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2012年2月

BRZをやっと見てきました

 雪がまた降りました。4時前にトイレに起きた時に外を見たらうっすら積もっているだけでしたが起きたら、路面含めてしっかり積もってました。まあ、幸い、相方を駅まで送っていくことは出来ましたが、まだ降っていますね。

 さて、ようやくBRZをじっくり見てきました。見たのは、スターリングシルバーメタリックのSで、レザー&アルカンターラパッケージ及びエアロパッケージ付きです。つまり、86のGT Limitedに相当する仕様です。更に言えば、ATだったので、BRZで一番高い仕様とも言えます。
 デジカメを忘れてしまったので、写真は撮れませんでした。(^^;

 カタログなどの写真で見たら、青みがかった色で結構いいかなと思ったシルバーですが(汚れ目立たないし)、実物を見ると、普通の明るいシルバーでした。この形にこの色は私の好みにはあいません。
 まずはインテリアから。TMS2011に行った時に豊田紡織のブースでシートだけには座ったことがあるのですが、車の中では初めてです。シートそのものは素材も形状も良いと思いますが、なんかこう少し、しっくりきません。ただし、ATだったのでMTだとまたポジションも変わりますから、評価はMTに座ってみるまで保留しておきます。ポジションが合う合わないもATだったので同様に今回は評価出来ません。ただ、アクセルペダルの位置はFRらしくやはり右よりです。これは仕方ないとは思いますが・・・。400mmのヒップポイントをうたうように確かにシートは低いです。これはいいですね!
 内装の質感は・・・・残念ながら高くはありません。レザー&アルカンターラパッケージなのでドアの内張にレザー(多分、実際はビニール)もはられていたりはしますが、その他の樹脂部分の質感は高くはありません。MR-Sほど低くはないのですが・・・。
 質感よりも問題なのがエアコンのパネルやパワーウインドウなどのスイッチ部分のパネルの網状のシボです。何を表現したいのか判りませんが、これが恐ろしく安っぽいです。カタログの写真だけ見ていたら気になりませんでしたが、実物を見ると、余りに酷く、何故、わざわざ安っぽくしたのかわかりません。網状のシボ無しで、何も模様がない板そのままで良かったと思います。この部分は非常に気になりますし、嫌です。
 写真取り損ねたので、これだというのを示しにくいのですが、BRZの本カタログがあれば27ページを見てください。コクピットの写真が出ています。エアコンのつまみのパネルやパワーウインドウのスイッチ部分が編み目になっているのがわかります。また、ドアのノブの横に穴があいたレザー(ビニール)がはられたように見える部分がありますが、実際はこれは樹脂にシボでそう見せているだけです。まあ、これは許せますが、レザー&アルカンターラパッケージならここもレザーはって欲しかったですね。
 後は極端に悪い部分はないとは思います。高級感はありませんが・・・。操作性などはまま普通です。フレームレスのミラーはおもしろいですね。
 後部座席は・・・運転席の後ろは座れませんね。助手席の後ろなら、助手席を前に出してもらえば座れると思いますが。ヘッドレストもありませんでし、まあ、人が乗るところではないでしょう。911と良い勝負?エヴォーラには勝っているかな??CR-Zは完全に頭が使えるのでそれよりはましです。
 トランクは十分な広さがあると思います。少なくとも我が家にとってはこれで十分です。室内の収納スペースなども十分でしょう(元々余り気にしていないけど)。

 さて、エクステリアですが・・・・BRZはここが問題です。まずフロント。バンパー部分が黒い樹脂のままで塗装されていません。最近、こういうデザインの車が時々ありますが、コストけちって塗装していない・・・のではなく(それはAWの1型)、どうやら開口部を広く見せたようです。デザイナーが絵を描いてそれを現実の車にした時に色々な規制などに合わせるとこういう形状になったのでしょう。それだけで、嫌い、なんですが、更に問題が。そのバンパー部分に変なシボが入っています。これまた網?網が好きだねえ、この車のデザイナー。おかげで質感大幅に低いです。やるなら平面のつや消し黒でいいでしょう!なんでこんな子供だましみたいなことをするのか。86は写真で見るともう少しましです。黒い部分がより狭く、実際の開口部の面積により近いようです。
 もう一つがフェンダー部分の飾りです。突起があって、その周辺をコの字状に黒いグリル・・模様の樹脂部品が貼り付けられています。また、網です。ここが質感最悪。写真で見れば、グリルに見えるのかもしれませんが、実物は黒い塗装していない樹脂の板がついていてそれに網状の模様が描かれているだけです。エンジンルーム側から見ると穴が空いていてそこを塞いでいる訳ではなく(レースカーだと実際に何らかの排気口になるという訳ではない)単なる飾りです。86も類似のダミーグリルがありますが、小さいのでもう少しましです。網、網、網、網、網、網。勘弁してくれ・・・。
 まあ、これは外れるので、どこからから違う形状の飾り板がでるのではないでしょうか?フロントバンパーは簡単には交換できませんが。
 それとリアのライト部分。透明な出っ張りの中にスモールやらウインカーが納められています。なんかちょっと変な気が・・・。ここは86と同じですね。それとリアフォグが下部にありますが、三角です。RX-8やZ34と似ていますね。こういうの流行?ああ、F1をモチーフにしたのかなあ。
 エクステリアは86の方が好みです。BRZは現状のままでは選ぶ気がしません。なんでわざわざ改悪するのだろう?

