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試乗カーオブザイヤー2013

 さて、昨年から始まった試乗カーオブザイヤーの第二回目です。今年も色々な車に試乗させていただきました。その中でもっとも良かったのはどれでしょう?え?そんなの実施に購入したクーガで決まりじゃないのか?いえいえ、そうとも限りませんよ。(^O^)
 さて、では、その試乗カーオブザイヤーの候補である10ベストをまず選びましょう。え?昨年は5ベストだったのになんで今年は10ベストですかって?まあ、それだけ豊作だったということです。順番はメーカー名のあいうえお順です。

・BMW M3(E46) SMGII:中古
 唯一の中古車です。劇安クンと呼んだこともありますが、わずか200万です。距離はそれなりですが、修復暦あり、程度のそれなり。ですが、乗ると素晴らしい乗り心地。いや、これはもう奇跡的と言っても良いのではないかと思える乗り心地でした。実際、後日別の個体に試乗したら、それは余り乗り心地が良いとは言えませんでした。E46のM3なら何でも乗り心地が良い訳ではなく、この個体だけが良かったのかもしれません。エンジンも良かったです。もはや絶滅してしまった直六の高回転型NAエンジン。素晴らしい音、素晴らしいフィーリングでした。
 難点はただ一つ。SMGII。これが全てをぶち壊し。シフトダウンが下手でどうする!バックはシングルクラッチのくせに上手だったのに・・・・。もし、もし、これがMTだったら?クーガの代わりにこの車がいたでしょうね。ま、修理代で苦戦しているかもしれませんが(笑)。

・フォード フォーカス:新車
 選ぶかどうか最後まで悩みました。理由は既に何度も述べた通りです。しかし、仮にDレンジで走れば何ら問題はありません。なので、最後は選びました。フォーカス3、良く出来てます。文句は一つしかありません。あの変な変速スイッチ。それが全てをぶち壊し。もし、パドルがついていたら?これまたクーガの代わりにこの車がいたでしょう。

・フォード クーガ:新車
 選ばれる理由は説明不要でしょう。試乗カーオブザイヤーだけではなく、実際に、今年選んで迎え入れた車ですから。SUV系は試乗すらしたことがありませんでしたが、食わず嫌いは良くないということを教えてくれた車です。

・プジョー 208Allure:新車
 なんと昨年、最悪乗り心地賞を受賞した208が選ばれました。しかし、選ばれたのは3ドア、MTのAllureです。試乗記に書いたようにほぼ別物といって良い乗り心地です。トーションビームのFFでは最良の一台でしょう。確かに低速トルクが薄く、発進には気を使いますが、走り出せば問題ありません。高回転型とは言えませんが、回すとそれなりに良い音がします。相方がこれを運転出来れば、相方号に押し込みたかったのですが・・・。MTのまま私の待ち乗り車として導入するのも良かったと思いますが、ステアリングが真円でないのと、さすがに自分でプジョーを買うのは・・・。

・プジョー 208GTi:新車
 なんとまさかのプジョー2台目。GTiの名前から受けるイメージに反して、乗り心地は良好です。ターボエンジンは回して楽しいというよりも普通に乗る時にトルクがあって走りやすいです。これも2ペダルがあれば相方号に最適。MTとDCTという違いはありますが、ルーテシアRSよりも私は208GTiの方が良かったです。ルーテシアRSには逆にMTを設定して欲しかったと思います。難点はAllureと同じく、ステアリングとプジョーということ(苦笑)。

・VW ポロブルーGT:新車
 タイヤが薄いので乗り心地は期待しませんでしたが、予想に反して素晴らしい乗り心地。ゴルフでいまいちに感じた1.4Lエンジンもポロに積めばなかなか良い味が出ています。相方が同意してくれれば、今、直ぐにでも相方号にしたい車です。難点は、ステアリングが真円でないのとオートライトがつかないこと。まあ、実際には問題ないでしょう。現段階、次期相方号最有力候補です。ああ、もう一つの難点は色か。その点だけが相方号に選んでもらえる可能性を大幅に下げています。しかし、車そのもの出来は素晴らしいです。

・ポルシェ ケイマン(981:MY14):新車
 昨年、期待外れ賞を受賞したボクスターの兄弟のケイマンです。驚愕のボディ。それにつきます。エンジンは987と体感ではほとんど変わらず、ちょっと変な音もあり、個人的な評価はむしろ下がりますが。サイドブレーキが無くなったのにブレーキホールドがないのも問題。しかし、あのボディは今年最高です!

