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お祭り騒ぎの中、一人沈み込む

 サッカーWカップ、日本は勝ったそうですね。皆さん喜んでいることでしょう。でも、私は一人で沈み込んでます。
 昨日は酷いことばかり起きた一日でした。会社や個人上でも酷いことが続いた上に発表されたエリーゼが値上げされていました。従来のエリーゼSはエアコンオプションでしたが、それと合わせて約505万。新しいエリーゼはエアコン標準で510万。5速から6速になったといっても、精々同額。導入時のレートの違いを考えれば、やはり値上げでしょう。
 個人的には安くなるものだと思っていました。悪くてもエアコン標準で同額程度だと思っていましたから。そうしたら、ポルシェはユーロ安でも値上げする悪い会社が、ロータスは違う、ちゃんとレートを反映してくれる良い会社なんだと相方に言うつもりでした。でも、これではポルシェと同じ・・・。勝手な思いこみといえば、そうなんですが、ますます難しくなっていきます。

 そして寝る前に気が付いたニュース。成瀬弘氏事故死。信じられない。
http://zarutoro.livedoor.biz/archives/51474185.html
 動画ですが、コマ送り出来ますので、写真のように見ることも出来ます。この映像(地元TVのニュース?)を見る限り、現場は左コーナーで、LFAはイン側の道路からはみ出した場所にいて、BMWはほぼセンターライン上でイン側にノーズを向けてとまっています。日本と違って右側通行ですから、LFAは確かに反対車線に飛び出していると言えます。BMWは最終的には中央に位置していますが、衝突前はどうだったかはわかりません。
 LFAはフロント右側の損傷が酷いように見え、BMWも同じくフロント右側の損傷が酷いように見えます。BMWはフロントガラスも破損していますが、右側はルーフから撮れています。左側はそのままです。これからするとお互いに右フロント同士で衝突したように思います。
 もし、これが日本や英連邦圏であれば、速度超過で曲がりきれずにLFAがセンターライオンを越えてはみ出して対向車とぶつかったという事故でしょう。しかし、ここは左側通行です。単純にそういう事故にはなりません。BMW側が最初に対向車線にはみ出したとしたら、左側同士がぶつかるはずですから、衝突の状況はこのようにはなりません。
 相手のBMWもテストカーらしいので、お互いにドライバーはプロです。単純に「対向車線にはみ出して」そのままぶつかったということはないでしょう。
 可能性を考えるとイン側には木が生い茂っています。ブラインドコーナーであったように見えます。であれば、LFAがイン側につけて走っていて、そこにBMWが前からやってきて発見した時にはもう衝突が避けられなかった、とするとBMWの右とLFAの右がぶつかるでしょう。ただし、それはLFAがインベタで走っていてBMW側は特に回避運動を行わなかった場合の話です。テストドライバー同士でそういう素人みたいな事故が起きるでしょうか?
 また、車線や規制速度を守っていたとまでは言いませんが、テスト中に公道のブラインドコーナーにインベタで進入するとは考え難いです。
 そうすると最終的な衝突状況が生じたのは何らかの理由により衝突が避けられない状況が発生し、双方が回避を試みた結果ではないかと思います。LFAはある意味、綺麗にイン側のガードレール沿いにとまっていますので、挙動を乱したのはBMW側かもしれません。例えば、イン側にいたBMWがテールスライドを起こし、アウト側へ流れているところにLFAはある意味がさしかかれば、私ならブレーキングしつつイン側へ逃げます。BMWが姿勢をなんとか立て直したか一度インへテールが流れて再びアウトへ流れた状態でぶつかれば、このような状況になるかもしれません。また、BMWは姿勢を乱していたとは限りません。姿勢は正常であったものの衝突した後にアウト側へテールが流れることは不自然ではありません。ただ、LFAはある程度の時間イン側をコースにそって走行していたとすれば交通法規的な話は別にしてBMWは制御可能ならアウトへ逃げられるようには思いますが・・・。

 LFAのキャビンは映像で見る限り顕著な変形は見られません。エアバックのような白いものも助手席に見えますが、エアバックかどうかはあっきりしません。映像は右側からなので運転席側は良くわかりませんが。それでもBMWと比べるとキャビンの損傷は少ないように見えます。何故、これで死ななければならなかったのでしょう・・・・。

http://www.express.de/news/panorama/lexus-testfahrer-stirbt-bei-frontal-unfall/-/2192/4354552/-/index.html
 別の動画。これだとLFAの様子がもう少しよくわかります。フロントガラスはひびは入っているものの原型をとどめています。40秒目位に運転席側が少し見えますが、ステアリングのエアバッグが作動していないようにも見えます。助手席の白いものはシート内蔵のサイドエアバッグのようにも見えます。その後、血のついたヘルメットが地面におかれています。どちらの物かはわかりません。BSのステッカーははってありますが、どちらもBS使いますから。
 ただ、いずれにしても、キャビンの変形はほとんどありませんし、何故、これで死亡したのかはわかりません。変な言い方ですが、車自体は丈夫だったので変形しなかったものの加えられた衝撃に人間が耐えられなかったということはあるのかもしれません。

 事故原因はBMW側は一名重体、一名重傷だそうですから、証言によりわかるでしょう。素人ではないですから、比較的正確に状況を説明出来ると思います。勿論、正直に証言してくれれば、ですが。

 成瀬氏の業績は評価が分かれる部分もあるでしょう。関与した全ての車が「名車」という訳ではありませんし、疑問が残るものもあります。ただ、彼はあくまでテストドライバーであり、全てを決められる訳ではありません。それでもMR2は彼が手がけた作品です。それだけで私は評価します。トヨタFRスポーツで最高の出来だと思える80スープラも彼の功績でしょう。アルテッツァには疑問を感じますが・・・。
 LFAは彼の遺作になってしまったとも言えます。こういう事故は販売に影響を与えるとは思いますが、一応は販売自体は終了しているので、大きな影響はないかもしれません。
 それよりもFT-86、私が呼ぶところのスバルクーペへの影響が大きいでしょう。社長一人でがんばれれば良いですが・・・・既に延期されていることも踏まえると、もしかして、この事故のせいで、世に出ないまま終わってしまうかもしれません・・・。

 ご冥福をお祈りいたします。

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