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スイフトスポーツ試乗

 スイフトスポーツはFFですが、後は私が求める条件を満たす車です。ただし、今回はタイヤが195/45R17と極悪サイズ。評価は高いようですが、試乗してみないとわかりません。スイフトスポーツの試乗車なんかそうそう無いよなあ・・・と思っていたら、わりと良く通り道路沿いのお店にあるのに気が付きました。時間が取れたので行ってきました。
 ぱっと見は先代と余り変わりません。まあ、ベースのスイフトが先代と余り変わらないので当たり前ではありますが、スイフトスポーツも並べれば明確でしょうが、道路ですれ違った時にはどっちがどっちかはすぐにはわからないでしょう。特別好きだという訳ではないですが、嫌いな部分もありません。
 運転席に乗り込んだら・・・・いやはやなんともまあ・・・安い内装で(苦笑)。写真だと結構いい感じに見えますが、実物は樹脂そのまま。ドアの内張は布だと思っていたのですが、実は布風のシボでした。もっとも素材は安いものの、写真で見ればそれほど安っぽくは感じないというのは、デザインは上手だと言えます。まあ、安い車(特にベースのスイフトは)なので、これはこういうものでしょう。MR-Sなんかよりはましですし(MR-Sだとプラというよりも塩ビという感じで更に安っぽい。アルテもそういう部分がありました)。スイフトスポーツは、走りのグレードであると同時にスイフトの最高級グレードでもあるので、ドアに布シボを本当の布にするとか、もう少しやってもいいかなとも思いますが、まあ、同じ値段なら、内装よりも走りにコストをかけるのが正しいでしょう。
 シートはやはり高め。一応上下調整出来ますが角度が変わるタイプなのが残念。いつものように一番下にセット。それでもまだ高いですが、テレスコとチルトはあり、ポジションは合いました。もう少しだけシートが低いといいのですけど。まあ、フィットRSよりはましだし、この手の車はシート高いのは仕方ないですね。シートそのものは悪くないとは思うのですが、もう少しサイドサポートはあってもいいかな。ショルダーサポートは小振りですがあります。ただ、腰の後ろ側が少し圧迫されます。シートの絶対的な出来の善し悪しではなく、私との相性で割りとこういうシートあります。アルテがそうでしたし、ルーテシアがまさにそう。長時間乗るとここがやや心配。
 視界はまずまず。装備も必要なものはついています。オートエアコンですし、HID(6万円程度のオプション)を選べばオートライトもついてきます。使わないでしょうがクルーズコントロールもついています(45-100km/hでしかセット出来ないけど)。バニティミラーは照明無しだけど、まあ、これはそういう車ではないでしょう。リアシートは広さは十分ですが、妙に柔らかいのはどうでしょう?背中はまずまず。
 トランクを開けたら狭くて驚きました(苦笑)。まあ、ルーテシアよりも10cm短いですからこんなものかな?底が浅いのはボードで底上げされているからで外せば相応の深さはあります。その下はスペアタイヤが収まる空間ですが、スイスポだとパンク修理キット。これも問題ないでしょう。スペアタイヤなんて初代MR2で一度使っただけです。狭いとはいえ、当然、エリーゼよりは荷物は積めますし、リアシートを倒せば相応の荷物は積めます。問題はないです。
 さて、試乗です。クラッチを踏んで・・・あれ?プッシュスタートか、これ。で、押してエンジン始動。それを除けば、後はコンベンショナルな操作方法なので悩みません。クラッチだけですっと発進出来ました。
 ディーラーの敷地から前の道路に出たら・・・お!これいいかも!道路に出てもその印象は変わりません。試乗コースには路面が悪い場所や対策舗装(ダンダンダンという盛り上がった連続する横線がある舗装)の部分も含まれていますが、タイヤの薄さ硬さをやや感じるものの、総じて乗り心地はいいです。リアがトーションビームの車の中では、多分、過去最高。ルーテシアRSと双璧でしょう。ポロも良かったですが、タイヤが違います。ポロは185/60R15。こっちは195/45R17です。タイヤが近い215/40R17のクロスポロと比べると、スイスポの勝ちです。もしかするとルーテシアRSに勝っているかもしれません。上下の揺れはスイスポの方が少ないようにも思います。同じ場所で比較してみないと断言は出来ませんが。全体的に収束具合が早いし、いいです。なるほど、これは評価高いはずです。
