« SLK試乗 | トップページ | 東京モーターショー2011:東館編 »

東京モーターショー2011:西館編

  お久しぶりです。あってはならないことが起きてしまって、ずっとなにもやる気がしない状態が続いていましたが、ようやく落ち着いてきて、気晴らしもかねて東京モーターショーへ行ってきましたのでちと遅くなりましたが、報告します。意外に思われると思いますが、実は東京モーターショーへ行ったのは今回が初めてです。幕張は遠くて行く気がしませんでし、人混みが苦手なので、今まで行きませんでした。MR-Jの時は見に行こうかとも思ったのですが、アムラックスかどこかで見られるだろうと思ってやめました(実際、アムラックスで後日見ました)。
 今回は場所が近くなりましたし、有給消化の一貫で平日にいったのでそれほど混雑もしないだろうと思ったのですが・・・甘かったです。なお、写真はつけていません。数が多いので、後日、個別にまたあげていきます。
 10時前についたものの既にたくさんの人がいて、階段で渋滞していました(苦笑)。中に入ると過半の人は東館を目指しています。私は逆に西へ。そして西館への人の波も過半は1階を目指しています。で、私は上(4階)へ。
 このフロアは小規模ブースの集まりとSmart Mobility Citiyというテーマ展示でしたが、各社がいろいろおいていたので、結構楽しめました。ここに私的目玉の東レのCFRPオープンスポーツTEEWAVE”AR1が展示されています。エリーゼっぽさがあるのですが、関係無いとのことでした。ただ、東レはあくまでCFRPモノコックを作って、それをEVに仕立てたのは外注先のようなので、そこがエリーゼの部品を流用している可能性はあるようです。フロントガラスとワイパーは同じじゃないかなあ。200kgのバッテリー込みで846kgだから軽いといっても良いでしょう。4シーターにも展開可能と。これで、 47kW/180Nm。バッテリーは16kWhのリチウムイオン。航続距離は185km。最高速度147km/hだから、余りモーターは強力ではないですね。オープンにしたのはモノコックの強度・剛性のデモのためで必ずしもスポーツカーをつくろうということではないとのこと。

 それからNATSのEV。これもCR-Zっぽいのですが、全部作ったようです。
http://www.nats.ac.jp/pc/ev/index.html
 MR、で、MT!説明員(学生みたい)に聞いたら、モーターが弱いのしか使えないのでトルクが出せないため、ミッションを使ったとのこと。MRでMTはえらい!モーターは49kW/149Nmだそうです。トルクがやや恐いかな?だと。最高速度170km/h。バッテリーは10kWh程度。航続距離120km。でも、892kgは本当かな?なら軽いですね。バッテリーは足下とフロントの下。重量配分も考慮しているし、これはなかなかいいです。SEVのステッカーがはっていてなんでというとスポンサーだと。ああなるほど(笑)。
 後、クラッシュテスト後のリーフも展示されてました。キャビンはちゃんと残っています(今どき当たり前ですが)。中の構造も見えておもしろいです。ガラスはひびだけ。運転席の足は大丈夫そうにも見えるが樹脂部分が脱落しています。サイドシル部分にもしわが。なぜかリアフェンダーにぽつぽつと傷。リアハッチの中の車載充電器とかかれた部品も脱落していました。後部座席にチャイルドシートの子供と大人のダミーがいましたが、大人側は助手席の後ろに頭をぶつけた痕跡がありました。いいのかな?(^^;
 ソーラーカーチーム プロミネンスというところが一人の小型軽量EVを展示。自転車競技用のフレームらしいです。で、実用的とは思いませんが、LCDのメーターや戦闘機風(F16風、ゲーム用?)のスティックで操作というのが面白かったです。最高速度75km/h、航続距離90kmとのこと。バッテリーは鉛。124kgだから、バッテリーは小さいですね。
https://sites.google.com/site/prominencepcd

