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ディノ!試乗

 私の子供の頃にスーパーカーブームがありました。その時に私が好きになった車が4台あります。ロータス・ヨーロッパ、ディノ・246GT、ランボルギーニ・カウンタック、ランチャ・ストラストです。
 カウンタックは自分で所有しようとは考えません。買えないというのもありますが、これはもう見ている車です(走らせて駄目という意味ではないですが)。ストラトスも同じです。これは私の腕ではまともに走らせられないと思うからです。
 それに対して、ヨーロッパとディノは所有しては走らせたいと思った車です。大きさも現実的です。その頃からの車についての夢でした。
 そして、ヨーロッパを所有するという夢は既に達成出来ました。残るはディノです。しかし、ディノは高い・・・。一時期下がっていましたが、また高騰しています。何せ、512BBよりも高い位・・・。値段という点で手が出ない車になっています。

 イベントなどで見ることは出来ます。しかし、ディノに乗るということは到底考えられない状況でした。しかし、乗るだけならチャンスはあったのです。
 キャステルオートをご存知でしょうか?大手ではありませんが、有名なショップです。ここが年末にディノなどの同乗試乗をさせてくれたのです。

http://www.castel-dino.com/

 前にもやっていた時期がありましたが、まったく手が出ないからと躊躇していました。でも、今回、社長いわく、テイスティングだと。それで挑戦してみようかと思い、滑り込みで行って来ました。

 場所は横浜。体育館の裏の小さなビルの1階です。看板もなくひっそりとやっています。中には、黄色いディノ246GT、赤い4シーター、黄色いディノ246GTSが整備中でした。GTSはインナーフェンダーが外されているようで、横からエンジンが見えました。確かにミッション・デフが下にあり、上にV6エンジンが載っています。普段見ることのない部分なので興味深かったです。
Dino3



 

  社長は別件で16時過ぎにしかこられないとということで、フロント担当の方が運転して乗せてくれることになりました。車を出してくるから、椅子に腰掛けてまっていてといわれましたが、ディノを覗いている方がいいので、ずっと見てました。V6の横置きなのでエキマニが前後にあります。当たり前ですが、こうして横から実際に見るとなんか不思議な気がします。
 で、準備出来て、ディノの同乗試乗に出発。赤いディノ246GTです。後で、M仕様だけど、年式的には本来はEかもしれないといってました。社長のような華麗なドライビングテクニックはないので申し訳ありませんがといわれましたが、いえいえ、普通に運転していただければ十分です。
 ドアノブは上側についている小さいのを手前に引っ張ります。ドアは軽いです。乗り込むのは楽ですね。これはもう普通の車と同じ。まあ、エリーゼみたいに乗り込むのが一苦労という車が例外か(苦笑)。シートはちょっと小さいかな?コートを着たまま乗り込んでしまったせいもあるけど。カメラで撮影して良いかと聞いてかまいませんということで撮影開始。
 エンジン始動。最初かからず一度キーを戻してかけてました。二度目はかかったが、かったら回転があがった。ということは少し踏み込んでかけていたのだね。まあ、これは普通のキャブ車でもそうでしょう。アイドリング中の音はそう大きくはありません。
 発進。静かな車ではないですが、ミッドシップのキャブ車と考えると特別うるさい訳でもありませんい。乗り心地は・・・これは良いです。意外にというか、予想よりも乗り心地は良いです。ふー、良かった。走り出してこりゃ駄目だだったらどうしようかと思ってました。何せ憧れの車ですからね。実物に乗ったら駄目だと失望感も大きくなります。
 信号で止まってから発進する時はまだ暖まっていないせいか、少しアクセルあおってました。
 内装はダッシュボードにアルカンタラかスウェードみたいなのを貼り付けてありましたが、これはノーマルじゃないような?シートは黒の横筋の入ったもの。これがノーマル。やはりやや小さいです。それからヘッドレストが寝ていた普通に乗っていると頭がつきません。まあ、これは私の体型との相性の話ですが。
 走り出してから改めて室内を観察しました。運転席はやや窮屈そう。ペダルが近く、ステアリングが遠い。いわゆる、イタリアンポジションですね。膝が曲がって手はまっすぐ。でも、まあ、運転が難しいというほど酷くもなさそうです。ステアリングのボスで調整すれば私には問題なさそうに思えます。
 助手席は足元が意外と狭いです。何かがあるようで、運転席よりも足元が浅かったです。背の高い人だと足元は窮屈だろうなあ。ヘッドクリアランスも余りないですね。まあ、この手の車だからね。そんなものかな?もっともヨーロッパもエリーゼは十分あります。もっとも、これらはシートが床に張り付いているのに等しいから(笑)。
 メーターなどはヨーロッパと時代が近いのでそれに近い雰囲気です。ヒーターのレバーなどもそうですね。シフトレバーは樹脂の丸い玉。サイドブレーキのレバーも同様。シートベルトはELRなどないので締め付けないといけませんが、その余裕なく走り出してしまいました。(^^;
 首都高に山下から乗りました。加速はちゃんとしています。2.4LのV6だからそんな凄い訳ではないけど、車体が比較的軽いから(1250kg程度だそうな)、体感的には十分な動力性能です。
 音は乗っているとヒューというかキューというような音がずっとしています。ギヤかデフか何かその辺の音に思えます。アクセル踏み込むとキャブ車のクォーという吸気音がしますが、正直これはヨーロッパでも同じです。エンジン音は残念ながら特別なものではありません。
 高速のジョイントを超える時のショックは、まあ、やはり大きいです。でも、まあ、ぴー太郎ほどは不快ではありません。リアがばたつく感じはしません。乗り心地は総じて上々。まあ、でもこれはタイヤのおかげもあるでしょう。70タイヤですからね。脚も全体的には柔らかめです。シートのサポート性が低いのが残念。
 大黒PAで一度とめてもらって外から撮影させてくれました。エンジンを切る時に一度アクセル踏み込んで切っていたので、それしないとかぶりますか?というと、一応キャブ車なのでと。
 しかし、いつみても綺麗な車です。ぐるりと周囲を回ってみます。斜め前や斜め後ろから見た格好が綺麗です。格好良いというよりも、綺麗という言葉が似合う車。曲線と直線が絶妙に交じり合っています。これよりも綺麗な車はそうそういません。
Dino1 Dino2