 操作性も特に問題はありません。シフトフィールは特別いいとは思いません(FFですから)が、悪くもないです。偶数ギヤに入れる(つまりレバーを手前にひく)時にちょっとごりっとしたような感じがありますが、気になるのはそれ位です。
 エンジンは、まずまず回りますし、低速トルクが低いということもなく、クラッチだけで発進出来ます。ただし、音は特別良いとは思いません。変な音だとか、気になる音だという訳ではありませんが、音で楽しめる、欲しくなるようなエンジンではありません。ただし、アイドリング中は静かです。アイドルストップついているのかと思った位です。まあ、我が家の車がどれもにぎやかなせいもあるかもしれませんが。動力性能はこれで十分です。
 試乗でハンドリングどうこうと言うのは難しいですが、試乗の範囲内で言えば、実に素直で安心感があります。慣れない車では、飛ばしていいよと言われても難しいのですが、この車は、初めてでも慣れている車のように安心して運転出来ます。これは珍しいです。過去は、アルテとMR-S位です。そういうのは。
 総じて車の出来は非常に良いと思います。トゥインゴRSに良く似た成り立ちの車ですし、出来上がった車も似ています。トゥインゴはAセグ、スイフトはBセグで、5ドアで一回り大きいとはいえ、スイフトも今のBセグの中では小さい方ですし、重量や動力性能なども似ています。乗り心地は、スイフト圧勝です。タイヤの違いも多少ありますし、トウィンゴRSは、カップなのでハードなのは当然で、スポールなら差は縮まるとは思います。とはいえ、スポールのゴルディーニとの比較でもやはりスイフトスポーツの方が良いと思います。もちろん、試乗レベルでの比較ですので、もっと速度領域が高くなったり、限界へ近づけた場合にはカップのトウィンゴRSが勝るかもしれませんが、普通に日本で走るならスイフトスポーツでしょう。 
 ルーテシアRSと比べるとエンジンの魅力でルーテシアRSが勝りますが、乗り心地だけなら良い勝負だと思います。
 内装は簡素ですが、必要な装備はついています。特別凝った部分はないかもしれませんが、オーソドックスで乗りやすい車だと思います。
 難点は、シートが私にあっていないことだけです。座った時に感じた通り、試乗で腰の後ろが痛くなってしまいました。先代の用にレカロのオプションがあれば、二つのうちどちらかは相対的にはあったと思いますので、その点だけは残念です。ただし、元々高い車ではありませんから、さっさとシートを交換するのも手です。シートにエアバッグは内蔵されていませんから(良い悪いは別にしてサイドエアバッグはない)。相方がノーマルで問題ないなら、運転席だけ交換すれば良いです。レカロの安いのでも腰の具合さえ良ければ十分ですから。
 ナビは難しいのでとりあえずつけないで、ETCとHID程度で見積り作成してもらい207万。ある低度の値引きは出来るようなのでナビをつけても、200万強で買えるはずです。これは安いと思います。86はいきつけのネッツで見積り作ってもらいましたがG+オプションの仕様でナビ抜きで300万位でした。
 高速人員輸送車計画の本命が86/BRZであることに変わりはありません。乗り心地とポジションに問題が無ければ、後はいつ買う(買えるか)だけです。しかし、ここにきてスイフトスポーツが有力な対抗馬に浮上してきました。シートは最悪交換するとしても、86/BRZの2/3の値段です。乗り心地がもし同等だったら・・・。 
 シートやポジション(あくまで私との相性)は86/BRZの方がよさそうですが、乗り心地はどうでしょう?これは乗って比べないと分かりません。どちらが勝るか!?楽しみです。

 考えて見れば、相方がCVTとプッシュスタートを受け入れれば、次期相方号にもなりえますね。多分、普通のスイフトよりも快適性高いと思いますので。その方がいいでしょう。CVTは嫌いですが、7速マニュアルモ-ドを駆使すれば普通のAT並に走れますから。

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