 慶応のエリーカかなども。エリーカは使い込まれて「中古車」していました。バスはフロアがふらっとでいいですね。タイヤが小さいのでちょうどその上にシートを配置していました。新しいのはSIMーDriveというジョイントベンチャーらしいです。4.7mと長いでが1.6mと幅が狭いです。1650kgは重たいね。ここらしくインホイールモーターです。航続距離はJC08で333km。100km低速で305km。0-100は4.8秒と早いが、最古最高速度は150km/hだそうです。
 二輪のEVやら非現実的なショーカーのEVがたくさんありましたが、数ある二輪EVの中であるメーカーだけがバッテリーを交換式にしていました。
http://www.rescgroup.com/service/scarpina/
 こうあるべきでしょう。私は二輪には乗れない(恐いので。原付なら免許はあるけど、講習の後は、大学の構内で友達のを数十m乗って怖くなってやめていらい乗っていません。)ので乗りませんが、もし、買うならこれです。値段はEVなので約40万とまだ高いですけどね(高いですよね?二輪の値段はよく分からないけれど。(^^;)。
 LPガス自動車普及促進協議会がLPGをアピールする展示。まあいいんですけど、所詮化石燃料には違いないですからね。今から普及させる意味はどれだけあるのか。ただ、LPGバイクは珍しかったです。
 VWのNilsという一人乗りのEV。説明員にEVは所詮こんなのしかできないということかと聞いたら、いえいえと。ドイツは車通勤が過半を占めていて大きな車に一人で通勤は無駄だから、通勤用のEVですと。どれだけの人が通勤専用の車を買えるのでしょうねというと答えられない(笑)。細い変な車。車体は狭く、タイヤは外側にだしています。リアが見えないのは駄目ですね。まあ、所詮はショーカー。
 ちょっと変わり種ではヒュンダイのi40ベースのLPGとガソリンバイフユーエル。
車が先がインフラが先かという話になるが、まず車を作らないとインフラができないとかなんとかいっていました。さっきの促進協議会となぜ一緒にやらないのかは不明です。
 タイヤはハンコックでした。素人目に見た目のつくりはいいです。国産並といっていいでしょう。トランクの底にLPGタンクがあります。リアサスはトーションビームではないですね。レザーシートで、リア用の空調の吹き出し口あり。座れたので座ってみました。なんかホンダみあい。シートは見た目はいいのですが、実際にすわるといまいちでした。別にヒュンダイのブースではなく日本の会社が入れたもののようです。 
 この辺は、SMART MOBILITY CITY2011というテーマ展示ブーズなので、ホンダの燃料電池車やらEVバイクやらごろごろ。ゴルフのEVやスマートのEV。インプレッサG4とスポーツが何故かここに。アイサイトがスマートということらしいです。中をみた感じ安っぽさはかわらないような?見た目はレガシィほどはごつくはないですね。
 トラックなどの展示もされていましたが、そこで、物差しで長さをはかってメモする人がいました。どうみても素人ではないですね。(^^;トラックのメカが見られる機会は少ないので興味深いです。三菱ふそうの4気筒ディーゼルターボは小さくて、これでトラックが動くのかと不思議な位でした。
 CX5もここに。ボンネットの一部を透明にしてエンジンを見せていました。i-Miveはもう量産車だし、プリウスPHももう珍しくはないですね。エヴィリEVなんってのもあいましたが。もちろんリーフも。日産とトヨタは家と絡めた展示もされていました。
 次世代自動車ということで色々なEV/ハイブリッドなどの展示。ここにSKYACTIVEのGとDも展示されていました。
 EV AICHIというところがMR-SをEVにしていましたが、バッテリーがエンジンルーム内の高い場所にあって、駄目駄目。それじゃ、リアヘビーになるだろうに。フロントにつめないのかな?そういえば、シフトレバーがありましたがこれはMTなのでしょうか?
 資源エネルギー庁のブースもありました。家庭用燃料電池の展示でガスを改質してCOを除去と書かれていてどうこへ行くのかと聞いたら、CO2で排出だと教えてくれました。あらら。トータルでは少ないとのこと。
 東芝がiーMiEVの電池を供給しているとは知りませんでした。これはうかつ。一つ20Ahのセルでした。。冷却用の空気の流れる通路らしいのが見えました。