 それからエンジンルームですが・・・・第一印象は、エンジンが高い位置にある、です。え?低く搭載したはず?重心だって460mmでケイマンよりも低いだろう?ええ、そうなんですが、トランスミッション・ドライブシャフトが斜めになっているのが印象を悪くしています。エンジンから斜め下へ伸びて行っているので、見た目、エンジンが高く見えるのです。実際、クランク軸中心はこれでも直四、V6よりも高いでしょう。ロータリーと比べれば同等かもしれませんが。エンジンそのものの重心は低いのかもしれませんが、やはりもっと低く搭載しないと高く見えてしまいます。オイルパンや排気系があるので、実際にはこれ以上低くするのは難しいでしょうね。ドライサンプにしても排気系はどうにもなりません。フロントタイヤの間に搭載されているので左右の空間はほとんど残っていませんから、排気系を下ではなく横に取り回すことも出来ませんから。ああ、元々下側に出ているから横にしても下がりませんね。ひっくり返すと吸気系が下にくるし、クランク軸中心を低く出来ないのは水平対向エンジンの構造的な問題でしょう。ケイマンの重心が思ったほど低くない理由の一つはそこにあると思います(リアのハッチも影響しているでしょうけど)。直列またはV型ならドライサンプにすればクランク軸中心は低く出来ますが。縦置または横置きの後方排気なら排気系もエンジンの下を通さずにすみます(ただし、後方排気なら低いとは限らない。あくまで、ドライサンプにして低く搭載しようとした時の話)。
 まあ、実際には十分低いのでしょうけど・・・でも、やっぱり、見た目高いです(苦笑)。

 という訳で、BRZと86ならエクステリアの差で86だなあ、と思ったのですが、86のカタログなどを見てみたら・・・・エアコンとパワーウインドウのスイッチ部分の網は同じでした。更に悪いことに86のGTのホワイトメーターは黒い部分に網が・・・。なんで最上級グレードを安っぽくするんだよ・・・・。実物見てからでないと断言は出来ませんが、17インチだと86は耐え難い可能性があります。そうするとやはり、16インチなら86、17インチならBRZでしょうか・・・。BRZはフェンダーの網パーツ交換前提で。バンパーはどうすればいいのかなあ。まさか、私らしくなく、社外エアロ?そこまでするのなら・・・やはりBRZは無しかなあ。

 試乗車が用意されるまで後一ヶ月ほどですが、実際に乗ったら、細かい見た目の問題など忘れてしまいような車であることを祈ります・・・。

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エルピーダ破綻

 ついにというか、とうとうというか、会社更生法の適用申請しました。
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/zaikei-20120227-96629/1.htm
 この記事ではリーマンショックやタイ洪水による需要の減少も原因に挙げられていますが、結局のところ、価格の下落と円高につきると思います。HDDもそうですが、需要はあるのに価格が下落して儲からないという構造に落ち込んでいると思いますので。
 時代が変わって需要が無くなって・・・ではなく、長期的に見れば需要は増えている(景気悪化などで一時的に減少することはあるにせよ)のに儲からない、これではやってられませんね。DRAMは増産と需要の一時的減少が重なったりしましたが。TVなどもそうかもしれません。
 円高に対しては開発・試作は国内で、量産は海外で行えば対応出来るのでしょうけれど、HDDはそれでも儲かりませんでしたからね。今は東芝(買収した旧富士通含む)位になってしまいました。ま、HDDは世界的に見ても、後はSeagateとWDの二台メーカーだけ(小さいところ、少量生産しているところはあるかもしれないけど)ですからね。SamsungはSeaget、HGSTは、WDに買収されてしまいましたから。
 DRAMも、HynixとSamsungの韓国勢以外は、エルピーダとMicron位ですからね、大手は。
 今はまだ好調なフラッシュメモリーもそのうちこうなるのでしょう。単価の下落と国際競争力の低下というのはいつの時代にもある話で、それに対応して生き残っていくしかないのですが・・・・。半導体については、ハブレス化という手もありますが、DRAMだとそれは余りうまくないでしょうねえ。

 単価の安い製品は、いずれにしても、日本ではもう難しいでしょう。自動車は単価が高いのでまだなんとかやっていられますが。
 DRAMやHDDという製品そのものは、価格競争の世界で円高でやってられないといはいえ、HDD内部で使われる部品や製造装置などはまだ競争力が高いもののもありますね。コンピュータもそうでハードの製造販売は儲からなくなってしまっています。それでサービスへシフトした会社もある訳ですが・・・ハード屋としては、やはりそこには拘りたいです・・・ただ、現実は難しいです。

 産業の米と呼ばれ、文句があるならDRAM供給しないぞと言えばいいと右の人がいっていたような(一部だけれど)時代が懐かしいです。懐かしいといってもそんな大昔の話ではありませんが。

 とはいえ、DRAMメーカーがまったくなくなるというのも問題だとは思いますので、エルピーダの再建が成功することを期待しています。

 最後に一つ。古いことだし、細かい話をしなければ平気かな?エルピーダと言えば、昔、エルピーダへ販売した製品のトラブルで大もめして、最終的にその製品で使われていたエルピーダ製のDRAMの不良が原因だったことが判明した事件がありました(笑)。HDDの製造元へ販売した製品でHDDのトラブルというのはまだありませんが。

 

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白爺の車検終わり

 AWの車検が無事に終わりました。27年目をもうすぐ迎えます。何度も入院したおかげか?特に何もなく、定期交換品だけでした。エンジンオイルも先日の修理の際に交換したので交換しなかったので安くすみました。新しい車並のほぼ最低の金額です(ディーラーでの車検の)。今年はこれ以上は無いことを祈っています。
 発煙筒がグローブボックス下のトイレにおいてあったので、古いのを外してここにおいたのかと思って見たら、有効期限が2015年。あれ?と思って定位置を見たら・・・古いのがついたままでした。で、見ると新しい発煙筒は一回り細いのです。最近のはこれで、AWについていた太いのはもう生産されていないのでしょうか?聞いてみるつもりです。細いのだとホルダーにつかないから不便です。
AwAw2

 調子はまあまあです。最近はストールすることもなくアイドリングもまずまず安定しています。踏めば問題ないのは前から同じですが。ただ、少しまたレスポンス悪い気もします。スロットルボディがあれば交換した方が良いのかもしれません。

2/28/12追記
 やはり発煙筒は太いのはもう製造されていないといわれてしまいました。なので、古い太い発煙筒のケースだけ残して、そこに新しい細いのを入れることにしました。がたつくので紙を巻きました。紙はどうかな?と思いましたが、発煙筒自体の筒が段ボールだったし、気にすることはないでしょう。間違って着火する確率はほとんどないし、その場合、紙を巻いているかどうかは関係ないですから。

