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パドルシフト

 最近のスポーツカーやスポーティモデルで、トランスミッションがAT及び電制MTだと(つまりは、純然たる3ペダルのMT以外)、ステアリング周辺にシフトチェンジを行えるスイッチがついています。メーカーによって名称は異なりますが、ここでは、パドルシフトと呼ぶことにします(実際にはパドルがなく、スイッチというべきものも多いですが、面倒なので)。

 パドルシフトにはおおまかに言えば、
1.コラムに固定されていて、ステアリングと共に回転しないもの
2.ステアリングに取付けられていて、ステアリングと共に回転するもの
 の二種類あります。
 1.はほとんどが左右に板状のスイッチが出ていて、右がシフトアップ、左がシフトダウンです。左右逆のがもしかするとあるかもしれませんが。
 2.は色々な形式があります。1.と同じ形式でコラム固定ではなく、ステアリングに固定されているもの(F1と同じ)、ステアリング上にスイッチがついているもの、そしてスイッチも片側がアップ、片側がダウンのもあれば、左右にアップダウンのスイッチがあるものがあります。
 教祖様=福野礼一郎氏と沢村慎太郎氏(「スーパーカー誕生 文踊社」の著者。この本は、ミッドシップロードカーの研究本といっても良いです。ミッドシップ馬鹿必読の書)という私が信頼する評論家を含めて、1.が正しい、1にすべきであると主張されています。2.のようにステアリングと一緒に回転するとコーナーリング中にどっちがどっちかわからなくなるというのが根拠です。
 しかし、私はステアリングを握り変えるような大舵角でシフトチェンジするのは間違っているし、そんな状態で片手を話してコラムのパドルに手を伸ばすのも問題だと思いますので、ステアリング固定式が正しいと考えています。まあ、これは私が元々MTかつパワステ無しの車で育った?というのもあるのでしょうが。
 いくら教祖とあがめていて、信頼はしていても、全ての考え方・意見に同意する訳ではありません。

 2.を更に分類すると
2-1.片側にシフトアップ、片側にシフトダウンのスイッチがついているもの
2-2.両側にシフトアップとシフトダウンのスイッチがついているもの
 2-2.は更に分類出来て例を上げつつ言えば
  2-2-1.ポルシェのティプトロ式。スイッチの上側を押すとシフトアップ、下側を押すとシフトダウン
  2-2-2.ポルシェのPDK式。ボタンを押し込むとシフトダウン、裏から引き上げるとシフトアップ
  2-2-3.BMWのZ4式(他は未確認だけどBMWは同じか?)。レバー状のスイッチがついていて、押すとダウン、引くとアップ。
 です。

 私の好みは最後の2-2-3です。押すとダウン、引くとアップが正しいと思います。理由は、シフトアップは加速時ですので、人間は後ろへひかれます。であれば、押すのではなく、引くのがGに逆らわない方向です。ダウンはその逆です。これはパドルシフトではなく、シフトレバーの+-の操作も同じです。BMW、フォード、マツダは引くとアップ、押すとダウンですね。
 左右同じがよいというのはどちらでも出来るからです。右利きでも左利きでも好きな方でやれば良いでしょう。

 2-2-1.はアップは良いですが、ダウンは指をずらさないと出来ません。2-2-2.が最悪です。引くと押すが逆ですし、おまけにこのPDKはステアリングをしっかり保持するとスイッチを押してしまいます。写真でみた時には改善された!ずるいなあと思ったものですが、実際に操作したら、今では、これが改善されないとPDKは買えないと考えています。パドルになるといううわさもちらと聞きましたが。

 総じて言えば、
1.固定派vs回転派。これは折り合わないでしょう。
2.回転式なら、左右のパドルか、BMW式が合理的。私はBMW式がベストと考える。
です。
 皆さんはいかが?え?やっぱり、MT派だから、パドルシフトは関係ない?ごもっとも。私もそうありたいものです・・・・でも、色々と事情が・・・・。次回はMTに復帰したいですが・・・・。

 

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