 そこを見おわったら既に12時を過ぎていました。展示面積から言えば、この5倍は残っています(苦笑)。屋外では体験試乗会(EVなどの)をやっていますが、時間がないのでパス(待ち行列は意外と短かったです。余り人がこっちへきていないせいでしょう)。ちょっと見ていたら、スバルのアイサイトのデモをやっていましたが・・・見事に障害物にぶつかってました(笑)。その後は、ちゃんととまっていましたが。
 さて、西館1階へ。GT5のコーナーなどもありましたがパスして、まずはダイハツのブースへ。ここで、水加ヒドラジンを燃料にする燃料電池のが興味深かったです。まだ、研究は始まったばかりで、十年はかかりそうということでしたが、燃料が液体なのでインフラ整備でも有利です。触媒に白金もいりません。ただ、凝固点がマイナス15度なので、このままでは自動車の燃料としては難しいとのこと。暖かい地域(発展途上国が多い)向けに限定して商品化する手もあるのではないかと思います。
 二気筒ターボエンジンも展示されています。フィアットに先をこされたのが残念です。ショーカーもありましたが、次期コペンと言えるD-Xはまだまだ現実的ではないデザインですね。
 続いてトヨタ。86は・・・すごい人でルーフだけちらっと見えました(笑)。まあ、これはどうせそのうち見られるのでいいです。MR-Sにハリヤーハイブリッドのパワーとレインを突っ込んだもの、と言えるGNMRも展示していました。新しいものではありませんが、私自身は実物を見るのは初めてです。リアの下回りは当然ながらMR-Sとは違いますね。室内はやっぱりMR-Sですが。
 先日ターンパイクでみたアクアも展示されていました。そのパワートレインの展示も。先代のプリウスのパワートレインをそのまま使っている訳ではないのですね。
 さて、私的目玉の一つのLFAのニュルブルクリンクパッケージ・・・の前にGS。で、GSそのものはリアがマークX=3シリーズでなんだかなあというのは別にして、LDHというシステムの展示のためにサスペンションだけ(ステアリングなどもついていますが)のものがあり、これが構造がよくわかっておもしろかったです。
 そしてLFAのニュルブルクリンクパッケージ。黄色。いやあ、いいです。デザインは好みはあるでしょうが、私はLFAは好きです。羽根も似合っています。いいなあ、LFA。
 で、その隣のドアや外装を外したLFAが展示されていました。これも構造が見えて楽しいです。リアのラジエーターの様子もよくわかります。リーフの外板はCRFPモコックに接着されているのですね。また、関係者の手作りだというLFAが出来るまでのジオラマも。
 さて、これでようやく西館1階の半分が終わりました。次はジャガー、シロトエン、プジョー、ミニ、BMWなどのブースです。さっと流してみて終わり。ミニのブーズはすごい人でPACEMANだけ覗いて逃げました。BMWもショーカーをちらっと見て終わり。
 アルピナを眺めてからアイシンへ。この辺のサプライヤーのブースが私的な目玉の一つです。アイシンでは随分長いをしてしまいました。86のミッションのカットモデルや操作してギヤの動きが分かるようにした展示。その他各種ミッション。
 6速ATの現行モデルの前に説明員がいたので色々話をききました。最近のプジョーで採用されていますが、先代のはゴルフVで採用されていたはずです。変速速度なども向上しているようで、ちょっと悔しいです(どのみちゴルフV自体がもう我が家にはいないけど)。なお、フィアット500にも採用されていると書かれていましたが、はて?欧州にあるのかな?
 欧州ではやはりCVTは受け入れられないということ。本当にCVTは燃費は良いのですか?と聞いたら、ミッション本体の伝達効率は低くても、エンジン回転数をさげられるのでトータルで燃費が良いとのこと。まあ、多段AT/DCTが使えない(コスト、大きさ、重さ)小型車ではCVT以外の選択肢は、日本ではありえないようです。残念。VWがポロにもDCT(DSG)を使っているのは、ミッションを内製しているので、数を出すことにより、コストダウンをはかっているのではないかということでした。
 各社、自社製品がこういうところで使われていますという展示をしていて楽しめます。JATCOは当然ながら新世代CVTの展示。ただし、説明員が見つからず話は聞けませんでした。残念。
 ニッパツのブースではシートが並んでいて座ることが出来ました。STIのロゴ入りのシートもあり、このシートのどこを作っているのですかというと全部ですと。へえ、知りませんでした。ばね絡みでフレームだけかと思っていましたが。物によっては表皮は他社だったりするそうですが、シート丸ごと作っているのも結構あるそうで。また、レカロのシートの中身を作ったこともあるそうです。また、ここには見た目線にしか見えない極小さのばねも展示されてました。これもすごいです。あ、鉄人28号もいました(笑)。
 その他、色々な部品メーカーの色々な展示がありました。ピストンリングだけたくさんとか、シリンダライナーだけたけさんとか。ジョイントだけなどなど、普段見られないものがたくさん見られます。日本の自動車メーカーはともかく、部品メーカーはたいしたものです。
 部品が主ですが、曙ブレーキのブースにケン奥山のk.o7が展示されていました。ブレーキは曙ブレーキの製品が採用されているそうです。これは明かにエリーゼベースですね。キャビン内にはおなじみの部品が多数あります。
 また、韓国製のEVも展示されていました。AD MOTORSのChange(このネーミングちょっと時代遅れ。(^^;。カタログもありました。市販車です。220.5万(補助金は47万なので賞味は173.5万)。後部は荷台でハードトップ(13.65万のオプション)もつきます。二人乗りのミジェットというところでしょうか。現状左ハンドルだけですが、来年からは右ハンドルも発売されるそうです。全長3.22m。8色あり結構カラフル。安っぽいですし、性能は大したことはないですが(最高速度60km/h、航続距離100km)、レザーシートにシートヒーターまでついています(ヒーター使うと航続距離短くなるか(笑))。販売元はNPO法人日本自動車公正検定協会というところ。
http://ev.nafca.jp/
広島みたいです。しかし、公的機関っぽい名前というのがうさんくささを感じますね(まあ、NPO法人と聞くと大概、うさんくさい感じがするのですけれど)。

 で、ようやく西館が終わりました。半分と言いたいところですが、ブースの広さから言えば、2/5程度です。で、時間は16時(苦笑)。ここで写真は約1500枚撮影し、電池は二本目(暗いのでD40は断念して、写真は全てP300で撮影しています)。18時には引き上げないといけないので残りわずか2時間です。急いで東館へ移動しました。

|

« SLK試乗 | トップページ | 東京モーターショー2011:東館編 »

東京モーターショー2011」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東京モーターショー2011:西館編:

« SLK試乗 | トップページ | 東京モーターショー2011:東館編 »