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エルピーダ破綻

 ついにというか、とうとうというか、会社更生法の適用申請しました。
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/zaikei-20120227-96629/1.htm
 この記事ではリーマンショックやタイ洪水による需要の減少も原因に挙げられていますが、結局のところ、価格の下落と円高につきると思います。HDDもそうですが、需要はあるのに価格が下落して儲からないという構造に落ち込んでいると思いますので。
 時代が変わって需要が無くなって・・・ではなく、長期的に見れば需要は増えている(景気悪化などで一時的に減少することはあるにせよ)のに儲からない、これではやってられませんね。DRAMは増産と需要の一時的減少が重なったりしましたが。TVなどもそうかもしれません。
 円高に対しては開発・試作は国内で、量産は海外で行えば対応出来るのでしょうけれど、HDDはそれでも儲かりませんでしたからね。今は東芝(買収した旧富士通含む)位になってしまいました。ま、HDDは世界的に見ても、後はSeagateとWDの二台メーカーだけ(小さいところ、少量生産しているところはあるかもしれないけど)ですからね。SamsungはSeaget、HGSTは、WDに買収されてしまいましたから。
 DRAMも、HynixとSamsungの韓国勢以外は、エルピーダとMicron位ですからね、大手は。
 今はまだ好調なフラッシュメモリーもそのうちこうなるのでしょう。単価の下落と国際競争力の低下というのはいつの時代にもある話で、それに対応して生き残っていくしかないのですが・・・・。半導体については、ハブレス化という手もありますが、DRAMだとそれは余りうまくないでしょうねえ。

 単価の安い製品は、いずれにしても、日本ではもう難しいでしょう。自動車は単価が高いのでまだなんとかやっていられますが。
 DRAMやHDDという製品そのものは、価格競争の世界で円高でやってられないといはいえ、HDD内部で使われる部品や製造装置などはまだ競争力が高いもののもありますね。コンピュータもそうでハードの製造販売は儲からなくなってしまっています。それでサービスへシフトした会社もある訳ですが・・・ハード屋としては、やはりそこには拘りたいです・・・ただ、現実は難しいです。

 産業の米と呼ばれ、文句があるならDRAM供給しないぞと言えばいいと右の人がいっていたような(一部だけれど)時代が懐かしいです。懐かしいといってもそんな大昔の話ではありませんが。

 とはいえ、DRAMメーカーがまったくなくなるというのも問題だとは思いますので、エルピーダの再建が成功することを期待しています。

 最後に一つ。古いことだし、細かい話をしなければ平気かな?エルピーダと言えば、昔、エルピーダへ販売した製品のトラブルで大もめして、最終的にその製品で使われていたエルピーダ製のDRAMの不良が原因だったことが判明した事件がありました(笑)。HDDの製造元へ販売した製品でHDDのトラブルというのはまだありませんが。

 

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