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空母遼寧

 自民党総裁選があったので後回しになってしまいましたが、中国が旧ソ連の空母ワリャーグを改装(未完成で購入したから、改装というよりも、完成させたが正しいかな)した空母の就役を発表したそうで。 
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20120925015/1.htm

 名前は「遼寧」だそうですが、空母には省名をつけることにしたのでしょうか?米では戦艦に州名、日本では旧国名をつけたりもしていましたし、主力艦には省名をつけるというのは妥当でしょう。

 ただ、中国自身も言っているように就役したとはいえ、訓練用であって、実戦力にはならないでしょう、少なくともすぐには。これから、空母とはなんぞや、空母機動部隊とはなんぞやというのを学んでいく必要がありますから。当然、事故も起きるでしょうし、犠牲者も出るでしょう。日英米もそうやって学んでいきましたから。

 真に脅威になってくるのは、遼寧により得た経験を元に建造される(既に起工したという情報もあるようですが)国産空母が完成し、それらが護衛艦艇も含めて、空母機動部隊として整備された時でしょう。少なくとも2隻は建造されるようですが、戦力化するには、最低2群、出来たら3群ないと、常時1群を稼動させることは出来ません。まあ、ざっとみて10年はかかるでしょうね。

 それまでの間は、例えば、もし不幸にして日中が尖閣諸島などで衝突して、そこに遼寧が投入されたとしても、目標になるだけでしょうね。無論、戦闘機のカバーが提供されるのは大きいですが、遼寧を撃沈する方法はいくらでもあります。中国海軍も水上艦艇の整備を進めてはいますが、まだ、イージス艦のレベルには到達していませんし、対潜能力も日本よりも低いでしょう。

 ただし、遼寧の存在が周辺国へ色々な影響を及ぼすのは間違いないでしょう。日本は従来よりも全体的に強硬路線に変わりつつあるように思えます(ワシントンポストは右傾化しているという記事を載せたようです。ただし、それでも従来が平和主義だったので中道になっただけだとも書かれていたそうですが)。仮に安倍総理なんてことになったら、対抗する話が出てくるかもしれません。

 22DDHにF-35Bを搭載すれば・・・という話は出てくるのでしょうけれど、私にはそれが可能かどうかはわかりません。ただ、艦の大きさなどを見れば、エレベータの大きさに問題がなければ、ある程度の改装で可能なようには見えます。ひゅうが型だとエレベータが小さい気がします(後部エレベータには載せられるでしょうが、前部エレベータだと幅が足らないように思います)。22DDHなら前部エレベータがひゅうが型の後部エレベータとほぼ同じ大きさのようですし、後部エレベータはより大きなサイドエレベータ形式です。それと艦前方の右舷側は、スキージャンプを設けるようにちょうどよさそうな空間が残っています。まあ、とはいえ、載せられるのと運用出来るは同一ではないですけれど。

 もっとも、F-35Bを搭載するとして、少なくとも18-24機(予備、訓練機などをいれるともう少し欲しい)は導入しないといけませんが、それだけの予算があるかどうか?海自が自分で持つのは無理(予算や体制的に)でしょうから、空自が機体は運用することになるでしょうが・・・・・ああ、そうか、F-15Jの近代化改装しない飛行隊を一つF-35Bに改変すれば良いのか。それなら、追加コストは最小限度で抑えられますね。呉と佐世保に配備(横須賀と舞鶴はひゅうが型)するなら、築城に置けば良いでしょう。北部九州の防空が・・・というのなら、新田原でも良いです。

 まあ、実際に日本がやるかどうかは別にしても周辺国からみれば、22DDH/24DDHを単なるヘリ空母としてずっと使うとは思えないでしょうね。いつかはF-35Bを搭載するのだろう、とそう思われても不思議ありません。24DDHなら最初からSTOVL空母として竣工させることはまだ間に合いますし、22DDHでも、遅らせれば出来ます。外からはそう思われているでしょうね。

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