・ポルシェ ボクスター(981:MY14):新車
 期待外れ賞からまさかの巻き返し!Sではなかったこと、タイヤが18インチだったこともあるとは思いますが、乗り心地激変。ケイマンのような感動するボディではありませんが、これなら987最終型と同等以上です。ようやく世間の評価に追いつきました。改善なのか個体差なのかはわかりませんが(爆)。

・メルセデスベンツ A180スポーツ
 なんとベンツから選ばれました。こんなことはこれまでは考えられません。相方も私も実用車としては文句無し、です。乗り心地は良好、装備充実、ターボとしては音も良いです。最大の難点はベンツマーク(爆)。後はスポーツでないと乗り心地が悪いので、価格が高くなることかな?最低地上高がエリーゼ並(もしかして、エリーゼ以下)というのは実用車としては気になる点ではありますが。ああ、内装は好みではないりません・でも、乗り味はそれらの欠点を補って余りあります。

・レンジローバー・イヴォーク
 同じ晩売店で試乗したジャガーFタイプと最後の1枠を争い、イヴォークが選ばれました。欠点はほとんどありません。強いて言うなら、後席がクーガほど快適ではないこと位です。後は乗り心地(電制ダンパーのおかげかもしれませんが)は良く、ターボながらエンジンは音、フィーリング共に良く、そして何より内装が素晴らしいです。
 ただ、試乗記に書いたように、出来は素晴らしいのですが、何故か、BMW320iと同様に心に響くものがありません。その結果、客観評価では上回りながら、クーガに破れました。

 さて、試乗カー・オブ・ザ・イヤー:2013の発表前に各賞を発表しましょう。

相方候補車賞
 VW・ポロブルーGTで決まりです!パンダも悪くはありませんが、内装や装備のわりに値段が高く、相方も高いと文句をいっています。ルーテシアは、試乗したのがインテンスだったのでタイヤが薄い分、乗り心地がやや落ちました。もし、ゼンに試乗出来ていたら逆転していたかもしれません。また、ルーテシアRSが試乗出来たのがカップだったので、スポールだったら逆転したかもしれません。でも、スポールでも車の出来そのものは、相方号としてみれば、値段も考慮するとポロ・ブルーGTが勝る可能性は高いです。208は3ドアにMTしかないので候補になりませんでした。次点はAクラスです。ボディサイズと価格でブルーGTに及びませんでした。ルーテシアはその次です。

街乗り車賞
 これまたVW・ポロブルーGTです。5ナンバーサイズで、燃費も良く、乗り心地も良好。今年試乗した車の中では、これを選ばざるを得ません。次点は208。幅が5ナンバーサイズをはみ出すので負けました。この賞の場合、MTは問題にならないのですが。

ベストコストパフォーマンス賞
 プジョー 208Allureです。200万で必要な装備は全てついています。今、208の売れ行きはそれほど良いとは言えないので、きっと値引きもしてくれるでしょう(笑)。昨年のスイスポには負けますが、今年の中では一番コストパフォーマンスが良いです。次点はM3。ただ、買う時はコストパフォーマンス高いですが、後からお金かかりそうなので(苦笑)208に負けました。

以下今年から新設された賞です

ベストエンジン賞
 M3で決定です。余計なことを言う必要ありません。私の車歴の中で、永遠の第1位である4AGに続く第2位の座を獲得しました。それも3位以下をぶっちぎりで引き離し、ほぼ4AGに並んでいます。もし、このエンジンを先に知っていて、4AGが後だったら、多分、第1位だったでしょう。次点はフォーカスです。今時珍しいというか、奇跡的な2L NAエンジン。音、フィーリング共に実用車用としては素晴らしいです。あー、MTがあれば・・・せめてパドルがあれば。

よく頑張りました賞
 ボクスターです。昨年酷評しましたが、見事に改良されました・・・試乗した車の固体差かもしれませんが、ともかく、試乗した範囲内では劇的な改善です。次点は無し(208はバリエーションの違いなので)。

ベスト国産車賞
 昨年は5ベストしか選ばなかったのに3台国産車でした。今年は10ベスト選んで・・・全部輸入車です。悲しいですが。私の評価ではそうなってしまいます。なので、国産車の中でもっとも良かった一台を選びました。激戦でしたが(残念ながら低レベルの争いで)、今年のベスト国産車賞はマツダ・アクセラスポーツ15です。あのうるさいエンジン音さえなければ、10ベスト入りしたことでしょう。フォーカスやM3がミッション関係でぶち壊しといいつつ10ベストには選ばれましたが、このエンジン音はどうしても我慢できません。それ以外は値段も安く、性能もまずまずです。音が振るうなら、10ベスト入りとベストコストパフォーマンス賞を受賞していたことでしょう。次点はダイハツ・ムーブ。乗り心地良く、待ち乗り主体ならなんら問題ないでしょう・・・ただ一つシートを除いては。我が家はベンチシートは駄目です。それがアクセラに賞を譲った理由です。

 次は不名誉な賞です。

期待外れ賞
 VWゴルフです。何度も述べたのでここでは説明はしません。次点はレクサスISでした。乗り心地が来た通りでなかったのとGSが電気式なのに未だに足踏み式パーキングブレーキというのが・・・・。

最悪乗り心地賞
 A180です。同じA180でもスポーツだと乗り心地は良いのですが、ベースのA180は酷いものでした。相方と私のどちらもちょっと走った段階で余りの酷さに驚きました。タイヤと多少のサスペンション設定の違いだけなんですが・・・・。次点はゴルフ(トーションビームのコンフォートラインとトレンドライン)。まあ、ゴルフの場合、期待値よりも悪かったというべきで、最悪乗り心地賞の次点はちょっと悪く言い過ぎかもしれませんが・・・。