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ユーザーのためにならない低燃費

 アルトエコの話です。我が家は、エコカー?そんなの興味無い、という家なのでほとんど注意を払っていなかったのですが、この記事には腹が立ちました。ちょっと前の記事ですが。
http://response.jp/article/2012/02/11/169866.html
 アルトエコがJC08の燃費でミライースを上回るためにはノーマルのアルトから軽量化することが必要で、そのために燃料タンクを30Lから20Lに小さくした、というのは前から聞いていました。それだけでも、意味がないと思っていました。確かに軽くすれば燃費は良くなりますが、燃料タンクを10L小さくしていったいどれだけ軽量化されるのか?それを考えたら、30Lのままでがんばるべきだろうと。
 しかし、実態はもっと酷い(悪質)ことが判りました。JC08のモード燃費の審査では、測定はローラーの上で行われ、その負荷が車重で変わるそうです。740kgまでは800kg分の負荷、740kgを越えて855kgまでは910kg分の負荷だそうです。
 ミライースは、730kgであるのに対し、ノーマルのアルトはCVTで760kg(燃料、潤滑油込み)なので、740kg以下にしないと負荷が大きくなり、燃費で負けます。なので、740kg以下にするために20kgの軽量化が必要で、そのために燃料タンクを小さく・・・していません。ええ、小さくしたのだと思っていました。しかし、実際にはアルトの30Lの燃料タンクの中にしきりを設けて20Lしか入らないようにしているのです。
 つまり、燃料無しのドライ重量では、30Lタンクのままよりも、若干ですが増加しています!車を重くして計測条件を変えて燃費を向上させているのです!スズキのエンジには恥ずかしくないのでしょうか?確かに短距離走行が多く、20Lでも30Lでも大差ないかもしれません。が、航続距離は明かにノーマルのアルトが上です。エコは2/3しか入りません。そして当然ながら燃費は1.5倍良いということはありませんから。

 ミライースに対して、短期間で仕立て上げるためには他に選択肢は無かったのかもしれません。しかし、そこまでしてJC08のモード燃費で勝つためだけの車を作ることに意義があるのでしょうか?現実にはアルトエコとしきりを外した30L入るアルトエコの燃費はほとんどかわりません。運転者の体重や荷物、道路状況の方がはるかに影響は大きいでしょう。

 自動車評論家の論評を見ると、ミライースよりもアルトエコの方が乗り心地など優れている点は少なくはないようです。その点、短期間で仕上げたスズキのエンジニアを褒めたいとも思います。が、この燃料タンクだけは許せません。カタログの燃費だけを良くするための改悪ですから。

 これだけでスズキの車を買いたく無くなります。スイフトスポーツもスズキなんですよね・・・・。ただ、当然ながら開発チームは違いますし、チーフエンジニアの竹内氏のインタビュー記事などを読むとアルトエコとはまったく違って、実にまじめに良い車にしようと開発したことがうかがえます。だから、スズキがというよりもチーフエンジニアの問題なのでしょうけれど・・・。ある自動車評論家のブログの記事で、これだけで判断は出来ませんが、アルトエコのチームにはこの記事でも良い印象を受けません。
http://autoc-one.jp/kawamura/blog/966399/
 良く読むとここに、燃料タンクを見かけ上削ったと書かれていました。スイフトスポーツとの違いも書かれています。同じ人のブログのスイフトスポーツだとこんな感じ。
http://autoc-one.jp/kawamura/blog/954233/

 この人の論評の是非は別にして同じ自動車評論家が同じメーカーの違う車の開発エンジニアに対していだいた印象の違いは参考になると思います。

 もちろん、メーカーのスズキの姿勢に問題はありますが、元はと言えば経産省の問題ではあります。重量区分により負荷が大きく変わるという現行の制度では当然メーカーはこの境目で一つ低い区分に納めようとします。それにより、たった10kg違うだけで、カタログ燃費が違ってきます。他にもそういう例はいくらでもあります。例えば86/BRZ。RC/RAは1190kgで13.4km/l。G/Rは1210kgで13.0km/l。20kgの重量差で変わっているのではなく、重量区分が変わるからかわるのでしょう。

 前にも述べたようにエコカーの認定基準も同じです。こっちは逆に重量区分を一つあげると燃費の基準が緩くなるので、10kg重くして燃費を悪く(少しとはいえ、絶対良くはならない)するとエコカーに認定される場合があります。

 結局、これは区分が大雑把だからでしょう。リニアに何故出来ないのでしょうか?JC08なら車重の110%の負荷をかけるとか、そういう決め方は出来ないのでしょうか?測定器が対応出来ない?そんなことはないと思いますが・・・。
 エコカーの認定もそうです。重くなってエコというのはありえません。勿論、元々重たい車でも燃費の改善に取り組んでいる場合には優遇するという意味合いがあるのは判りますが、絶対的に燃費が悪いのにエコだというのは理解出来ません。こっちは絶対燃費で行くべきでしょう。

 燃費も本来は実走で測定すべきでしょうが、運転者のばらつきがあるので測定が公平ではないということになるのでしょう。だったら、いっそ、経産省が認定したコースをメーカーが用意した10人のドライバーに走らせて、その平均値を採用するのはいかが?ドライバー込みで低燃費になるようにがんばればいいのです。ドライバーの差により実際の車の燃費が同じでもカタログ燃費が違う場合も出てきますが、それでも良いでしょう。メーカーはどう運転すれば燃費がよくなるかを研究するでしょうから。これまた受験対策に終始するかもしれませんが、ユーザーにこう運転すれば良くなりますよとガイドすることが出来るかもしれません。エコインディケーターみたいなので誘導することも出来るでしょう(それで渋滞起こすような運転では困るけれど)。

 メーカーは基準の中で良くも悪くも努力しますから、やはり基準を改善しないと駄目です。経産省や環境省が本気で自動車の燃費を良くしたいと思うのなら基準の改定は必須です。そしてやはり燃料課税一本化がもっとも効果的でしょう。取得税も自動車税も重量税も撤廃し、全てを燃料課税に一本化すれば、ユーザーは本当に燃費が良い車を求めますし、メーカーもモード燃費対策ではなく、実際に燃費が良く車を開発するはずです。