 

  トイレにいかせてもらったら、誰かと話をしてました。308に乗っている人がついてきて話しかけてきたそうです。いつかはディノと思っている人だそうで、この人が、Mですか?と聞いたら、ええ、ただ、年式的にはEかもしれませんと答えてました。
 戻りはやや車が多くなりました。MMのマンション群が見える。本当に増えたよなあ。あそこに住んでいた時がずいぶん前に感じられます。最初はあんなになかったのに。ヒューヒューはやはりギヤかな?加速すると音が変わります。後、後ろの方から風切り音というか、空気が流れる音がします。どこかに隙間があるのかな?ブレーキもまあ普通に走る分には大丈夫そうです。これはヨーロッパに勝っていますね。
  こうして試乗は終わりました。憧れの車に助手席とはいえ乗ることが出来ました。部分的ではありますが、夢はかなえられました。エンジン音が車内で聞くと特別なものではなかったのはちょっと残念です。でも、柔らかい系ではありますが、乗り心地は良かったのでそれは良かったです。
 足元がやや狭いですが、でも、居住性は悪くはないし、フロントトランクはスペアタイアで終わりですが、リアにもあるし、まあ、二人で旅行に行く程度の荷物は詰めます。乗り降りも楽だし、一応エアコンもあるし、エリーゼよりも普通に乗れるし、使えます。まあ、フェラーリは元々そういう車ですけどね。一部のモデルを除けば、GT、であって、ロードゴーイングレーサーではありませんから。
 素晴らしいスタイリングもあり、やはり良い車です。しかし、問題は値段・・・・ふー。ちょっとじゃなくて、だいぶ買えない(変な日本語)。それこと宝くじでも当たらないと無理ですね。
 でも、まあ、今まで買った車の値段を合計すると同じ位にはなるのかな?そうすると車を買わずに貯金していれば買えたとも言えますね。まあ、でも、それはないかな?そこまでの絶対の一位ではありませんからね。AWがなんだかんだいっても、やはり私の中では一位です。ディノだろうとヨーロッパだろうとエリーゼだろうと。AWと交換してやると言われても、AWは手放すことはありません。

 なお、この試乗にはまだ続きがあります。試乗が終わって戻ってきたころ、社長が帰って来たのです。そして・・・・。

 

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