 さて、いよいよ試乗カー・オブ・ザ・イヤー:2013の発表です。今年試乗して一番良かった車は・・・・既に二つ受賞しているVWポロブルーGTです!もう、このクラスの車として、乗り味、性能に不満はなんらありません。ゴルフと比較すれば割高感はありますが、乗れば違いはわかります。それだけの価値がブルーGTにはあり、それだけの価値がゴルフ7にはありません。
 次点はクーガです。本来なら、クーガでおかしくはないのですが、残念ながら客観的に(え?試乗評価って主観的なものじゃないの?という突っ込みはとりあえず、上半身ひねってかわしておきます)考えるとブルーGTの方を高く評価せざるを得ません。難点は既に述べたように走行性能には直接関係がない、ステアリングが真円でないこと、オートライトがないことだけです。色は私はブルーでいいです(ベタですけど)。あくまで相方号としては、色に不満が出るだけですから。
 決してVWファンではなく、前輪を駆動しない、NAのMTをこよなく愛する私が、その条件にどれも当てはまらない車をこれだけ評価するのです。どれだけ高評価かわかるでしょう。

 それから、昨年、「来年(=今年)登場する、登場予定で、試乗が楽しみな車」として取り上げた車について述べておきます。

レクサス・IS
 述べたように期待外れ。足踏み式ブレーキはどうにもなりませんが、乗り心地は今後の改良を期待します。初代ISだって、最初は酷かったのが最後は熟成されて良くなりましたからね。

VW・ゴルフ
 述べたように期待外れ。まあ、これも乗り心地は改善されるかもしれません。ボクスターのように来年、乗り心地が劇的に改善されるかもしれません。元々VWはそういうことが多いですから。

アルファロメオ・4C
 未だに日本正式発売されていません。来年中にはくるでしょう。試乗車は・・・あるのかなあ。

ボルボ・V40
 期待外れでした。見た目は良いのですけれど。ゴルフとどちらが良いかといわれると・・・パドルがある分、ゴルフかなあ。

フィアット・パンダ
 述べたように悪くはないのですが、割高感があり、パンダならイプシロンを選ぶべきでしょう。今ならイプシロンの方が実質的に安いかも!?

ルノー・ルーテシア
 述べたように、乗り心地がいまいち。もっとも先代と比べればはるかに良くなっていますし、もし、相方が今、新型に乗り換えるといったら大歓迎です。RSは期待外れというか、方向性は違ってしまいましたね。反面、スポールなら相方号になるかもしれません。来年、スポールに試乗出来ることを期待します。

 そうそう、昨年、「縁が無かったで賞」を受賞した、アウディ・A1にやっと試乗出来ました。良かったと思うのですが、A3との価格差が少ないのが問題でしょう。また、当時はパドル優先だとポロGTiはちとハードすぎるので・・というのがあったのですが、今となってはブルーGTがあるので、A1である理由はほとんどありません。車としてやはり縁は無いようです。

 最後に、来年、登場予定で、試乗が楽しみな車をいくつか。

フォード・フィエスタ
 1月には試乗出来るはずです。ただし、変速スイッチがフォーカスや現行クーガと同じシフトレバー側面につくタイプになってしまったので・・・来年の試乗カーオブザイヤーは絶望的です(苦笑)。でも、乗って良くて相方が気に入れば、変速スイッチは改造してしまえ!ということもあるかも?

ホンダ・フィットRS
 試乗車があれば試乗してみたい車です。ただ、今、我が家にこれをどういう風に導入するかというと難しいのも正直なところです。相方号に出来れば良いですが、MTは無理だし、ホンダは嫌われているからなあ。

BMW・428i
 ターボでATなので、エリーゼからの乗換えはかなり厳しいのですが、福野礼一郎氏が高く評価しているので、試乗はともかくしてみたいです。それで良ければ・・・何かが起きるかもしれません。あ、でも、車庫に入らないなあ。(^^;

ダイハツ・コペン
 相方がクーガがいるので、次期相方号は小さいのが良いといっていて、本人も期待しています。さて、どうでしょう?

ルノー・キャプチャー
 相方が写真を見て気に入っていました。まあ、クロス・ルーテシアというべき車です。タイヤ次第では乗り心地が良いかもしれません。試乗したら意外や意外・・ということがあるかも!?

プジョー・208
 ようやく5ドア、2ペダルの新パワートレインの車が入ってくるはずです。従来のよりも改善されているでしょうか?

アルファロメオ・4C
 来年は試乗出来るかあ。MTを捨てればエリーゼ乗換え候補なんですが。でも、エンジンがなあ・・。

86/BRZ
 そろそろマイナーチェンジの時期です。ボクスターのように乗り心地が改善されることを期待します。

86スパイダー
 発売は未定ですが・・・是非、発売して欲しいです。試乗してよければ、エリーゼから乗り換えられる数少ない新車になりえますから。

 昨年最後に「さて、来年、我が家に新しい車がやってくることはあるでしょうか?」と書きましたが、クーガがやってきました。来年はどうでしょう?期待は新相方号ですが・・・。

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