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スイフトスポーツ試乗

 スイフトスポーツはFFですが、後は私が求める条件を満たす車です。ただし、今回はタイヤが195/45R17と極悪サイズ。評価は高いようですが、試乗してみないとわかりません。スイフトスポーツの試乗車なんかそうそう無いよなあ・・・と思っていたら、わりと良く通り道路沿いのお店にあるのに気が付きました。時間が取れたので行ってきました。
 ぱっと見は先代と余り変わりません。まあ、ベースのスイフトが先代と余り変わらないので当たり前ではありますが、スイフトスポーツも並べれば明確でしょうが、道路ですれ違った時にはどっちがどっちかはすぐにはわからないでしょう。特別好きだという訳ではないですが、嫌いな部分もありません。
 運転席に乗り込んだら・・・・いやはやなんともまあ・・・安い内装で(苦笑)。写真だと結構いい感じに見えますが、実物は樹脂そのまま。ドアの内張は布だと思っていたのですが、実は布風のシボでした。もっとも素材は安いものの、写真で見ればそれほど安っぽくは感じないというのは、デザインは上手だと言えます。まあ、安い車(特にベースのスイフトは)なので、これはこういうものでしょう。MR-Sなんかよりはましですし(MR-Sだとプラというよりも塩ビという感じで更に安っぽい。アルテもそういう部分がありました)。スイフトスポーツは、走りのグレードであると同時にスイフトの最高級グレードでもあるので、ドアに布シボを本当の布にするとか、もう少しやってもいいかなとも思いますが、まあ、同じ値段なら、内装よりも走りにコストをかけるのが正しいでしょう。
 シートはやはり高め。一応上下調整出来ますが角度が変わるタイプなのが残念。いつものように一番下にセット。それでもまだ高いですが、テレスコとチルトはあり、ポジションは合いました。もう少しだけシートが低いといいのですけど。まあ、フィットRSよりはましだし、この手の車はシート高いのは仕方ないですね。シートそのものは悪くないとは思うのですが、もう少しサイドサポートはあってもいいかな。ショルダーサポートは小振りですがあります。ただ、腰の後ろ側が少し圧迫されます。シートの絶対的な出来の善し悪しではなく、私との相性で割りとこういうシートあります。アルテがそうでしたし、ルーテシアがまさにそう。長時間乗るとここがやや心配。
 視界はまずまず。装備も必要なものはついています。オートエアコンですし、HID(6万円程度のオプション)を選べばオートライトもついてきます。使わないでしょうがクルーズコントロールもついています(45-100km/hでしかセット出来ないけど)。バニティミラーは照明無しだけど、まあ、これはそういう車ではないでしょう。リアシートは広さは十分ですが、妙に柔らかいのはどうでしょう?背中はまずまず。
 トランクを開けたら狭くて驚きました(苦笑)。まあ、ルーテシアよりも10cm短いですからこんなものかな?底が浅いのはボードで底上げされているからで外せば相応の深さはあります。その下はスペアタイヤが収まる空間ですが、スイスポだとパンク修理キット。これも問題ないでしょう。スペアタイヤなんて初代MR2で一度使っただけです。狭いとはいえ、当然、エリーゼよりは荷物は積めますし、リアシートを倒せば相応の荷物は積めます。問題はないです。
 さて、試乗です。クラッチを踏んで・・・あれ?プッシュスタートか、これ。で、押してエンジン始動。それを除けば、後はコンベンショナルな操作方法なので悩みません。クラッチだけですっと発進出来ました。
 ディーラーの敷地から前の道路に出たら・・・お!これいいかも!道路に出てもその印象は変わりません。試乗コースには路面が悪い場所や対策舗装(ダンダンダンという盛り上がった連続する横線がある舗装)の部分も含まれていますが、タイヤの薄さ硬さをやや感じるものの、総じて乗り心地はいいです。リアがトーションビームの車の中では、多分、過去最高。ルーテシアRSと双璧でしょう。ポロも良かったですが、タイヤが違います。ポロは185/60R15。こっちは195/45R17です。タイヤが近い215/40R17のクロスポロと比べると、スイスポの勝ちです。もしかするとルーテシアRSに勝っているかもしれません。上下の揺れはスイスポの方が少ないようにも思います。同じ場所で比較してみないと断言は出来ませんが。全体的に収束具合が早いし、いいです。なるほど、これは評価高いはずです。
 操作性も特に問題はありません。シフトフィールは特別いいとは思いません(FFですから)が、悪くもないです。偶数ギヤに入れる(つまりレバーを手前にひく)時にちょっとごりっとしたような感じがありますが、気になるのはそれ位です。
 エンジンは、まずまず回りますし、低速トルクが低いということもなく、クラッチだけで発進出来ます。ただし、音は特別良いとは思いません。変な音だとか、気になる音だという訳ではありませんが、音で楽しめる、欲しくなるようなエンジンではありません。ただし、アイドリング中は静かです。アイドルストップついているのかと思った位です。まあ、我が家の車がどれもにぎやかなせいもあるかもしれませんが。動力性能はこれで十分です。
 試乗でハンドリングどうこうと言うのは難しいですが、試乗の範囲内で言えば、実に素直で安心感があります。慣れない車では、飛ばしていいよと言われても難しいのですが、この車は、初めてでも慣れている車のように安心して運転出来ます。これは珍しいです。過去は、アルテとMR-S位です。そういうのは。
 総じて車の出来は非常に良いと思います。トゥインゴRSに良く似た成り立ちの車ですし、出来上がった車も似ています。トゥインゴはAセグ、スイフトはBセグで、5ドアで一回り大きいとはいえ、スイフトも今のBセグの中では小さい方ですし、重量や動力性能なども似ています。乗り心地は、スイフト圧勝です。タイヤの違いも多少ありますし、トウィンゴRSは、カップなのでハードなのは当然で、スポールなら差は縮まるとは思います。とはいえ、スポールのゴルディーニとの比較でもやはりスイフトスポーツの方が良いと思います。もちろん、試乗レベルでの比較ですので、もっと速度領域が高くなったり、限界へ近づけた場合にはカップのトウィンゴRSが勝るかもしれませんが、普通に日本で走るならスイフトスポーツでしょう。 
 ルーテシアRSと比べるとエンジンの魅力でルーテシアRSが勝りますが、乗り心地だけなら良い勝負だと思います。
 内装は簡素ですが、必要な装備はついています。特別凝った部分はないかもしれませんが、オーソドックスで乗りやすい車だと思います。
 難点は、シートが私にあっていないことだけです。座った時に感じた通り、試乗で腰の後ろが痛くなってしまいました。先代の用にレカロのオプションがあれば、二つのうちどちらかは相対的にはあったと思いますので、その点だけは残念です。ただし、元々高い車ではありませんから、さっさとシートを交換するのも手です。シートにエアバッグは内蔵されていませんから(良い悪いは別にしてサイドエアバッグはない)。相方がノーマルで問題ないなら、運転席だけ交換すれば良いです。レカロの安いのでも腰の具合さえ良ければ十分ですから。
 ナビは難しいのでとりあえずつけないで、ETCとHID程度で見積り作成してもらい207万。ある低度の値引きは出来るようなのでナビをつけても、200万強で買えるはずです。これは安いと思います。86はいきつけのネッツで見積り作ってもらいましたがG+オプションの仕様でナビ抜きで300万位でした。
 高速人員輸送車計画の本命が86/BRZであることに変わりはありません。乗り心地とポジションに問題が無ければ、後はいつ買う(買えるか)だけです。しかし、ここにきてスイフトスポーツが有力な対抗馬に浮上してきました。シートは最悪交換するとしても、86/BRZの2/3の値段です。乗り心地がもし同等だったら・・・。 
 シートやポジション(あくまで私との相性)は86/BRZの方がよさそうですが、乗り心地はどうでしょう?これは乗って比べないと分かりません。どちらが勝るか!?楽しみです。

