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スズキ歴史館:歴史編その2

 その横は近所の家にマイカーがやってきた、という想定の展示です。ブロック塀の隙間から覗くと車が見えます。
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 そこにあるのは1967年に登場したフロント360。今度はRRです(しかし、FFで始まって、FRを経由してRRって、世間と逆なような?変わっています)。356ccから25馬力を発揮し、37.7万円。
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 ミラノからローマを経由してナポリまでスターリング・モス!の運転で走ったフロンテSSがその次に展示されています。ボンネットにサイイン入り。1968年に二台のフロンテSSをイタリアに送り「太陽の道(ハイウェイ)」テストを実施、750kmを平均122.4km/hで無事走破したそうです。356ccから36馬力を絞り出す(グロスとはいえ、リッター100馬力)スポーティバージョンとはいえ、これは立派です。38.7万円は相対的には安く感じますね。下回りにはカバーがついていますが、これは空力を意識したものなのでしょうか??おかげで写真をとっても余り構造がわかりません。
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 1960年代以降のバイクがずらっと展示されていましたが、この辺はもうほとんど眺めただけです(苦笑)。
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 次はフロンテ800。1965年に登場した水冷2サイクル785ccエンジンを搭載。41馬力を発揮し、最高速度は115km/h。で、またFFに戻ってます。54.5万円。スズキ発の小型乗用車のはずです。この時代らしいデザインですね。
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 そしてフロンテ71。1970年に登場。34馬力、39.6万円。これからエンジンが空冷から水冷にかわっています。こういうリアの造形好きです。これはRR。

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 フロンテハッチ。1973年に登場。フロンテバンの後継車ですが、乗用車のフロンテがRRの3気筒なのに、これは商用車であるためかFRの2気筒。26馬力と低め、価格も34.3万円と乗用車よりも安いです。ただ、前からみるとバンとか商用車というようなデザインではありません。後ろからみるとバンという感じはしますが。この路線の先でアルトが登場します。

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 大阪万博で使われたEVも展示されていました。キャリイバンをベースに湯浅電池との共同開発だそうです。60V、4.6kWのモーターを搭載し、航続距離は約50km、最高速度45km/hだそうです。直列抵抗4段リレー切り替え方式と書かれていました。下は前を見ても普通ですが、リアにはバッテリーが見えます。また、モーターが見えるように展示されていました。バッテリーは鉛蓄電池です。スズキは1966年からEVの開発を始め、1978年には市場へ投入したそうです。こっそりと、ですが。それから約40年。性能はやっと4、5倍というところですね。

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 次ぎは1971年に登場したフロンテクーペ。37馬力を絞り出す2シータークーペです。45.5万円。ただし、展示車は途中で追加されたGX(4シーター)でした。うーむ、格好良いですね。

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 さて、その次は1975年に登場したフロンテ7-Sです。軽自動車の規格改定に伴い、排気量を443ccに拡大したものです。ただし、スポーティーなものではないので、26馬力です。でも、トルクは4.7kgm。価格は65万円と結構高いです。本来は2サイクルエンジンですが、排ガス対策でエンジンの開発が間に合わず、トヨタから4サイクルエンジンを供給してもらって生産されたものもあったそうです。そういうエピソードがあったとは知りませんでした。

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 さて、1977年に登場したセルボです。539ccで28馬力とおとなしめで、ちょっと意外でした。価格は69.8万円。ああ、これは水冷です。4速MTのCX-Gはフロントにディスクブレーキを装備。ただ、この展示車は他のと比べると下回りに錆びが目立ちました。

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 少し時代が戻って1970年に登場した初代ジムニー。空冷二気筒で25馬力ですが、初代は小さいジーLJ10、48.2万。

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 続けて1972年に登場したシムニーLJ20。水冷エンジンに換えたもので、28馬力。48.9万円。この緑色だとまさに小さいジープです。幌が外されていたので室内が良く見えました。

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 1979年のジムニー55(SJ10)。新規格に合わせて539ccの水冷三気筒エンジンを搭載。26馬力で、馬力は下がっていますが、最大トルクは5.3kgmの向上。76.5万円。

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  歴史編その3へ続きます。

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