« デトロイトモーターショーと最近の車の話 | トップページ | 尖閣喪失:その1:尖閣問題の解決策 »

A1スポーツバック試乗

 今年の初試乗記は、これまで縁がなかったA1です。やっと試乗出来ました!(^^)
 試乗車はA1スポーツバック(5ドア)のスポーツパッケージつき。パドルがついて、タイヤが215/45R16と薄くなった仕様です。A1を買うとしたら、色と内装とともにパドルがつくというのが理由ですから、タイヤは好みに合わないものの、この仕様になるでしょう。
 ポジション視界などは問題ありません。シートも良好(やや小ぶりですが)。マニュアルモードにいれて、パドルを操作して発進。敷地から道路に出ようとして、一旦停止したら、エンジンが停まりました。え?あ、アイドリングストップだ。へー。水温が上がっていないと停まらないことが多いのですが、この車は積極的に停めるようです。
 走り出すと予想よりも乗り心地は悪くないです。この仕様のA1は、余り乗り心地が良くないという評価でしたが、そうでもありません。路面からの比較的小さな入力が連続してもうまくいなしていて姿勢は安定しています。バタバタしたりはしません。この辺が駄目な車が多いのですが、悪くないです。ただし、大きな入力が加えられた時には急に大きく姿勢が変化する気がします。これはトーションビームの限界でしょう。ポロと比較するとタイヤの違いでポロの方が乗り心地は良いように思います。ただ、クロスポロと比べるとこのA1の方が乗り心地は良いです。クロスポロも薄いタイヤでかなり悪化していました。ポロGTiは乗ったことないので比較出来ません(一般的には乗り心地は悪いという評価のようですが)。
 ミッションはおなじみの乾式7速DSGです。発進はVWと同じ感じ(がさごそ感はある)です。ただ、3速から2速へシフトダウンさせた時に空走感がありました。湿式6速DSGは感じるのですが、いままでは乾式7速DSGでは感じませんでした。何故でしょう?
 それとポロと異なり、エンジンは1.4のターボ(122馬力版のゴルフ竹と同じエンジン)です。これがどうも私の好みにあいません。1.2だと音とフィーリングが結構良いように思えるのですが、なんかいまいちです。性能に不満はないのですけれど、ポロと比べて動力性能に余裕がある感じがしません。片側二車線の国道に出た時に低いギヤのまま上まで引っ張ってみましたが、音はやはり良くないです。
 総じて悪くはないです。乗り心地も予想よりは良かったです。ただ、走行性能(感性的な評価も含めて)ではポロと比べるとパドルがついていること以外に長所がありません。価格差を考えるとパドルをあきらめてポロ・コンフォートラインを買った方が良いです。装備の差はありますが、なら、ポロ・ハイラインにオプション満載という手もあります。ナビをつけてもベースのA1並にとどまります。また、パドルを重視するのならゴルフ・コンフォートラインという選択肢もあるでしょう。車は大きくなってしまいますが、価格はゴルフの方が少し安いです。乗り心地がいまいちといってもそれは最良のゴルフであるトレンドラインとの比較であって、単体でみれば、そう悪くはありません。不満はありますが、A1がそれを上回っている訳でもありません。小さな入力ならゴルフの方が少し劣る気がしますが、大きな入力なら圧勝です。ですから、乗り心地でA1、とはいきません。
 A1がポロやゴルフに勝るのは見た目でしょう。色は豊富ですし、内装の質感もこのクラスにしては高いです。ただ、最初に見た時に内装がいいなと思ったのですが、久しぶりに見るとその時ほど質感が高いとは思いませんでした。この辺は相対的なものですので、他の車が向上すると「良いもの」感は下がりますね。
 もう結論が出ていますが、残念ながら我が家でA1を買うことはないでしょう。小さいのがよければポロ、パドル重視ならゴルフです。ま、相方が色重視で選ぶ可能性は残ってはいますけれど。

|

« デトロイトモーターショーと最近の車の話 | トップページ | 尖閣喪失:その1:尖閣問題の解決策 »

クルマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: A1スポーツバック試乗:

« デトロイトモーターショーと最近の車の話 | トップページ | 尖閣喪失:その1:尖閣問題の解決策 »