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二百三高地

 以前に放送されたのを録画しておいて、ずっとそのままになっていたのを休みなので見ました。昭和55年と今となっては古い作品です。現代では史実と考えられているのとかなりかけ離れていますが、当時はまあだいたいこういうものだとまだ考えられていたのでしょう。それでも主役は乃木将軍なので、乃木無能という風には描かれていませんね。細かい部分の考証も問題は多いですけれど、まあ、仕方ないのかなとも思います。
 一応、流れは、児玉総参謀長がやってきて、第三軍の幕僚を叱責し、作戦をかえたら、二百三高地が落ちて、旅順も乾酪、ということなんですが・・・・私の目には、児玉が無茶ぶりしただけのように見えました。それまでの第三軍の地道な旅順攻略の結果、ようやく二百三高地が落ちたのであって、その終盤にやってきた児玉はむちゃくちゃいって暴れただけとも。弾をよこせという伊地知参謀長に児玉が文句を言わずに自分が出来ることを考えろ・・・って、それじゃ、牟田口やん(苦笑)。要塞攻略に砲弾が必要なのは当然のことであって、それが不足するから作戦が進展しないのを第三軍の幕僚に責任転嫁しているだけでしょう。もちろん、満州軍全体で砲弾が不足しているから、くれといわれてもないものはない、ので工夫してくれでしょうが・・・ねえ。28cm砲の陣地転換を1日でやれとか(出来るはずがない)。
 私自身が、乃木第三軍はあの限られた戦力で四ヶ月程度で旅順要塞を攻略したのは上出来ですし、乃木将軍以外が指揮官であれば、より良い結果になったとも考えませんので、そういう目で見てしまうのかもしれませんが。
 そういえば、NHKの坂の上の雲も時間がなくて、日露戦争の前までしかまだ見ていませんが、旅順はどういう描かれ方をしているのかこの休み中にみてみないと。「坂の上の雲」である以上、乃木第三軍無能かな?

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