 考えて見れば、相方がCVTとプッシュスタートを受け入れれば、次期相方号にもなりえますね。多分、普通のスイフトよりも快適性高いと思いますので。その方がいいでしょう。CVTは嫌いですが、7速マニュアルモ-ドを駆使すれば普通のAT並に走れますから。

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116i スポーツとジュリエッタ スプリント試乗

 似ていないようで似ている二台です。どちらもCセグメントですが、王者ゴルフに真っ向勝負ではなく、プレミアムを売り物にして、価格は高め、その代わり装備も充実でゴルフよりもスポーティなイメージで売る車です。どちらも最廉価グレードがゴルフの松に近い価格設定です(116i:308万、スプリント:318万、ゴルフ コンフォートライン:289万、ゴルフ ハイライン:329万)。
 1シリーズは今回は1.6Lの直四ターボで、116iと120iで出力は違うものの基本的には同じエンジンです。DCTではありませんが、このクラス世界初の8速AT。ジュリエッタも1.4Lの直四ターボの6速DCTが基本で、最上級グレードだけ1.75Lの直四ターボのMT。

 まずはBMW。3シリーズも直四ターボの新型が発表され、ほとんどが直四化されてしまい、直六は3Lターボのみになり、NAは無くなります。BMWの直六にも縁が無かったです。残念。まだ、今なら325の在庫はあるのかもしれませんが・・・お金ありません(苦笑)。
 まあ、性能は1シリーズと同様に向上しているでしょうし、商品性は上がっているのでしょうけれど、NAにこだわりがある私としては残念です。
 さて、その新型1シリーズにようやく試乗出来ました。試乗車は116iのスポーツです。といっても、Mスポと違って内外装がちょっとスポーティな感じになっているのとシートがスポーツシートになっている程度です。標準グレードが308万に対して、318万です。
 シートの調整方法がマニュアルだといまいちですが(バックレストの角度調整がダイヤルではないし、高さ調整がおしりを持ち上げてからレバーをひくと上がってくるので、下げるなら体重で押し下げる必要がある)、これは電動シートにすれば解決出来ます(120は標準、116も営業氏いわく、オプションの装着率高いとのこと)。また、調整してしまえば、ポジションは合います(調整幅は広い)。シートも低いです。
 ただし、FRなのでペダルは右側へオフセットしています。ブレーキペダルを右足で踏んだ状態の右足の位置が私にとってのアクセルペダルを右足で踏んだ時の位置です。また、アクセルがオルガン式なので足首がやや疲れます。
 とはいえ、問題がある、運転出来ない・運転が辛いというほどではありません。慣れれば多分問題はないでしょう。BMWは概してポジションはうまくあいます。

 さて、発進・・・と行きたいのですが、今回はここからが難しいです。まず、キーを差し込む場所がありません。はて?と思ったら、キーは持っていれば良く、後はスタートボタンを押すだけでエンジンはかかります。今回は試乗でしたが、自分で所有しているのならキーは鞄なりポケットなりに入れたまま取り出す必要がないという訳です。今では珍しくもない装備ではありますが、私はキーを差し込んで回す車ばかり乗っているのでなじめません。

 さて、今度こそ発進・・・あれ?なんだ、このシフトレバー?ええっと、プリウス式と言えば良いのでしょうか。レバーの位置は変わらず上下に押すとまた中央に戻ってきます。それでPNDなどと変わるのですが・・・今どこにいるのかは表示を目で見ないとわかりません。うーん、私は古くさい人間なので、物理的な位置が変わる方がいいです。ちょっと慣れれば見ないで操作出来ますから・・・。

