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所謂、チューニングについて

 その後AWはまずまず調子は良いです。ちょっとエンジンマウントが怪しげな感じがしますが、まあ、12万km近く走っているので当たり前です。そろそろ交換時期でしょう。
 ただ、シートがいよいよ駄目です。今のシートはAW一号車から移植したものですから、合計で約17万kmほど走っています。助手席に人が乗っていたのは合計しても1万kmに満たないですが、運転席はさすがにへたっています。
 なので、ぼちぼちシートを交換してみようか、と思っています。AW二号車の本来のシートもあるにはあるのですが、助手席も相方から不満が出ている(サポート性が低いので体が動く)ので、交換するなら見た目のバランスも考えて左右同時に行うつもりです。問題はシートレールがまだあるか、ですが・・・まあ、その時は諦めます(苦笑)。

 ただ、今日の主題はシート交換そのものではありません。一般的に言われる「チューニング」についてです。Tuningの本来の意味は改造というよりも調整ですが、日本の車業界では、改造=チューニングと表現されていることが多いようです。間違いという訳ではなく、目的に合わせて調整すること=チューニングとするとその過程で必要な部品などの交換・追加などが行われますから、結果的に車の改造です。
 シート交換も一種の改造行為です。先日のダンパー交換も部品が無くなったので仕方無かったのですが、やはり改造です。

 元々私はノーマル主義で、オイルやタイヤなどの消耗品は必ずしも純正を使ってきたとは言えませんが、そういうのを除けば、どうしても必要な場合を除けば、車をいじりません(改造しません)。そういうのが好きな人は新車を勝手もすぐにいろいろといじるようです。それはそれで否定はしません。人それぞれの好みがありますから

 私はその車の能力を100%・・・は無理でも引き出せるだけ引き出してそれでも不足するまでは、ノーマルのまま乗る主義ですので、不足があればおこなっています。AWは以下のように変更しました。

 AW一号車
  交換:ダンパー、ブレーキパッド、
  追加:フロントストラットタワーバー追加、4点式シートベルト(正規)
 AW二号車
  交換:ダンパー、ブレーキパッド、シートとステアリングとシフトノブを一号車のに交換、4点式シートベルト(いんちき)
  追加:フロントストラットタワーバー追加

 AWのブレーキパッドはノーマルだとあっさりフェードするので交換せざるを得ませんでした。ダンパーは一号車はノーマルが駄目になった時にアフターマーケット品がどういうものかという興味と減衰力の調整をしてみたいと思ったので純正品ではなく、社外品にしてみました。タワーバーは意味があるかどうか?まあ、とりあえずつけたので、そのまま付けたままにしています。そういう調子で、ほとんどノーマルに等しいです。なお、4点の(インチキ)はちゃんとバルクヘッドにアンカーを固定せずに共締めしただけだからです。本当はいけないのですが。(^^;
 SWはサーキット走行用に4点式シートベルト(いんちき)を追加しただけで、後は全てノーマルのままでお山からサーキットまでなんの問題もありませんでした。ただ、ノーマルのブレーキパッドは1万km程度で無くなってしまいました。ノーマルとは思えません(苦笑)。

 後は、ヨーロッパが購入時からスパイダーシャシーに交換されていた程度で、他はエリーゼやロードスターでタイヤを交換した位で、その他は全てノーマルです(タイヤ、オイル含めて)。

 改造・チューニングそのものは否定はしません。前述のように人それぞれ考え方はあるでしょう。また、ノーマルのままで不満・問題があるのなら、別の車に乗り換えるか、不満・問題を解決するように改造することが必要になるでしょうし、私も実際、AWでそうしました。

 ただ、私は業種は違いますがメーカーの人間です。メーカーがある製品を開発して販売する際にどれだけの時間をテストに費やしているかを知っています。正確な数字は知りませんが、走行距離で言えば、少なくとも延べ数十万kmは走っていると思います。

 では、改造に使われるパーツはどうでしょう?これはそのメーカーやパーツの種類によって違うとは思いますが、自動車メーカー並のテストを行っているかというと疑問です。また、一般的には複数の車種に対応していますが、それぞれの車種でどれだけ実車でテストしているでしょう?特定車種用の特定のパーツに限れば自動車メーカー並にやったものがあるかもしれません。しかし、ほとんどの物は限定したテストを行っているだけでしょう。物理的に装着出来ることを確認しているだけのものも多いのではないでしょうか?

