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乗り心地は麻薬

 良くチューニングでパワーを出すと、もっとパワーが欲しくなるというように言われますが、乗り心地も同じような性格があると思います。
 例えば、AWでダンパー交換した後、乗り心地が劇的に改善されましたが、次第に慣れるとそう良くもないように感じ出しました。その後、アライメント調整(元々交換してしばらく走ってから調整することになっていたので)したらまたまた劇的に良くなりました。でも、また慣れてしまって、普通、になってしまいました。
 良くなるとそれまで隠れていた問題が見えて、気になりだします。それを改善するとまた別の隠れていた問題が・・・切りが無いですね。まあ、よくあることではありますけれど。まるで麻薬です。

 乗り心地は、ボディ、サスペンション、タイヤ、それにシートで決まると思います。最後のシートは、まあごまかしですが、人間が感じる乗り心地には大きな影響を与えますね(相方のエリーゼの評価が低いのはシートのせい)。また、運転席に限れば、ドライビングポジションがきちんと出る(合っている)かも影響すると思います。合わないと疲れますから、結果的に乗り心地が悪いと感じられます。

 代車号を返却して、相方号が戻ってきた訳ですが、代車号が良かった(新型よりも街乗りだと良いです)だけに、落差が大きく、悲惨です。少しは慣れていたのですけれど、代車号で良い思いをしたら、以前よりも悪く感じるようになってしまいました。つまり、ルーテシアという車での評価基準が上がってしまったためなのでしょう。以前は他の車との比較でしたが、同じルーテシアでも乗り心地が良いものがあるとわかりましたからね。そのために、相対的に相方号の評価が更に下がってしまったのだと思います。元々30分位乗るとくたくたでしたが、今は、正直15分でくたくたです(苦笑)。ルーテシアは、ボディはまあまあですが、あとは駄目ですね。シートは一番酷いです。誰だよ、フランス車のシートは良いと言ったのは!と大声で言いたいです。タイヤもいまいち。まあ、ミシュラン・エナジーセーバーにしてどれだけよくなるかは不明ですが。ポジションはそれなりにあっていますが。

 クーガは最初は乗り心地が良かったと思いましたが、次第に動きが大きいのが気になっています。ルーテシアみたいに30分乗るとくたくたということはないのですけれど、もう少し良くならないかと不満に思うようになってます。衝撃の角は丸いのですけれど、動きが大きいので収まりがやや悪いです。ただ、ルーテシアほど、頭がゆれ続けるということはありませんが。クーガの場合にはタイヤというよりもサスペンションでしょう。まあ、SUVですからね。しょうがないかな。これ以上、硬くするとオフロードでの走行に支障が出るでしょうし、逆に街中の乗り心地に文句が出るかもしれません。ボディはそれほど強い感じはしないのですが、サスペンションの問題というか比重が大きいので、ボディはとりあえず気になっていません。シートはレザーシートなのがマイナスなのと、腰の裏側が圧迫されるので、ここでも評価落としています。ポジションは他の車と違いますが、まあ、平気です。

 エリーゼは、これはこれで完結しています。硬いか柔らかいかと言えば、硬く、路面が荒れているとガツン、ガツンきます。だから、路面の荒れた街中の道(我が家の近所に多い)を走るのに向いていません。ただ、ガツン、ガツンで終るので、意外と疲れません。これはボディが相対的に強いためでしょう。サスペンションも悪くないです。タイヤは乗り心地には寄与していないでしょうけれど、選択肢がないので、改善するとしたら、同じもので新しくする位ですね。ポジションはばっちり!高速巡航を何時間もあると腕がちと疲れてきますが、それだけですね。これはパワステ無し、MRなので、進路保持に意外と力をかけているためかもしれません。AWよりも直進安定性がやや落ちるのかも?普通に走っているとわかりません(気が付きません)が。ただし、相方はエリーゼの乗り心地は駄目です(苦笑)。これはシートでしょう。私にはシートは良いです。

 AWは?難しいですね。総合的に見れば一番乗り心地は良いとは思いますが、サスペンションは中途半端に硬く、中途半端に柔らかいと言えなくもありません。ボディもゆるくは無いですが、剛性が高いというほどでもありません。それと何度も述べているように速度領域によっては色々な振動が出てくるのが不快です。多分、ブッシュやなんやら劣化が進んでいるのもあると思いますが、なにせ新品部品はもう無いので、解消は難しいです。シートは交換したので今は良いです。ポジションも問題なし。

 現在の手持ちだと、振動さえなければAWが一番良いでしょう。疲れないのは実はエリーゼですが、相方は駄目ですからね。期待の新人クーガは、最初は良かったものの、次第に欠点が見えてきていて、順位が下がりました。相方号はぶっちぎりの最下位ですが(苦笑)。

 とりあえず、というと言い方がおかしいですが、相方号を改善(乗換え含む)したいです。ポロ ブルーGT並みの乗り心地になればなあ。いや、ナイト&デイと同じ乗り心地でも良いです。良いというか、にして欲しいです。もちろん、ミッションもなんとかして欲しいですけれど、乗り心地優先です。とはいえ、タイヤを交換しただけでは駄目でしょうね。バネ、ダンパーがもし違えた、タイヤ含めて交換すればなんとかなるのではないかと思います。もっとも必要なコストを考えば、乗換えの方が安くあがるかもしれません(苦笑)。

 また、試乗ですら、二度目には乗り心地が一度目ほど良く感じられないこともあります。例えば、現行ケイマン。一度目はボディに驚き、乗り心地も非常に良いと思いましたが、相方を乗せての二度目の試乗では、このボディに慣れたせいか、最初ほどは素晴らしく良いとは感じませんでした。いや、もちろん、悪くないし、良いですけどね。なんとうか、慣れるのですよね。基準が変わるというか。
 だから、ブルーGTも相方をつれて再度試乗にいったら、最初ほどは良く感じないかもしれません。絶賛しているゴルフ6の梅にしても、今乗ったら、あれ?こんなもんだっけ?と思うかもしれません。 

 お金の話はとりあえずおいといて(いや、それはそれで大事だけれど)、乗り心地が満足出来る車に相方号か他の車を乗り換えたとしても、また、不満はでるのでしょうね。どんな場所、状況でも乗り心地が素晴らしく良いという車はまずないでしょうから。乗り換えた直後は良くても、ここのこれがとか、ここだとちょっと良くないとか、やっぱり不満が出てくるのでしょう。乗り心地を追求すると、次々に車を乗り換える羽目になるかもしれません(苦笑)。

 おまけ。TVKの「車でいこう」で日曜日にルーテシアを取り上げていました。岡崎五郎氏は荒れた路面で乗り心地が良くないと指摘していました。こういう番組、雑誌などで乗り心地が良くないと書かれることは少ないので、正直、悪いということでしょう。確かに硬いし、路面が荒れると結構、衝撃はきましたからね。しかし、新型をそう評するのなら、先代ルーテシアでも乗り心地悪いと評価して欲しいものです。ナイト&デイは別ですが。

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