 幸いサイドブレーキはついていますので、サイドブレーキを解除して発進。敷地から道路に出たら・・・あれ?なんか柔らかいぞ??走り出しても、全体的に足は柔らか目です。ガツンガツン来たりはしません。デビュー直後の120i(先代1シリーズ)に試乗した時と大違い。あの時はガツンガツン、ドンドンと始終上下に揺さぶられ続けて試乗で疲れ果てましたが、今回はその逆です。ランフラットタイヤの熟成が進んだのもあるのでしょうけれど、これならタイヤはもう普通のに交換したいとは思いません。
 が、しばらく乗ると今度は柔らかすぎるように感じてきました。当たりは優しいのですが、収束がやや遅く、路面が悪いと今度はゆらゆらぶるぶるというような動きが続きます。エリーゼと逆ですね。エリーゼは、ガツン、ガツンとそれぞれの衝撃は大きいものの一発で収まりますが(S1と比べてS2だと残る場合もあるけれど)、116iは、ガツンとこない代わりには二次、三次振動が小さいものの残ります。
 うーん、乗り心地は悪くはないですが・・・良いとも言いがたいです。従来は硬さが気になることが多かったBMWですが、今回は柔らかさが気になります。
 操作性はやはり左足でブレーキは踏みにくいですが、それ以外は特に問題はありません。ああ、ウインカーがシフトレバーと同様に押すとすぐまた元に戻るタイプですが、これは最近のBMWに共通したもので、116iだけの問題ではありません(好みではありませんが)。
 8速ATですが、ここまで段数が増えると私みたいにマニュアル操作で走らせる人間には忙しすぎます。もちろん、1350回転から4000回転で220Nmの最高トルクを発揮するエンジンですので、こまめに変速しなくても問題なく走りはします。が、低回転を保ってエコ運転すると忙しいです。そしてパドルがついていないので、左手はほとんどシフトレバーの上で、ステアリングは右手だけで持っている状態が長くなってしまいます。これは是非ともパドルが欲しいです。120iでもついていませんし、現状オプションもありません。数ヶ月後にMスポーツパッケージが追加されるそうですが、それにも付かないそうです。3シリーズはオプションでパドル付きを選択出来るそうですが・・・・。
 エンジン自体は・・・何も印象に残っていません。問題は特にありませんが、エンジンそのもの何か魅力を感じるというものでもありません。BMWとは思えません。悪いとは言いません。良くできたエンジンでしょう。が、うーん、これじゃまるでゴルフ。
 それからアイドリングストップ機能がついていますが、試乗中、一度もエンジンは止まりませんでした。暖まらないと止まらない車もあるのですが、116iの場合、マニュアルモードだと止まらないとのこと。あらま、じゃあ、仮に我が家にやってきたら、私が運転する限りは一度も止まらないのですね(苦笑)。オフ出来るようにして(確認しませんでしたが、多分、今でも出来るはず)、マニュアルモードでも止まるようにすればいいのに。
 全体を通して、好みの問題(スタートボタンやシフトレバー、ウインカー)を除けば、欠点はパドルが無いこと位です。通常Dレンジで運転する人にはそれも問題にはならないでしょう。しかし、116iならではの魅力は何かと言われると返答に窮します。プレミアムCセグメントの自動車として商品性は高いでしょうし、性能にもなんら問題ありません。日本で公道を走る限り、120iは必要ないでしょう。装備で追加したければ、116iでもほとんどはオプションで選べます。ですが、これは他にない、というのが感じられません。
 トヨタみたい・・・というよりはゴルフみたいというべきでしょうか?BMWらしくないのが唯一の欠点と言えるかもしれません。ただし、以上は街中の短時間の試乗での印象ですので、高速巡航やワインディングを走らせれば、BMWらしさが出てくるのではないかと思います。
 どうせパドルは無いのなら、我が家には116iで十分です。シートは標準やスタイルのものよりも、スポーツの方が好みに合うので、スポーツか標準グレードにオプションでスポーツシートを追加することになるでしょう。電動シートにも出来ますし、営業氏の話だと電動シートのオプション装着率は高いそうです。まあ、これはBMWの高さ調整がやりにくいこともあるでしょう。

 次はジュリエッタです。2010年の夏にクラシックカーのイベントで参考展示されたのをみてから、一年半経過してやっと日本に導入されました。試乗車はこれまた最廉価グレードのスプリント。といっても、装備は充実していて、上位グレードと比べて落ちるのはヘッドライトがハロゲンで、パワーシートでない位です。Cセグの車としては充実していると言えるでしょう(国産車はHID標準または安価なオプションであることが多いですが)。
 エクステリアは116iよりも個性的で魅力的に思えます。ボディサイズは似たようなもので、ゴルフよりもやや大きいです。インテリアも質感もまずまずで、ユニークさを感じます。この辺はさすがアルファ。BMWも質感は高くなっていますが、デザインはアルファに負けます。ただし、カーナビは余り考慮しておらず、純正オーディオは格好いいですが、ナビをつけるとパネルごと交換だそうです。まあ、そうすれば2DINのナビが付くので、ルノーなんかよりはましですが。
 ただし、細部の作りを見ると、ドア上部のモール部分が前ドアと後ろドアであっていない(直線になっていない)とか、あれ?という部分もありますが・・・。こういうものなのか、製造上の問題なのか判断尽きませんが・・・。

 ポジションは問題ありません。FFなのでペダルがやや左へオフセットしていますが、私にはそれでちょうどいいです。ブレーキも左足で踏みやすく、もちろん、右足で踏んでもなんら問題はありません。シートもまずまず。
 キーは普通で差し込んで回すタイプです。ほっとします(笑)。シフトレバーの2ペダルの普通の車。残念ながらスプリントにはパドルがありませんので、シフトレバーで操作する必要があります。116iと同じ。まあ、ゴルフも松にはついていますが、梅や竹にはありません。
 さて、発進。DSGと比べるとアルファのTCTは、がさごそ感が少ないです。敷地から道路へ出たら・・・あー、硬いなあ。116iと比べるとかなり硬めです。ただし、トーションビームのMiToのようにゆさぶられはしません。その後も全体的に硬めの印象を受けました。路面が荒れていると相応にガツガツきます。とはいえ、一番おとなしいスプリントでタイヤも205/55R16ですから、ガツンガツンはしませんし、リアだけばたばたはしません。硬めですが、乗り心地が悪いというほどではありません。とはいえ、スプリントでこれだと、コンペティツィオーネ(225/45R17)やクアドリフォリオ ヴェルデ(225/40R18)は、街乗りだとややきついかもしれません。
 TCTはいい感じです。DNAのNでも変速速度は十分で、逆にDにしても街中の短時間試乗では差はわかりませんでした。6速でDSGや116iと比べるとギヤの段数が少ないのですが、マニュアル操作で乗る分にはむしろ忙しすぎにちょうどいい位です。
 操作性、ステアフィールなどなども特に問題はありません。エンジンの動力性能も十分。ただし、まだ新しい試乗車で試乗コースも余り引っ張れる場所がなかったので、上まで回せませんでしたし、音は普通でした。
 こちらもアイドリングストップ機能付きです。そして、試乗開始して最初に信号で止まった時にエンジンも止まりました。マニュアルモードでもちゃんと止まります。ここはアルファの勝ちです。ただし、ブレーキを踏んでいると止まり、離すと始動するので(これは2ペダルの場合、極普通の動作)、発進の際にどうしても遅延が生じます。これは感覚的なもので、実際にはそれで出遅れるという訳ではありませんが、ブレーキを離してアクセルを踏んでから、少ししてから動きだします。MTだとクラッチを踏み込んだらかかるので、ギヤを入れてクラッチをつなぐ間に完全にエンジンは始動しているので遅延は生じません。実際には2ペダルの方が車自体は早く動きだしますが、MTは通常の動作の中で始動するので感覚的な遅延が生じないのです。まあ、これは、慣れと言えば慣れでしょうね。横の信号が赤になったらブレーキペダルを離して、自分の信号が青に変わったらアクセルを踏めば良いでしょうから。渋滞中なら前の前の車が動きだしたらブレーキを離して、前の車が動きだしたらアクセルを踏めば良いでしょう。とはいえ、やはりMTの方が親和性は高いと思います。これはジュリエッタに限らず全てに共通する話です。

