯田俊之金山守今野余代ベストFAMサンエース合同アシストグループは名古屋に逃亡中

投稿: 羽生田登 | 2016年6月 6日 (月) 08時19分

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