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デジカメを買おうと思う:その1

 といっても、今まで銀塩カメラを使っていたという意味ではなく、新しいのを買おうということです。ここに載せた写真はもちろんデジカメで撮影したものです。

 最初に買ったのは東芝のAllegretto M1でした。
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1998_06/pr_j0101.htm
 富士フィルムカメラと思い込んでいましたが、良く考えるとブランドは東芝でした。OEM供給を受けていたのかもしれませんが。標準小売り価格は8万円で、意外と高いです。これは150万画素でした。1280x1024という今ではSだとかエコノミーとかいう設定でないとお目にかかれない解像度でした。しかも、仕様を確認するとAFの記載はありません。自動撮影という記述はありますが。マクロは一応ありますが、9cmです。当然、手ぶれ防止機能もありません。
 でも、久しぶりに当時の写真をPCで見ていると意外に悪くありません。というか、見劣りしません。風景や厚木基地で撮影した航空機などの写真を見る限りは、現在使用しているニコンのCoolpix4800と比べてそん色ありません。

 その次に買ったのが富士フィルムのfinpix4700Zです。
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj592s.html
 標準小売り価格は12.8万円と当時としては、高級機?です。初代がある日突然壊れてしまったので急遽購入しました。これはCCDは240万画素ですが、ハニカム配列のもので、なんちゃって430万画素です。でも、トリミングして一部を拡大表示しない限りはわかりません。メタルボディで格好良いカメラです。従来のカメラとは異なる、デジカメらしいデザインということも出来るでしょう。3倍ズームで、AFもつきました。でも、手ぶれ防止機能はありません。
 難点はマクロが弱いことと電池が単三電池なのですが、NiMHを使ってもやたら消耗が早いことです。当時、3セット充電済み電池と予備のアルカル乾電池を持ち歩いていました。また、スマートメディアが32MBまでしかなく(64MBもあったかもしれないけど)、それでいて、当時としては解像度が高い=ファイルサイズが大きいので、電池と同様にメディアも何枚ももって入れ替えて使う必要がありました。
 これは2001年1月から2005年2月まで約4年間現役でした。これは壊れたのではなく、知らない間にレンズの中にほこりが入り込んだようで、撮影した画像のある場所に常に黒点が表示されるようになってしまい、新しいものを買いました。
 それがリコーのR1です。2005年2月導入。
http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r1/
 標準小売り価格は6万円。これは画期的なカメラでした。マクロに強く、1cmまでよれます。そして4700Zの半分位の大きさなのに5倍ズーム。400万画素でした。このカメラは軽量コンパクトで足らないのは望遠だけ(5倍ですが、35mmカメラ換算で26mmと広角からの5倍なので、望遠はまだ者足らない)です。しかし、この大きさですから、これでも十分がんばっています。
 そして電池が専用のリチウムイオン充電池です。これにより交換用電池を用意する必要性から開放されました。前日夜に充電しておけば電池が無くなることはありません。メディアSDカードになり、512MBのものを購入しました。これも使いきるのは困難で、メディアの交換からも開放されました。おまけに4700Zよりも安かったのです。
 ぼぼ万能と言えたR1ですが、不幸な事故により、早期に現役引退を余儀なくされました。買ってしばらくしてからうっかり落としてしまったのです。でも、その時は何の問題もなく動いていました。しかし、8月に入って、LCDパネルが表示出来なくなり、修理は落下痕があるから、保証の範囲外だと言われてやくなく買替えました。わずか半年の現役生活でした。でも、実はファインダーがいきているので撮影出来ない訳でもありません。新婚旅行に予備機としてもっていったのですが、新型の重電機を忘れるというぽかがあり、電池が切れた後、予備として活躍しました。
 そして、2005年8月に導入したのがが現在、現役のCoolpix4800です。
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/4800/index.htm
 これはオープンプライス。買値は3万円台だったと思います。これは35mmカメラ換算で35mmスタートで300mmまで(8.3倍)と更に望遠に強くなりました。マクロも1cmまでいけます。
 ただし、望遠を求めたため、大きくなってしまい、R1の機動力は失われました。とはいえ、無理やりポケットに入らなくはないサイズです。電池は更に持ちがよくなり、毎回充電する必要すらなくなりました(で、その結果として、電池切れが時々発生していますが。(^^;週末前に充電する必要がなくなったので、つい充電しわすれて途中できれるということが何度か)。SDカードはそのまま流用です。これも400万画素。
 結果的に2001年から8年以上、我が家では400万画素級を使ってきたということになります。言いかえると一部を拡大しない限り、解像度はこれで十分なのです。
 4800の難点は暗い場所と色の変化が少ない対象物をマクロ撮影する際にAFが弱いことです。例えば、相方が焼いたパンをマクロで撮影しようとするとAFがあいません。
 R1ならこういう時にMFモードに切り換えれば撮影できましたが、見た目はよりカメラらしくなったにもかかわず、MFモードがないのです。また、望遠に強くなったものの、手ぶれ防止機能はまだないので、それなりに手ぶれにも苦しめられます。
 もっとも手ぶれは物の上においたり、壁や柱などに押しつけて撮影するのでそれほど問題にはなりませんが。
 それもあって、致命的な問題ではないので、2005年8月から4年弱現役を続けています。