 116iよりも感想が短いですが、気になる部分も少なかったと言えます。乗り心地は人により評価は分かれるでしょう。116iの方がスプリントよりも快適だと思う人が多いかもしれません。私は・・・わかりません。どちらももう少し長く、もう少し色々な路面を走らせてみないとどちらが良いとは決め切れません。
 いずれにしても、ジュリエッタも大きな欠点はなく、商品性は高いと思います。ま、価格も高いのですけれど。ただ、パドルがないことと、2ペダルで相方も運転することを考えるとコンペティツィオーネが良さそうです。パドルがついて、メモリー付きの電動シートで、シートヒーターもつきますから。サスペンションも設定が違うようで、タイヤも薄くなるので乗り心地は悪化しそうです。まあ、とはいえ、225/45R17なので、極悪な薄さではありませんが・・・。ただし、358万と値段が40万も高くなってしまいます。ここは悩ましいですね。

 なお、試乗車はありませんが、MTのクアドリフォリオ ヴェルデの展示車もありました。座って触って見た限りは、一部雑誌などで言われていたクラッチの操作のしにくさは私は感じません。左側へオフセットしているので、フットレストは使いにくいですが、エリーゼと同じようなものです。あくまで静止状態なので、実際にはわかりませんが、MiToよりもシフトフィールはよさそうな感じがしました。タイヤは更に薄くサスペンションも更に硬めの設定のようですが、もしかすると、エリーゼに近くなって結果的にはこっちの方が乗り心地が良かったりするかもしれません。もっとも388万はちょっと高すぎます。(^^;性能も過剰でしょう。
 無い物ねだりですが、スプリントのMTがちょうど良いかもしれません。MTならパドルの問題はありません。コンペティツィオーネなら75台限定ですが、MTがあるようですね。赤だけですが。もう売れ残りは少ないかもしれませんが。

 とまあ、1シリーズもジュリエッタどちらも大きな問題・欠点はなく(パドルが無いのが最大の欠点)、商品性は高いとは思いますが、当然、それに応じて値段も高いのですね。で、そうなるとやはりゴルフ梅のコストパフォーマンスの高さが光ります。マニュアルエアコンで装備も簡素ですが、必要なものはついています。そしてあの乗り心地。同じような街乗り試乗では、乗り心地はゴルフ梅が上です。絶対的な動力性能は低いですが、普通に使う分には困りません。それでいて、50万ほど安いのです。街乗りと日本の高速巡航ならやはりゴルフ梅の方が良いように思えます。
 まあ、だからこそ、両車とも真っ向勝負ではなく、プレミアム、という路線できているのでしょう。

 さて、三車の中でどれが一番我が家に適しているでしょうか?まず、色が問題です。性能は問題のないジュリエッタですが、四色しかありません。赤白黒グレーです。最近のアルファは色が少ないのも難点です。147/156の時代には赤が過半を占めるとはいえ、他にも色々な色があったんですが・・・。赤と黒はないので、白かグレーですが、相方は嫌がるでしょうね。まあ、どっちかと言えば、白かなあ。
 ゴルフは色の数はそこそこあるのですが、相方が好むような色がありません。私は薄い水色あたりは好きですが。
 その点116iは色の数こそゴルフと大差ありませんが、オレンジメタリックという相方の好きな色があります。色の出入りはあるにしても、従来からBMWは色は豊富でわりと良い色も多いです。
 また、私が自分で買うとしたら(追加)、前輪を駆動する、過給器付き、クラッチがない車は乗らないという私のポリシーからすると、ゴルフとジュリエッタは、FF、ターボ、2ペダルという三重苦です。116iならFRなので、二重苦で済みます。これは実際の問題よりもこだわりには過ぎませんし、2ペダルはピー太郎で既に崩れています。とはいえ、三つ全部はねえ。と思うと自分で買うのは躊躇しますので、追加なら116iにしたいです。。
 116i、スプリントもマニュアル操作では引いてシフトアップ、押してダウンです。私はこれが正しいと考えます。他にフォードやマツダもこの形式です。加速中にシフトアップするので引くのが利にかなっているでしょう。ゴルフは逆で押してシフトアップ、引いてシフトダウンです。ルーテシアもゴルフと同じです。
 相方がルーテシアを乗り換えてくれるのならどれでも問題ありません。パドルはあった方がいいですが、無くてもなんとかなります。しかし、もし、追加なら、116iは難しいです。操作方法似ているものの逆の車が混在すると間違いが起きやすくなってしまいます。パドルがあれば、操作方法が全然違うので問題はありません。なので、追加ならルーテシアと同じゴルフか、パドルがついたコンペティツィオーネを選ぶべきです。なので、116iは脱落します。
 ゴルフ梅とジュリエッタコンペティツィオーネの比較であれば、価格差が100万近くなってくるので、ゴルフ圧勝でしょう。パドルを優先してゴルフ松を選んでもまだ安いですから。
 こだわりを捨てれば、ゴルフ梅追加が最良の選択でしょう。もし、相方が乗り換えてくれるのなら、色で116iが最良でしょう。ただし、相方はBMWは嫌いですが(苦笑)。
 繰り返しになりますが、116iもジィリエッタも良く出来た大きな欠点のない商品性の高い車だとは思います。しかし、BMWやアルファロメオに期待する何かを短い試乗コースでは感じることが出来ませんでした。一つは、昔のと比べるとNAっぽいといはいえ、やはりターボが私の好みに合わないのかもしれません。どちらもNAで上まで回していい音がする!というのを期待するメーカーでしたから。低速からトルクは出ていて使いやすいエンジンですが、回す楽しみのようなものがありません。ハンドリングうんぬんは評価出来るほどの試乗ではありませんが。
 もっと長い距離、色々な状況で乗れば、それぞれの良いところがもっと良くわかる可能性は高いとは思います。そういう意味では短距離しか試乗できなかったのは残念です。ただ、短距離の試乗でも理由はともかく楽しいと思える車があるのもまた事実です。うーん、やはり私がBMWやアルファロメオに期待するものと、両車が提供するものが、ずれている、ということなのではないかと思います。とはいえ、どうよ?と他人に聞かれたら良い車だよと勧めることは出来ますし、両車とも売れるとは思います。駄目な車という訳ではありませんから。

