« 味噌作り | トップページ | 1月の小旅行:二日目 »

1月の小旅行:一日目

 相方が温泉に行きたいというので箱根の保養所にいってきました。しかし、あいにくの雨で、予定は大幅に狂ってしまいました。ピー太郎ではいけず、なっちゃんで。
 雨なので箱根近辺で遊ぶわけにはいかず、結局、相方が前から行って見たいと言っていた富士宮にある日本盲導犬協会の日本盲導犬総合センター、富士ハーネスに行って来ました。
http://www.fuji-harness.net/
Traning_2




 

 盲導犬の説明とデモンストレーションを14時からやっているのでそれにあわせていきました。
 コルクという2歳の女の子のPR犬(盲導犬にはもう少しがんばりましょう・・・でなれなかった子(^^;)がデモンストレーションやってくれました。係のお姉さんが説明してくれている間にコルクは、うろうろしています。床のにおいをかいたり、ぺろぺろしたり。床に寝ろといわれても立ってしまったり。(^^;
Kolk




 ここは子犬の出産から、訓練、更には引退犬(盲導犬は、概ね8歳から10歳前後で引退します)が老後を送る場所まであります(だから総合センター)。今年の1月の9頭、赤ちゃんが生まれたそうです。3月にもまた生まれるとか。で、出産というと何故かコルクがお座りします。英語(カタカナ読みだけど)でしつけるので、座らせる時には、シット、というのですが、出産がシットと聞こえるようです。
 目の不自由な人というとどういう風にイメージするかと言われて、そういえば最近、朝みかけないなと思いました。いや、朝、通勤時に見かける人がいたので(苦笑)。で、質問の意味は全員がまったく見えない訳ではないということです。視野狭窄の人もいて、狭い範囲は見えるので本は読めるが歩くのは大変という人も盲導犬と一緒にいると。そういう人が電車で席を譲ってもらって本を読みたいけど変に思われるのでやめたという話もあるそうです。確かに目が見えないと思っているのに本を読み出すとあれあれと思ってしまいますね。
 盲導犬は最初はシェパードだったそうですが、まあ、なにせ、格好いいけど、精悍すぎるため、色々と差し障りがあるので、おとなしくかわいいイメージをもたれやすい、ラブラドールやゴールデンリトリバーになったそうだです。なるほどね。
 仕事中の子には声をかえたり触ったりしないでと。注意力がなくなり、盲導犬としての仕事が出来なくなるそうだ。人間かわいいわんこを見るとよっていってなでなでしたくなる人は多いですが、盲導犬にはそれはしないでくださいと。
 目が見えないのに何故、移動できると思いますかと。それは頭の中に地図を持っていて、それを見つつ杖や盲導犬をセンサーとして移動するからだと。なるほど。地図がないと駄目なんですね。知らない場所は一人でも盲導犬がいても無理と。確かにそうですね。
 盲導犬は去勢されるので子孫を残せず、繁殖犬は別途いるのだそうな。盲導犬になれるのは3割から4割。後はPR犬になったりペットとしてひきとられたりと。
 で、体験。最初は杖。相方が先にアイマスク(ティッシュをはさんでするようになっている)をして杖で示された斜め前にある階段まで歩いていった。これがそのまままっすぐいってしまってつまんない(笑)。相方に聞いたら、まさに頭の中の地図で斜め前にいけばいいとわかったからと。で、私は同じことではつまらないので壁際に並べている椅子をたたきつついってみました。が、最後でなやんでしまい、そこで相方に笑われました。(^^;いいじゃないか、この方が確実だい!まあ、杖はアクティブソナーですね。これで障害物を探知。
 次は声。これは相方だけ。おにさんこちらの世界。声に応じて歩いていった。これでも結構目的地までたどり着けます。で、次は人。手を持ったり肩に手をかけたり。まずはアイマスクして、私が相方の肩につかまっていった。3時の方向とか言われてもちと悩みます。で、壁にある扉へと上る階段を上がって下りたのですが、Uターンしたのがわからず、まっすぐ階段を上ってまた下りたと思い込んでいました。不思議です。次に交代して相方をひっぱっていきました。でも、誘導も結構難しいです。。
 最後はいよいよコルクにひっぱってもらいました。私が先。ハーネスをつかんでひぱってもらう。うん?この子斜めに歩くぞ。ハーネスがねじれている。うん、やっぱり体が斜めになって進んでいきます。で、階段のぼり。周りが心配しすぎ。(^^;私は足を使いつつ確かめて上がったので怖くはありませんでした。それに当然ながらハーネスの角度が変わるからわかります。で、ぐるっと戻ってきて終わり。マスクを外したらパイロンの障害物があったのに気が付きました。見事にそれを避けています。
 次は相方。相方が階段怖いなあと言っていたせいか、階段を避けていきました(笑)。なるほどね。気持ちを読んだか!?相方は盲導犬にひっぱってもらうのが安心できて良かったという。
 で、一通り終わって、何故、命令は英語なのかと聞いてみました。方言と女言葉男言葉の違いがないとのこと。発音の違いはというとカタカタ読みいいのだって。他の育成団体などでは日本語のところもあるそうです。
 次に引退犬を見せてくれるということでいきました。老犬ホームですね。8歳と比較的若い子が2匹、16歳が2匹、えっともう一人も10歳台だったかな?それと臨時に預かっているという子もいた。
 コルクは白でしたが、黒い子もいます。16歳のおばあちゃんがいるのだけど、これは元気。ちょっと後ろ足が悪いようですが。
16sai