 しかし、最近、室内で小物を撮影する必要性がでてきた(相方からの依頼)ため、くるしくなり、新機種導入を計画するに至ったのであります。

 新機種への要求仕様をまとめると以下の通りです。

1.マクロ撮影に強いこと
2.暗い場所や色合いの変化が少ない対象物でAFが機能すること、また、MFモードがあること
3.室内での撮影に強い=暗い場所での撮影に強い=明るいレンズを使っている
4.望遠ズームが35mmカメラ換算で300mm以上
5.画質が良いこと
6.出来たら、1000万画素未満であること

 2.と3.はまあ似ているのですが、意味合いが違うので分けました。4800はレンズ自体がまあまあ明るく、暗い場所に弱いとは言えないのですが、AFだけが駄目でしたので。
 従来は、壊れるなどしての買替えだったので、余り念入りの検討せずによさそうなのを購入したのですが、今回は壊れた訳ではないので、本やいくつかのデジカメ関係サイトや掲示板などなどで、いろいろと勉強してみました。その結果、追加されたのが6.です。二つの理由があり、一つは画質のため、もう一つが無駄にファイルサイズを大きくしないためです。

 現役の4800は通常は画像品質をnormalにしていて、概ね600-800KB程度のファイルサイズです。Fineにするとその1.5から2倍程度です。これが1000万画素になるといきなり倍以上に跳ね上がります。下手すると3倍です。
 しかし、130万画素の画像でもPCのディスプレイ上で見る分には十分です。そんなでかいファイルサイズにする必要はないのです。ファイルサイズが多ければ、転送にも時間がかかりますし、HDDも圧迫します。そして、撮影時の書き込みにも時間がかかります。
 画質のためは、一見、画素数は多い方が良いように見えますが、それはあくまで他の条件が同じなら、です。現在の一般的なコンパクトデジカメに使われているCCDは1/2.3型と呼ばれるものがほとんどです(1/2.33型と書かれているのもありますが、大差ありません)。これは6.2mmx4.6mmという小さなものです。実際には単純計算する訳にはいきませんが(実際の受光部のサイズは更に小さいから)、6.2mmx4.6mmで1000万画素の場合、一つの素子が正方形だとするとそれは1.7umx1.7umの大きさに過ぎません。実際には有効画素が1000万で実際にはもう少し多いので、実際の大きさはもっと小さいです。

 では、これまで使ってきたデジカメはどうか?
Allegretto M1  :1/2型、150万画素、5um
Finepix4700Z   :1/1.7型、430万画素、3.5um
R1             :1/2.5型、420万画素、2.4um
Coolpix4800    :1/2.5型、430万画素、2.4m

 いずれも現在の平均的な1000万画素級のよりも大きいのが分かります。4700Zは1/1.7型と現在の目でみてもコンパクトデジカメとしては比較的大きいものです。これはハニカムなので話がややこしくなりますが、本当の画素数は240万なので、それを考えると
Finepix4700Z   :1/1.7型、432万画素、4.7um
です。150万画素に過ぎなかった初代の画質が思ったよりも良いのは圧倒的に画素のサイズが大きいことにもあるのではないでしょうか?5umという画素サイズだけみれば、1200万画素級のデジタル一眼レフカメラに匹敵します。

 APS-Cサイズの所謂、デジタル一眼レフカメラの場合、画素のサイズは1000万画素で約6um前後です。生産は終了しているものの、まだ在庫のあるニコンのD40は600万画素級なので、約7.7umとかなり大きいです。逆に同じデジタル一眼レフでも、所謂フォーサーズ規格のものは一回り小さいです。もちろん、それでも、普通のコンパクトデジカメよりは大きいですが。

 光を受ける受光部の大きさが大きいほど良いのは説明不要でしょう。であれば、当然、1000万画素よりも600万画素が良いのは理解してもらえると思います。

 実際には1000万画素未満の製品はもうほとんどなく、コンパクトデジカメなら事実上、最低1000万です。であれば、少なくとも1000万画素級の中から選択し、1200やら1400は候補から外すというのは当然の結果でしょう。

 画素数は車に例えれば馬力でしょうか?画素サイズは排気量と考えても良いでしょうね。例えば、同じ200馬力でも、高回転型2LのNA、中低速型2.5LのNA、1.4Lのターボと色々考えられます。それぞれトルクは違います。

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