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86とBRZ

 正式に発表されましたが、過半は既に情報が出ていたので、新たに判ったのはオプション・セットオプションの詳細位ですね。発表は86が先でしたが、発売はBRZが3月28日、86が4月6日と、スバルが先。なるほど。発表はトヨタがとって、発売はスバルがとったという訳ですか。同時でもいいでしょうが、なかなか興味深いです。

 86の展示・試乗車は発売後だそうですが、BRZは先行展示をおこなっていると書かれており、見たら最寄りのスバルのディーラーでもやっていました・・・ただし、6日まで。休暇をとって先週末は小旅行に行っていたので土日はいけませんでしたが、昨日の月曜日も休暇をとっていたので、午後行ってみました。そうしたら、webの表示上は6日までだが、6日は移動日でもうありませんでした。はー、だったら、5日までとちゃんと表記してよ。仕方ないのでカタログだけもらいました。webの表記はメーカーの問題であってディーラーの問題ではありません。他にも同様にやってきた人はいたようで、ディーラー側もまたきちゃったという感じでした。いった時もスバルのはターボつかないのと聞いている人がいましたし。
 ただ、ディーラーにも問題はあります。またまた名刺をくれません。展示車は移動していない、カタログいりますか、ください、で、その後は、話をしようともしません。実物はないが、詳細をご案内とかいって話をすればいいのに。週末はたくさんの人が見に来てそんな暇はなかったでしょうが、月曜日です。何故やらないのかね。まあ、いいですけどね。でも、ここは最寄りのディーラーなんですよねえ。でも、ここでは買いたいという気持ちになれません。まあ、後述する理由により、購入するとしたら、BRZではなく、86になる可能性が高いですが。

 価格は下位グレードは86が安く、上位グレードはBRZが安いようです。MTしか考えないのでATは省略

86
 297万 : GT Limited
 279万 : GT
 241万 : G 
 199万 : RC

BRZ
 291.9万 : S+エアロパッケージ+レザー&アルカンタラパッケージ
 279.3万 : S
 247.8万 : R
 205.8万 : RA

 BRZにはGT Limitedに相当するグレードがなく、オプションパッケージを組み合わせてGT Limited相当です。ただし、価格は何故か5万安いです。
 GよりRが7万高いですが、RにはHIDが標準(後いらないけどマフラーカッターも)。17インチパフォーマンスパッケージがSに設定されているので、標準グレードでも16インチか17インチかを選択出来ます。また、RAはバンパーがボディ同色で、オプションでエアコンも選べます(20万)。ここが86のRCとの大きな違いです。ナンバー付きレース車両に仕立てるならエアコンはあった方が良いでしょうし、チューニングベースとしてはRCよりもRAがいいでしょう。
 しかし、問題も色々。86と違ってオプションがセットになっているので、これだけつけたいというのが出来ません。そして、そこに私にとっては致命的な問題が・・・。以前述べたように16インチの方が恐らく好みに合うので、標準グレードのG/Rを基本的には選ぶことになるでしょう。そして、欲しいオプションはトルセンLSDとオートライト(コンライト)です。革巻ステアなどは高くはないので一緒につけましょう。
 そうした歳に86はコンライトはHIDとのセットオプションですが、BRZはHIDは標準であるもののコンライトはSだけの装備でRにはオプション設定すらありません。LSDは86は単体で選べますが、BRZだと17インチパフォーマンスパッケージに含まれています。
 また、Rだと革巻きステアなどのスポーツインテリアパッケージだけを選択することは出来ず、最低でエアロパッケージ(これは86はGT Limitedしか選べない)との組み合わせか、17インチセットとの組み合わせです。
 という訳で、16インチなら、86で決まりです。

 一方、もし、17インチの方が良い場合には(まずないとは思いますが)、Sにレザー&アルカンタラパッケージを組み合わせて、286.65万で買えます。GT+7万です。シートヒーターは便利で快適ですから、この選択はありえます。GT Limitedよりも10万安いですからね。エアロは別にいりません(高速巡航で差がでるかもしれないが)。BRZにはリアフォグがありませんが、別にいりません。
 という訳で、17インチなら、BRZでしょう。

 86のグレード構成は上級グレードだと走りも装備も充実というのは変えた方がいいのではないかなと思います。86なので
 GT:標準グレード:16インチ、マニュアルエアコン
 GT-V:走りのグレード:17インチ、エアロ、マニュアルエアコン、シートは今のGTのもの
 GT アペックス:豪華グレード:16インチ、オートエアコン、シートはGT Limitedのものというような感じがいいんじゃないかと。快適装備は欲しいけど、がしがし走らないというユーザーも結構いるのではないかと思います・・・・私自身のことですけれど。(^O^;

 スバルは86よりも実質的には安いのですけど、セットオプションばかりで自由度が低いですね。まあ、だから安く出来るのかな?

 まあ、いずれにしても、実際乗ってみて乗り心地がどうかですね。それと操作性。実物が待ち遠しいです。

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