 それは何を意味するでしょうか?一つは耐久性です。これはどんなアフターマーケットのパーツでも同じでしょう。ノーマルと比べて耐久性は落ちると考えられます。もちろん、全てそうだとは言いません。メーカーに部品を供給している部品メーカーがアフターマーケット用のパーツを製造販売している例も結構ありますから、それらの耐久性は純正品と変わらないことも考えられます。同じ部品メーカーが製造しても、耐久性が同じとは限りませんので、あくまで、「考えられる」です。

 元々、所謂、チューニングは基本的には耐久性を犠牲にして特定の性能を向上させること、だと思います。ですから、当たり前、のはずです。なので、目的と合致していればそれで問題はないはずです。ただ、それをちゃんと理解してやっているかどうかが問題です。

 もう一つは性能です。ノーマルよりも耐久性は落ちても性能がいいのが当たり前ではないか?いえいえ、そうとも限りません。前述の通り、全ての車種に実際に装着して十分なテストをしているとは思えません。それは限定した局面では性能が向上することがあるかもしれませんが、条件が変われば性能が低下することもありえます。更に言えば、いい加減なアフターマーケットパーツもあります。ま、これはここでは無視しておきますが、実際にはありますからね。
 また、パーツ単位でも数値上の性能は高くても車の特性に必ずしもあっているとは限りません。ノーマルはコストのしばりが厳しいという面は否定出来ませんが、少なくとも可能な範囲でその車にあわせて設計・調整されているはずです。ですから、パーツとしては良い物であっても、自分の車につけて、そのパーツの性能が発揮出来るとは限りません。
 ですから、これも自分の車の特性にあうパーツを装着して、適切に調整・・・まさにチューニングする必要があるはずです。 

 私はそれを考えるが故に問題が無い限りはノーマルのまま乗るのです。性能に不満が出ていない状況で時間とお金を費やしてチューニングする余裕はありませんから。

 アフターマーケットパーツを使うもう一つの理由が前回のAWのダンパーのように純正部品が無くなってしまった場合です。これは仕方ありません。古い車ではそういうこともあります。まあ、所謂、チューニングパーツも古い車だと無いことが多いですが(苦笑)。

 走りがぐるっと回ってシートに戻ります。今回は性能不足という面もありますが、へたりも大きいので、どちらかと交換用の純正部品が無くなった場合に該当するとは思います。勿論、相方により適したシートを選ぶ必要はありますが。

 色々ありますが、まあ、目的はサーキットやお山をがりがり走るためではないので、どちらかというとバケットシートではなく、ノーマルに近い形状の物が適していると思われます。
 フルバケなら色々とありますが、ノーマルに近いものとなるとレカロ位でしょう。レカロは評判が良いですが、耐久性はどうなんでしょうね。メーカーが純正品として採用している例も多いですが、その仕様と市販品の仕様は果たして同一なんでしょうか??耐久性といっても骨格は大丈夫だとは思いますが、表面の布はどうか?そこが疑問です。純正のシート、いまいちだなんだといっても耐久性は高いですからね。それと比べると短い期間で劣化しそうな気もします。それがどうしても気になります。

 ま、とはいえ、17万kmではさすがにシートは劣化していますから、どうにしかしないといけないのも事実です。ところが、相方にいったら、別に交換しないでも良いのじゃないといいます。要するに車よりもシート代の方が高いのでばからしいと言うことのようです(苦笑)。助手席は体が動くのはしばりつけてくれればいいと。あ、なるほど。四点つければいいのか。ノーマルの三点と併用すれば公道でもOK・・・多分。

 という訳で、AWのシート交換は先送りされ、とりあえず、助手席に四点つけることにしました。SWから外した大古品ですが(苦笑)。

 

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