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512BB!!試乗

  社長から電話があり、もう直ぐ戻ってくるとのこと、そしてせっかくから356 2+2にも鞍社長の運転で試乗してはいかがかと。それはラッキー。先に356 2+2を持ってきたので見せてもらいました。前から見るとそう大きくは見えません。ディノに似たデザインです。意外と小さいですねというと長いですよと。横から見ると・・・確かに長いです。5mあるそうです。(^^;後ろから見てもディノと似たデザインでした。
36522




 

 一度中に入って、またディノを見ていたら、社長が帰って来ました。で、座って、少し話をして、それから、いきましょうと。BBに乗りませんかと。え?512BB?そして、2+2に乗って少し離れた場所のパーキングへ移動しました。356 2+2はヘッドレストがなく、シートベルトもよく分からないのが年代を感じさせますが、乗り心地はとても柔らかく、豪華なGTです。音はさすがV12というべきでしょうか。
 ついたのは機械式駐車場。ここに車は保管しているそうです。BBがでてきました。今見るとそれほど大きくは感じませんね。オイルが暖まる間にとミウラを見せてくれました。赤。これもまた奇麗な車です(写真撮り忘れてビデオから切り出したので、画像いまいちです、すみません)。ディノよりももっと高く、どう考えても買えませんし、宝くじに当たって買えたとしてもちょっとこれは乗れません。まあ、好き嫌いでいえば私はやっぱりカウンタックだというのもありますが。
Miura


 
 

 暖まったので、BBで出発。これも乗り降りは普通です。半ドアかなと言われ、ドアを開けるのはドアポケット内側の上側にあるノブを引いてドアを外に押すと。なるほど。開けて再度閉めましたが、思い切りい引いた方が良いようです。遠慮すると半ドアになってしまいます。
 シートはディノよりも大きいです。足下も広いです。でも、ヘッドクリアランスは少ないです。内装は一気に近代的になっています。そう伝えるとこれでも1978年だと。そうか、そう新しい車でもないのですね。ちょうど世代の切り替わりの前後(ディノが前、BBが後ろ)なのでしょう。
 乗り心地はこれも良いです。でも、これも柔らかい系です。で、社長、踏む踏む。(^^;結構強引です。高速に乗ってからも、加速して、前につまってブレーキを踏んでを何度かやってくれた。さすがに5LのV12(水平対向というけど、これは実際には180度V12というべき)、パンチはあります。まあ、でも、冷静に観察すれば運転できないほどパワフルという訳ではありません。
 音もやはりボクサ-サウンドというよりはV12の音のような気がします。音そのもの良いです。ディノのV6よりも音が細かいです。
 BBはGTであり、箱根などを走るのはむいていないと。リアは重いからひっぱられると。まあ、そうでしょう。でも、乗り心地は良く、普通に走っている分にはリアがどたばたすることもありません。ぴー太郎の出来が悪過ぎます。無論、タイヤの違いは大きいとは思いますが。でも、あのリアのバタつきはタイヤだけではないでしょう。
 大黒PAでまたとめて休憩。リアのエンジンカウルを開けて見せてくれました。エンジンはうわさ通り高い位置にあります。カウルを開ければ、ヘッドが横から見えます。そんな水平対向エンジンないでしょう。これはすごいです。クランクも高いし。これなら普通のV12の方が良かったでしょうに。無論、こうなったのはミッションデフを下においたせいですから、更にそれでV12だともっとひどい事になりますが。
 フロントカウルも開けてもらいました。スペアタイアが鎮座していていますが、まあ、それでもディノよりはまだ少しは荷物も積めます。とはいえ、これならAWの方がはるかに荷物は入りますね。リアにトランクがなかったのは意外でした。豪華GT路線の車なのでてっきりあると思い込んでました。パワートレインの全長を短縮するために二階建てにしたのにトランクはない。シート後方にある程度は荷物が入りますが・・・。
 512bb





  

 運転席に座らせてもらいました。これもイタリアンポジションですが、手足はなんとかあいます。が、ヘッドクリアランスが足りません。シートはリクライニングしますが、倒すと今度は手が届きません。身長175cm以上だとまともに乗れないとのこと。変わっているなあ。
 戻りは、もう日も暮れて暗くなってしまいました。オレンジのメーター照明はフェラーリが最初でしたっけ?一時期良く流行りましたね。戻りは車が多くて駄目ですね。最後、高速を降りる時にまたちょっと踏んでくれましたが。でも、直線は踏んでもコーナーはおとなしいです。
 信号にとまった時に、じーという音がするのでこれはなんでしょうと聞いたら、トラジ(トランジスタ=電子点火システム。キャブだけど、いわゆる、フルトラの車はありますね)と。エンジンとめたらもっとするとちょうど信号だったのでとめてくれました。なるほどね。BBは新車の時からそうだということです。
 BBはエンジンは丈夫でミッションが弱いですと。壊れると高そうですねというと何百万もかかりますと。しかも部品がないと。(^^;これは乗れる車ではありませんね。
 BBは中途半端な車に思えます。豪華GTだけれど、荷物は積めませんから、旅行に行くことも出来ないし、買い物に使うことも出来ません。基本的にはただ走るだけ。しかし、ワインディングを攻められるような車でもありません。高速巡航向き。室内は広いですが、ヘッドクリアランスはなくて、背が高い人だと乗れない。
 なんのために作ったのかが良く分からない車です。ディノだとワインディングを走ることも出来るし、荷物を積んで旅行にも行けます。ディノの方が使える車です。
 ポルシェだともっと実用性を考慮しています。そして、その中で走りに振ったモデルも出します。
 ロータスなら、実用性?そんなの知らん、走って楽しければいいんだ!という車作りです。これはこれで明確です。
 フェラーリもデイトナ以前は明確に豪華GT路線でこれはこれではっきりしてたと思います。でも、BB以降、512TRまでのモデルはなんのためのかよく分かりません。
 まあ、でも、長距離ドライブ(旅行ではなく)だけの車、と考えることは出来ますか。そうすると極めて贅沢な車です。ポルシェみたいに実用性を考えるような貧乏くさいことはしないと。そこがBB系統の車の魅力なのかもしれません。

 試乗が終わって、ディノがやはり良いですが、現実的には308か328位ですと言うと、328は308よりも良い車でです。328は壊れませんよ、今仕上げているのがあるのでまた見に来て下さいと。社長、商売お上手です。
 まあ、こうやって試乗させて、乗った人が実際に乗った車を買うことはなくても、他の手が届く車を買ってくれる可能性はあります。そういう意味で、将来の商売につながると考えてこうやって試乗させてくれるのでしょう。
 328は興味がなかったので良く知りません。横置きなら比較的軽量でエンジンも軽いディノが限界、それ以上は無理があるというのが頭にあるので、駄目車としか考えていませんでした。V8フェラーリなら348以降でないとと。まあ、でも、512BBが予想よりもまともだったので、今の私なら328でも問題はないのかもしれませんね。買う買わないは別の話として。逆にエリーゼの必要性の方が薄いかもしれません。でも、エリーゼの方がやはり似合うかな?私にフェラーリは買える買えないは別にして似合わないかも(苦笑)。
 なんにしても乗る機会がないと思われる車を三台も乗ることが出来ました。感謝、感謝=>鞍社長。

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