 残りのお年寄りは寝ていました。後ろ足が悪くて満足に歩けない人とだいぶ弱っている人。一人、外に他の子が歩いてきたのでそっちにいってしまった(笑)。1月に8歳の子が病気で死んでしまったのだって。その子はユーザーの都合で引退したんだって。なるほど、途中から他の人のところへいく訳にはいかないですからね。
 で、その辺の施設内を一周。窓から見える部屋は病院だった。別の子が歩いていたが、車に乗せて移動させるそうですが、車が好きなんだって。壁にはってある写真などを見たけど、子供はかわいいねえ。大人もかわいいけど。で、ラウンジがあってお茶などのめるようになっていました。その向こうに椅子が並べている部屋があり、いったら、盲導犬千歳号と書かれた剥製がありました。シェパードです。驚いたことにノモンハン事件で火炎放射器により目をやられた兵士に陸軍が供与した盲導犬だそうです。死んでしまったので、悲しんで剥製にして残してもらったのだって。へえ!あの帝国陸軍が盲導犬ね。これは驚きました。
 で、再度コルクとお姉さんがきて相方がさわさわ。私は撮影係。PR犬をしばらくやったらどこかの家にもらわれていくか、里帰り(生まれて二ヶ月位から1歳までボランティアの家庭で育ててもらいます)するのだって。年末里帰りしたら、喜んでいて、最初はセンターに戻ってきたくないと言うのではないかと思ったそうですが、戻ったらそれはそれでよろこんでくれたのでほっとしたそうです。
 入場料などはありませんが、寄付をとあり、小額ですが寄付してきました。

 盲導犬は必要とする人が多いのですが、供給が全然おいついていません。訓練も大変ですが、それ以外は多くのボランティアに頼っている部分があります。前述のように子育てや盲導犬になれなかった子をひきとってもらったり、また、引退犬の面倒をみてもらったり。ここには老犬ホームがありますが、他の施設にはなく、通常はボランティアに面倒みてもらいます。
 我が家は共働きなので無理ですが、人間が引退したら、、、と思います。ただ、結構大変で気軽に引き受けられるものでもありません。盲導犬は人と常に一緒にいる生活になれているので、一人ぼっちに長時間する訳にはいきませんので、引き受けたら常に一緒です。ちょっとした買い物は良いですが、映画やコンサートにいくのも難しくなります。だから、ひきつけるのならそれも考えてやらないと途中で放り出す羽目になってしまいます。

 さて、で、雨なので、すぐ側にあるミルクセンターで練乳買ってアイス食べて後は箱根の保養所へ戻りました。保養所なのでそんなに凄くはありませんが、まずまずの食事と温泉でここは人気があります。我が家はこれで3回目。昨年秋に改装して綺麗になっていました。今回も保養所としては満足出来ました。

|

« 味噌作り | トップページ | 1月の小旅行:二日目 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1月の小旅行:一日目:

» TVチャンピオン【子犬しつけ王選手権】2006年、2007年連続優勝!! [遠藤トレーナーの犬のしつけ講座]
TVチャンピオン【子犬しつけ王選手権】2006年、2007年連続優勝!! どんな愛犬でもおりこうさんにする「遠藤トレーナーの犬のしつけ講座」 「遠藤トレーナーの犬のしつけ講座」でおりこうさんにならなければ代金は全額返金させていただきます! [続きを読む]

受信: 2009年2月 8日 (日) 14時28分

« 味噌作り | トップページ | 1月の小旅行:二日目 »