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プジョー・308試乗

 旧フォードの営業氏のところにしばらく顔を出していなかったので、ちょっと寄ってみました。事前に連絡していなかったので仕方ないですが、残念ながら営業氏は不在でした。せっかくなので308を見せてもらいました。側面(ドア)やボンネットのラインが結構こっています。エクステリアデザインはなかなか特徴的でおもしろいと思います。展示車はPremiumだったので、タイヤは205/55R16(Cieloは225/45R17)、ミシュランでした。また、この展示車の色(ダーク・ブルー:カタログに書かれている色の名前。こんなベタな色の名前も珍しいです)もなかなか良かったです。
308
 インテリアもかなりユニークです。Premiumはシートはファブリックですが、上位グレードだとレザーコンビシートやレザーシートになります。シート自体は良い感じです。
308sheet
なんとゴルフ同様にサイドブレーキがなく、パーキングブレーキは電動式です。また、エンジンスタートボタンがパーキングブレーキのスイッチの前にあります。押しやすいと言えば押しやすいですが、普通の車と違う場所です。
308shift
また、エアコンも一部を除いて操作はタッチパネルです。このパネルにはオーディオやオプションのナビなども表示されます。
308ac
メーターは208同様にステアリングの上からのぞき込むもので、結果、308もステアリングは小径の真円ではありません。パドルは自動車評論家の好きなコラム固定=私の好みに合わないタイプです。そしてメーターパネル。写真はちょうど逆光になって見にくいですが、オフ状態だと左右対称で針だけが見えます。
308meter
LCDパネルとアナログの針を組み合わせたもののようです。208は普通のアナログメーターでしたが。後部座席と荷物室はCセグ相応のものです。
 質感はまずまず良好です。280万円からですが、ベースでも装備は結構充実しています。ヘッドライトはハロゲンですが、オートライト、クルコン、オートワイパー、リアのパーキングソナーとカメラと我が家が欲しい装備はシートヒーター以外はついています。エアコンはマニュアルですが、まあ、輸入車のオートはだいたい当てにならないのでかまいません。
 一つ上のAllureになると(208と何故かグレードの順番が逆)、装備は増えて、フロントソナー、左右独立オートエアコン、アダプティブクルーズコントロール(レーダー式)、エマージェンシーブレーキサポート(完全停止はしないタイプ)、LEDヘッドライトがつき、シートがスポーツタイプに。一番上のCieloだとパークアシストとブラインドスポットモニターシステム、グラスルール、レザー・アルカンタラコンビシート、ついでに17インチタイヤです。グラスルーフは欲しい気がしますが、Allureで装備は十分。ということで、対応してくれた営業氏の話だと売れ筋はAllureです。
 試乗もさせてもらいました。試乗車はCieloです。ポジション・視界は問題ありません。208もそうですが、メーターがステアリングに重なって見ないという人も多いようですが、私は元々ステアリングを下げるので、逆に普通の車でメーターがよく見えないことが多いですが、208/308はちょうど良いです(変人だから(笑))。
 さて、エンジンかけて発進。あ、ミッションは208のAMTと異なり6速トルコンATです(ということはおなじみのアイシンのあれかな?)。敷地から道路に出たら、ほう、結構良いんじゃないでしょうか。乗り心地は17インチですが良好です。208の5ドアの初期とか2008とは大違いです。先代308は試乗したことないのでわかりませんが、307と比べても良いと思います(かなり前の話なので記憶は曖昧ですが)。ちょっと柔らかく感じる場合もありますが、不快ではありません。試乗コースが違うので正確な比較になりませんが、私の好みでいえば、ゴルフ7よりも良いです。リアはトーションビームですが、トーションビームくささはほとんどありません。
 操作性も特に問題はありません。1.2Lターボですが、動力性能も十分です。ゴルフ・ポロよりも力強いです。実際、スペックも96kW(130馬力)/230Nmですから、トレンドライン・コンフォートラインの7kW/175nmを上回り、ハイラインの103kW/250nmに近いです。車重は1270kgで、ハイラインの1320kgより軽く、トレンドライン・コンフォートラインの1240kgよりも重いというところです。実用車としては十分以上の動力性能でしょう。そして、途中まで三気筒だというのを忘れていました。ちょっと引っ張ってみて、ドルルルに近い音がし出して、そういえばこれは三気筒だったと思い出しました。アイドリングストップがついていることもありますが、回っていても振動や音は気になりません。まあ、これは208のNAエンジンも同様ですが。この音は私は好きです。
 と、ここまでは絶賛に近いのですが、致命的な問題があります。ステアリングが真円でなく、パドルがコラム固定なのも問題ですが、それはまだ我慢出来ます。我慢出来ないのは、タコメーターです。左が速度、右がタコメーターなのですが、左右どちらも針を中央側へ動かすというデザインにこだわったようで、タコメーターが逆回転します。アクセル踏んだのに回転が下がり、どうしたんだ!壊れたか!と思ってしまいました。これは駄目ですよ!!!なんでこんことしたかなあ。デザインに凝るのはわかるけど、これはまずいでしょう。
 ステアリングの上から見るメーターやタッチパネルで操作するエアコンなども含めて、最近プジョーはデザインに凝って人間工学をおろそかにしている気がします(メーターは私はたまたま問題ありませんが)。それはPSAではシトロエンの仕事だったと思うのですけれど・・・・。フォーカスの変速スイッチと同様にこれは致命的です。それが気にならなければお勧め出来ます。17インチのCieloでも乗り心地は優しく快適です。16インチならもっと良いでしょうし。
 相方的にはサイドブレーキがなく、好みの色がなく(トルネード・グレーは実物みたらもしかしたら良いかもしれないけど)、大きいので却下でしょう。という訳で、担当営業氏、乗り味は良かったのですけれど、相方号には難しいです、残念でした。

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